"経済・政治・社会"カテゴリーの記事一覧
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問題は、誰がこれだけの供託金を出したか、ということだ。選挙そのものを茶番化し、選挙への参加意思を失わせるという究極の反民主主義策謀である。
(以下引用)PR -
食料自給率10%で外国と戦争をしろと?
(以下「大摩邇」から転載) -
「反戦な家づくり」記事の一部だが、「政治軍師」として、どこか間違っているような気がする。なお、「政治軍師」と言ったのは、明月飛鳥氏の、これまでの記事を読んでの印象で、皮肉でも何でもない。氏が一番関心があるのが、権力闘争であるように思うから軍師と言っているわけだ。この記事の中で書いているフランス革命史の話も、権力闘争の話である。
まあ、私も軍略というのは嫌いではない、どころか、大学に入る前は、歴史上の軍略について学んでみたいな、という気持ちもあった。男の子はいくらヘナチョコでもそういう面があるのではないか。戦争ごっこが好きなのである。だから、アニメの「異世界転生もの」は、闘争の話ばかりだ。相手が人間か魔物かの違いだけである。「フリーレン」など、魔族相手には交渉は不可能だ、という思想なのではないか。つまり、「相手を全滅させるしか解決方法はない」わけで、まるでガザ(パレスチナ)に対するイスラエルみたいである。(私は「フリーレン」は断片的にしか見ていないので、勘違いかもしれないが。)
人間対人間なら交渉の余地もあるが、騙し合いという側面もあり、そこが「政治」である。
そういう「騙し合い」を考慮した場合、下の記事の飛鳥氏の思想は、何だかナイーブに思える。何より、日本の政治を背後で決定している存在への考慮が無さそうに見えるのである。(立憲や維新の背後には、それがあるだろう。)下手な相手と手を結ぶことは、それこそ身の破滅となることもあるのである。
(以下引用)まだ深く考えていないので、今後の思考ネタとしての転載である。
今のれいわ新選組の姿勢から感じるのは 「フニャフニャの政権交代するくらいなら、みんな苦しいだろうけど、後5年ぐらいは自公政権で我慢してね」 だ。
これで支持率が上がるわけがない。
都知事戦での「静観」方針は、これにダメ押ししてしまっている。
私は地団駄を踏みっぱなしである。
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以上、都知事選の「静観」が愚策だという理由を述べてきた。
この方針のままれいわ新選組が進んでいくと、どうなってしまうのか。
来し方、行く末を考えてみる。
2019年から5年間で、支持は1.5倍にはなっている。でもこれは、地方議員を増やしたことによる地上戦での成果だ。
地道な努力でここまで伸ばしてきたそれぞれの議員や活動家(あえてボランティアとは言わない)の努力には頭が下がる。
しかし、このペースでは、政権交代はいつの日になるのだろう。
山本太郎さんは、政権交代に向けた戦略として、まずはれいわ新選組が20人以上の国会議員を獲得し、野党内で無視されない勢力になる と言っている。
たしかに、今のままの立憲で政権交代しても、緊縮財政と軍拡という2大悪政は継続されてしまうだろう。
それでも 政権交代しないよりはしたほうがマシだと私は思うけれども、せっかく政権交代するならば、少しは積極財政を取り入れて、戦争の脅威にせめて一旦停止するくらいのことはしたい。
だから、太郎さんの戦略に、基本的には私も同意する。
しかし、それはうまくいかないとも思う。理由はこれまた3つ。
① 衆参あわせて20人程度の勢力は、立憲のやつらは平気で無視する。
2012年 小沢グループが公約破りの民主党から分離独立する前、小沢グループは50人の国会議員がいたが、彼らがどんなに言葉を尽くしても、枝野たち当時の民主党執行部は一顧だにしなかった。
まして、他党で20人ほどの勢力なら、いくら何を言っても「大きな音だね(※)」くらいにしか思わない。
※2012年 原発再稼働するなと国会前に集まった10万人の声を聞いて、野田佳彦が言い放ったことば
② 立憲は政権交代などしたくない。
20人の声を無視できなくなる、というのは、あくまで立憲が政権交代を目指している場合の話だ。
しかし、そもそも立憲が望んでいるのは安泰な万年野党暮らしであって、政権担当など二度としたくないと腹の中では思っている。
その点を、小沢さんも太郎さんも、立憲を過大評価して戦略を誤っている。
万年野党がいいのであれば、20人くらいは平気で無視する。
慌てるのは自分の議席が危うくなったときだけ。
だから組織票を持っている共産党には、選挙区を譲ってもらうためにある程度配慮するけれども、それだけの組織票を持っていない勢力には何の目配りもありえない。
③ れいわ新選組に共産党を超える戦略がない。
身も蓋もない言い方で恐縮だが、5年間で230万票が1.5倍にはなりそうな世論調査結果で、比例票では共産党に並ぶ可能性はなくはない。
だが見落としてはいけないのは、共産党には膨大な地方議員と地区委員会がある。比例票だけでは測れない実力があるからこそ、立憲も無視することができないのだ。
だかられいわ新選組が共産党を超えようと思ったら、地区委員会は一朝一夕では作れないので、比例票で少なくとも500万、できれば600万はほしい。2019年の2.5倍にはする必要がある。
