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徽宗皇帝のブログ

徽宗皇帝のブログ

近代世界と天皇制
「混沌堂主人雑記」所載の「神戸だいすき」ブログ記事の一部である。(記事容量オーバーのため一部カット)
世界認識、歴史認識においてほとんど私も彼女と同じである。
特に、第二次大戦後に日本が自分自身で戦争の総括をできなかったのは、「国民全員が戦争協力者であり、大半が戦争推進者、つまり戦犯だったから」だというのは、私が何度も書いてきたことだ。一部の「公式戦犯」や軍部や天皇のせいにすれば終わり、という問題ではない。
もちろん、天皇は退位すべきだったという意見も、心情的に理解できるが、天皇を「象徴天皇」として残したことで日本は穏健に再建されたと私は思っている。私はフェビアン協会的な(漸進的)社会主義者だが、あの時に日本に共産主義革命が起こっていたら、日本の再建は100年は遅れただろうと見ている。今の若者の半分くらいは生まれてさえいなかったかもしれない。
これは、現在の象徴天皇制を否定する考えに対しても同じである。たとえば、天皇が存在しなくなり、安倍総理が完全に権力を握り、いや、ほとんど既に握っているのだが、北朝鮮的な「国父」となった日本をあなたは望ましいと思うのか。政治権力を持たない天皇が精神的な権威となって政治権力と無言で対峙するという、「日本的民主主義」は現在、世界のほとんどの先進国で破綻した民主主義へのひとつの解答になりうるものだと私は思っている。国会で野党が完全に無力である現在、或る意味、今上天皇は、民主主義と法治主義と平和主義(それに、人格主義や人道主義やモラルも含めてもいい。)の最後の砦ではないかとすら思っているのだ

なお、混沌堂主人が天皇という存在に対して私と正反対の意見であることは、私が「混沌堂主人雑記」を愛読し、しばしば引用することと別に矛盾はしない。私は、自分の考えが絶対に正しいなどと思ったことは一度もないし、考えが間違っていたらいつでも変えるつもりである。そのためにも、自分と異なる思想にも触れることは私にとっては必要なことだ。


(以下引用)







1913年中央銀行をつくって、世界を制覇した銀行家どもは、IMFを頼りに、次の支配を画策する。

けれど。

ことのいきさつを鑑みれば、アメリカ帝国が責めを逃れることは出来ないでしょうね。

「うちらが悪いのと違う。悪いのは、あいつらや!奥の院や!」
そういうしか、他に逃れる方法が無い。

まるで、第二次世界大戦後のドイツが、すべてを「ヒットラー」にかぶせ、ナチスのせいにして、逃げ延びたように。

ディープステイトのせいにしなければ、人間として、立ってられないでしょう。
己の良心に打倒される。

日本が戦争犯罪国家の汚名をそそぎかねたのも、
戦場から戻った兵士、ひとりひとりの胸に、自分が犯さざるを得なかった、平時なら「殺人・強姦・強盗」でしかない負い目が消せなかったからだと言う気がする。

いくら、戦争はきれいごとじゃない。
戦争だから仕方なかった・・・と自分に言い聞かせても、すすぎかねる苦しみが消せなかった。

今、多くのアメリカ帰還兵が苦しむイラク戦争、ベトナム戦争・・・もう、善良な市民に戻れない深い傷。

アメリカこそ戦争犯罪国家であることを、帰還兵の良心が知っている。

アメリカが、本当に行き詰った理由は、これだと思うよ。

もう、ディープステイトを持ち出さなければ、次のステップが踏めない。
そこまで、自分たち自身を追い詰めたのだと思う。
人の心には天使と悪魔が棲んでいる。

それを分裂させて、全ての悪は、クリントン!お前らだ!そう弾劾することで、自分たちを天使に戻す。

70年間、戦場で人を殺さずに来れた日本国とは、そこが違う。

日本にはわからない。

今吹き荒れているのはアメリカ帝国の病理だ。
やっぱり、アメリカは、分解するでしょうね。

アメリカが落ち着かないと世界も落着けない。
アメリカが落ち着くためには、かつての宗主国、すべての悪の根源である大英帝国を消すしかないでしょう。

ロンドン市にあんなに黒人が多いのは、殖民地に対して白人が行った犯罪への贖罪の心理があるからですよね。
結局、自分の重さで潰れていく。

ヨーロッパに、あんなに移民を受け入れたのも、ほぼ、同じでしょう。
あるいは、殖民地からの逆襲か?

イスラエルは、一面大英帝国の出先だ。
英国がイスラエルを建国させた。
アメリカとともに、大英帝国の子分たち。

ここがね・・・崩れていく。

大英帝国によって滅亡に追い込まれたロシア、イスラム圏、アジアが、明日を開く。
人間一代では、答えは得られないけれど、

私たちは、ここ一世代の間に、100年分の修正を見ることになるのでしょう。

日本が払うべきは、何だろう?

日本が支払うのだろうか?
日本に流入し、日本を占領した半島人が支払うのだろうか?

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