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徽宗皇帝のブログ

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アメリカで新百ドル札の見本が盗難に遭う (追記あり)
米国が新ドルへの切り替えを行うというのはどうやら本当であるようだ。
下の英文記事(引用1)はNBCの「4NEWS」というネット記事から転載したものだが、私の貧弱な英語力で判読した限りでは、新ドルへの切り替えは来年行われるようである。その見本が輸送中に盗まれた、ということのようだ。
ここ数年の世界的な金(ゴールド)集め状況から見て、新ドルが金本位制を採用することもほぼ確実だろう。それと同時に、金(ゴールド)の裏付けのない旧ドルは紙屑同然の扱いになるのではないか、と私は予想している。これが世界的な経済的激変を起こす可能性は高い。要するに、無数の人や組織、会社や一部の国家までが破産することもありうる、と私は思っている。一つの国だけが金の裏付けを持つ貨幣を所有する、ということがどういう結果をもたらすのか、まだよく分かっていないのである。
なお、この記事の存在は「東海アマツィッター」から知った。
蛇足だが、私はNBCがどの程度のジャーナリズムか知らなかったので、ウィキペディアで調べたが、アメリカの三大ネットワークの一つであるらしい。(引用2)
ここには写真のコピーができなかったが、新百ドル札は、表がベンジャミン・フランクリンで、裏が何かの建物、たぶん米国国会議事堂(と言うのか)か何かである。

*追記と追加引用を後で書き加えている。これまでは噂話にしかすぎなかった新ドル発行という怪物がいよいよ姿を現しかかっているのだから、庶民もその心構えをしておく必要があるだろう。貧乏人には関係の無い話だとは言えないのだから。米国の実質的デフォルト、米国債切り捨て、為替レートの急激な大変化などから来る日本のハイパーインフレに備えて、「物」をできるだけ買っておくことをお勧めする。


(引用1)

Batch of New $100 Bills Stolen from Plane

The theft wasn't discovered until the batch of money arrived by courier service at the Federal Reserve Building in East Rutherford


Friday, Oct 12, 2012 | Updated 9:46 PM EDT





Federal authorities are warning merchants to be on the lookout for stolen $100 bills that aren't supposed to go into circulation until next year.

The bills were stolen from an airplane that landed in Philadelphia from Dallas Thursday morning. The plane had been transporting money from the Federal Reserve facility in Dallas.

The theft was reported by a courier service transporting the C-notes when the shipment arrived Thursday afternoon at the Federal Reserve Building in East Rutherford, N.J. Officials then discovered some of the money was missing.

Investigators said these Benjamins are easy to spot. The new bills have sophisticated elements to thwart counterfeiters, like a disappearing Liberty Bell in an orange inkwell and a bright blue security ribbon.

The FBI said a "large amount'' of bills were stolen, but agents aren't giving specifics.

The $100 bills are not scheduled to be released into circulation until next year.

Anyone with information is asked to contact the FBI at 215-418-4000.



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Copyright Associated Press / NBC New York


(引用2)
• NBC - Wikipedia
NBC(National Broadcasting Company、全国放送)は、アメリカ合衆国の三大 ネットワーク(Big Three Television Network)のひとつで、NBCユニバーサルグループ の主体となる企業である。ネットワークの本部はニューヨーク・マンハッタンのロック フェラー ...


(追記)

新ドル発行の影響がどのようなものになるか、「SIT」というブログが簡潔に書いているので、それを紹介する。2007年の記事だが、現在でも事情は同じだろう。


(引用3)



これからの米国ドルの行方をシュミレーションすると、次のようになります。

Step1) 米国政府は現在のドル(グリーンパック)を国内では流通不可にし、すでに準備してある新ドル(ブルーノート)を発行。新ドルは兌換紙幣とする(金との交換が可能)。
Step2)新ドル発行とともに、旧ドルは大暴落する。旧ドルを大量に抱えた中国や日本は、デフォルト(国家破産)状態となる

 これが米国が借金をゼロにする「クラッシュ・プログラム」と読んでいるのものの実態で、これまで数年あるいは数十年かけて準備されて来ました。

 このような事態が伺えても、いつまでも米国一辺倒の政策を続ける自民党政権は必ずや日本国民を「地獄」へと導く事になる筈です。
 おそらくこれから数年日本国民の多くは、米国の裏切りによる恐るべきハイパーインフレの中で塗炭の苦しみを味わうのは間違いないでしょう。


(引用4) こちらは「晴耕雨読」からの転載。この筆者は「阿修羅」で有名な「あっしら」さんだと思うが、経済通の方である。この記事は比較的新しい。



いずれにしろ、新札(100ドル刷あるいはアメロ)の発行時にはオバマ大統領の次のような宣言が発令される可能性が高い。

今までの旧ドル札は米国民であれば、いつでも無制限に新ドル札に交換します。ですから、旧ドル札はそのまま持っていてください。ただし、交換比率は00対0となり、新札の00分の1は金との兌換が可能となります。ただし、国外の旧ドル札については、一切新札ドル札には交換できません。(米国民は交換比率が1:1あるいはそれに準じた比率となる可能性も高い)

ここで問題になるのは、外国や外国籍の人間が持つドルや米国債の価値がどう変動するかという点である。この宣言の直後から米国内と米国外のドルは切り離されることになり、外国、例えば日本や中国の 所持するドルは「金」との交換ができないただの紙切れ同然となり、兌換紙幣(新ドル札)との間に新たに為替レートが誕生することになる。

当然外国人の持つドル紙幣の価格は下がり、1ドルが1ドルではなくなってしまうことになる。勿論、現在日本や中国が保有している米国債の価値も同様である。 当然、こうした手段は、国際的な非難は浴びることになるのは必至であるが、これによって米国は対外債務を激減させることが出来るというわけである から、まさに起死回生の一手である。後は、金兌換による新札の信用回復を待つだけである。 場合によっては避難の矛先(ほこさき)を他に向けるために、イランや北朝鮮を巻き込んだ戦争を引き起こす可能性もないわけではない。

米国がこうした手段を講じた場合、大損害を蒙(こうむ)るのは、約2兆ドルもの外貨を有する中国と約1兆ドルのドルを持つ日本、それから約4000億ドルのロシアということになる。米国は、日本など何とでも言い含めることが出来ると 、高をくくっているに違いないが、反発を一番恐れているのは中国である。

そこで、密かに中国と密約を結び、金兌換分を考慮した残りの損失の全額補填を約束し、 日本は勿論、ロシアも切り捨てるという手を打つ可能性も全くないわけではない。現実に、ロシア外交筋によると、米政府は既に中国当局者を呼んでアメロ発行に関して何らかの話し合いをしているといわれているからである。要するに、アメリカは米中2国による新たな世界支配体制を考えている可能性 も決して小さくないのだ。




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