これまでと同じ地上戦だけで支持を拡大していくのであれば、5年で1.5倍なので、さらに1.7倍にするためにはあと5~6年かかる計算だ。
以上、①~③より、今のれいわ新選組の方針では、野党内で発言力を持つまでに5年、そこから他の野党を動かして少しはまともな政権交代を実現するのに2~3年。
下手をすると10年計画だ。それでいいのか???
そんなにのんびりしてられない、と言って2019年に太郎さんはれいわ新選組を立ち上げたのではなかったのか?
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ではどうするか。
れいわ新選組が政権交代を主導するしかない。
今の勢力でそんなことできるわけない、というなかれ。
「そのように国民の目に映る」ことが大事なのだ。
学んだ教訓のうちの一つが、世の中を本気で動かすためには、やる気のない中間派をいかに取り込むかだ、ということ。
平原派とか沼沢派とか言われていた中間派めぐって、革命派と王党派がせめぎあい、ヌチャヌチャの沼を獲得した側が勝利し、革命が実現した。
言うことははっきり言うけれども、沼を獲得するための努力を惜しまなかった側が勝つのである。
※最後にはその努力をせずに、強権的に革命を進めるようになり、誰も彼もが、ついにはロベスピエールまでもがギロチンの露と消えて革命は国民の支持を失い、王党派の蜂起が起こり、ついにはナポレオンの独裁につながってしまった。
今のれいわ新選組に必要なことは、政権交代の先頭を走りながら、煮えきらない中間派を必死に説得する そういう姿を国民に見せることだ。
まず、正論を吐くだけではなく、「これこれの政策で政権交代しよう」と積極的に打ち出すことだ。
二言目にはこれを言う。
れいわといえば政権交代 と言われるほど、政権交代を繰り返す。
次に、立憲が聞かないから無駄だ、と言ってそっぽを向くのではなく、「これこれの政策で政権交代しよう」とあらゆる機会を使って立憲に働きかけ、その姿を国民に見せるのである。
もちろん、立憲の中にも結構まともな議員もいるので、そういう人を本気で説得することも大事だが、絶対に言うことなんて聞かない執行部に対しても、諦めたりスネたりするのではなく、国民向けのパフォーマンスとして「政権交代しよう」とれいわ新選組が呼びかけるのだ。
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その意味で、都知事選は絶好の機会だ。
普段は報道されないれいわ新選組も、ギリギリになって態度表明するといえば、マスコミも注目せざるを得ない。
その記者会見で、蓮舫の若者支援などある程度積極財政側の政策を、絶対に実行することを条件に応援する。その代わり、かつての民主党のように公約を反故にしたら、もっとも激烈な敵として追求するから、覚悟して当選してほしい、とでもぶち上げれば、れいわ新選組の評判はバク上がり間違いなしだ。
何でそういう判断がとれないのだろうか。
国会の中で毎日毎日 立憲にいじめられ、あまりの酷さを目の当たりにしているからなのか。
その気持はわからなくはないが、そこは政治の判断基準ではないはずだ。
何が国民にとって、またれいわ新選組にとっていいことなのか。判断基準はそこしかない。
都知事選はあと1週間。
れいわ新選組、なかでも私がリスペクトする山本太郎さんと大石あきこさんには、後悔しないように行動してもらいたいと切に願うばかりだ。
ここまで書くべきか迷ったけれども、もう一人の自分が、黙ってちゃいけないって。ここは言った方がいいって。 -
私も、現代の株式会社の死捨て身、じゃあない、システムはよく分からない。
一種の賭博であることは確かだろう。つまり、カネに余裕のある連中が、捨て金を使ってリターンを期待するわけだ。で、中には最初から「内部情報」を得ている人間がいて、そういう連中はけっして失敗しないのだろう。ある意味、銀行という商売自体が同じだとも言える。つまり、金融業が始まった最初の最初から事情は同じで、時代が下るにつれてわけのわからない理屈が増えただけではないか。
コメント46が正論で、それに対する38,61は詭弁にしか見えない。実際、内部留保の巨大さから、トヨタはカネを借り入れる必要はゼロであり、逆に株式会社であることによって、巨大なマネーゲーム(株式の争奪戦)の対象となって会社が海外資本のものとなる可能性もある。
「グレートリセット」は、「今後の経済成長は無い、とすると金融業そのものが先はない」、という西側金融界のちゃぶ台返しだろう。庶民の貧困化が、社会の経済成長を不可能にするのである。消費者が存在しないのに産業が成立するはずがない。AIなど、産業文化のあだ花だろう。つまり、削減される人間の下位互換として人間奴隷が機械に代置されるだけの話である。
(以下引用)【悲報】株式会社の仕組み、意味不明・・・・
1: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:09:58.18 ID:wBNXtTx60現代社会に株式って必要か?2: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:10:49.16 ID:ByKtfXCe0むしろなぜ不必要と思えるのか3: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:12:11.32 ID:wBNXtTx60>>2
