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徽宗皇帝のブログ

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医療分担の促進が必要ではないか
女性医師問題(と言っておこう。つまり、医療現場で女性医師が置かれている立場が男性医師と異なるという問題だ。)について書かれた記事の一節で、ここには「改善策」が示されている点で有益だと思う。
「診療看護師」については私はかなり前に書いたような気がするが、要するに、年期を経た看護師は新米の医者より的確な診断や治療ができるだろうから、ある程度医者の仕事を任せていいのではないか、ということだ。たとえば高血圧などの慢性病の治療は、ほとんどが「前回に同じ」のはずであり、医者が診る必要性はゼロではないか。風邪などの「日常的な」病気も同様だ。看護師が「これは難しい(危険性の高い)病気の可能性がある」と思った時にだけ医者に任せればいいのである。
大体において、「初回診断」だけ医者が行い、それ以降は「診療看護師」が行えばいいと思う。
要するに、医療業務の分担である。医療事務まで医者が行うのにはやむをえない事情があるのかもしれないが、それも「医療秘書」を付ければ軽減されるのではないか。
ただし、当然、医者の所得の幾分かはそれらの「医療補助」を行う人々の雇用分に回されるのは覚悟すべきだろう。
昔に比べたら医者の所得は驚くほど高いわけでもないだろうから、過重労働に耐えても高所得を選ぶという医者もいるだろうが、カネのためにいつまでも「医者の不養生」をしているわけにもいかないだろう。

(以下引用)


さらに、医師の人数が限られている中、妊娠・出産、育児で一時的に医療現場から抜ける人員の穴埋めをするために、業務の効率化を考える必要があると言う。

「医師は医師にしかできない業務に集中させて、他の医療職に任せることを進めないと高齢化が進む今後を乗り切れません。海外のように、一部の診療業務ができるナースプラクティショナー(診療看護師)や、フィジシャンアシスタントを本気で導入し、医療事務は医療クラークに任せるなど根本的な業務の見直しが必要です。これは、女性医師に限らず、過度な業務負担に喘いでいる男性医師のためにもなる改革のはずです」


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