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徽宗皇帝のブログ

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ドルの終わりと資本主義の終わり
「カネの亡者」増田俊男の記事だが、カネの亡者だからこそ見方が冷静でシビアである。
ここに書かれた内容はかねてから多くの人が指摘していることだが、「投資」関係の御用評論家が口を濁していたことである。言えば、「金融資本主義の終わり」が早まる責任を取らされる可能性があるからだ。
「金融資本主義」は結局のところ、資本主義の終わりを糊塗するだけの策、弥縫策にすぎない。そして水野和夫が言うように、現在の世界にはフロンティアは無く、最上級国民の獲物は海外国家から「自国の中間層」になっているのは現実世界を見れば明白だろう。ただし、それは西側諸国の話だ。ロシアや中国は、まだそこまで至っていないし、「社会主義の精神」があるから、そうならない可能性が高いと私は見ている。ただしそれは「精神」の話であって、現実的には今後の世界は「資本主義と社会主義の融合体」になると思う。
それは社会福祉制度を推進していたころのイギリスでもある。その後のサッチャリズムは「金融資本主義」と「新自由主義」でつかの間繁栄し、今は「無責任政府(新自由主義の当然の帰結である)」によって地獄化していることは言うまでもないだろう。

(以下引用)




<愉快な暴言>トランプは消えるローソク最後の輝


PDFファイル「愉快な暴言_20250605


アメリカというローソクはやがて消えることが決まっている。
トランプは消えるアメリカの最期の輝きである。
小泉純一郎は「自民党をぶっ壊す」と言って自民党を立て直した。
トランプの役割はアメリカをぶっ壊すことである。
もちろんトランプはそんなことは知らないし、知らされていない。
関税片手にMAGA(Make America Great Again)の為に頑張っている。
偉大なアメリカが再現出来ると固く信じていて、自分がアメリカをぶっ壊す任務を帯びているなど思ってもいない。
トランプはやんちゃなピエロである。
アメリカの命のドルが衰退し、財政は潜在的に破綻し、世界の警察官であった米軍は世界中から撤退。
七つの海を制したパックスブリタニカの大英帝国がそうであったように、アメリカは自らの殻に閉じこもろうとしている。
ぶっ壊し屋父小泉純一郎の倅小泉進次郎が古い自民党をぶっ壊そうとしているように、トランプは遠隔操作で戦後のアメリカをぶっ壊そうとしている。
アメリカから製造と労働を奪った黒字国から、取られたものを取り戻すだけでなく、彼らの工場と貯めたマネーまでアメリカへ強制移動させようとしている。
そうすればアメリカは黄金時代を迎えることが出来るとトランプは信じている。
そう信じれば信じるほどトランプの血は踊る。
トランプがアメリカ繁栄の為に暴れれば暴れるほどアメリカは崩壊へ向かう。
トランプにアメリカの黄金時代を信じ込ませ、結果アメリカを破壊する者は誰か?
それはスクラップ・アンド・ビルド(Scrap and Build)で代表される「資本の意志」(私の造語)である。
戦後を主導したパックスアメリカーナのアメリカをぶっ壊す(Scrap)以外に、日本を含む世界を破綻から救出し、再生(Build)することは出来ない。


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