株がなきゃ立ちいかない企業って現代に残ってる?5: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:14:05.17 ID:ByKtfXCe0>>3
ビッグモーター
はい、終了4: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:13:58.42 ID:wBNXtTx60株って「やっべ…金ないからみんな助けて!!」ってシステムやろ?7: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:14:40.10 ID:kL0Ktv/F0>>4
じゃあ借入金との違いは?11: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:15:56.37 ID:wBNXtTx60>>7
責任感の違い?
株→紙切れにしてもいい
借り入れ金→返さなきゃいけない15: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:17:30.90 ID:kL0Ktv/F0>>11
分かってるやん
短期で返済の必要があるから借入だけでは長期投資できない13: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:16:47.61 ID:kL0Ktv/F0>>7は?
自己資本が全額利益剰余金なんて企業ないやろ16: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:17:32.08 ID:wBNXtTx60>>13
だから教えてくれって言ってるんやが
もしかしてお前アホなんか?6: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:14:18.08 ID:U6x+H3vO0法律上は株主が社員ってのも意味不明やわ
総会に出席するだけのおっさん共8: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:14:44.46 ID:+hqx141t0イッチは理解していないだけ9: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:15:02.60 ID:wBNXtTx60誰か詳しい奴教えてくれー!!!17: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:17:37.67 ID:WiOQ1e2u0金が無いから立ち行かない、やなくて
事業規模拡大したい時にやるもんやろ株式化は19: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:19:12.71 ID:wBNXtTx60>>17
それ現代に必要なんか?
昔みたいにお金のやり取りが面倒な時代に発展した文化やない?21: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:20:19.59 ID:+hqx141t0>>19
お前本当は理解してるだろw23: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:20:26.33 ID:kL0Ktv/F0>>19
よくわからん
現状の実力以上に規模拡大するには元手が必要ってことに対してどういう主張?27: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:23:46.26 ID:wBNXtTx60>>23
元手欲しいから株発行しようとするレベルの企業ってもう成熟してない?
その辺がわからんワイも株発行できる?37: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:28:44.41 ID:aNN4x5SS0>>27
成熟してないから元手がないんだろ40: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:29:16.08 ID:wBNXtTx60>>37
となると大企業が株持つ理由のほうが薄いってこと?56: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:32:15.76 ID:aNN4x5SS0>>40
大企業ってのは投資を繰り返してさらに成長していくんや
その時に手元にある金だけ使ってたら大企業でも足りなくなるぞ60: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:34:26.82 ID:wBNXtTx60>>56
はぁ…
格差生まれる原因ってここじゃねぇか?63: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:36:56.20 ID:e8sa3NJb0>>60
じゃ君も企業すればいいやん67: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:39:06.18 ID:wBNXtTx60>>63
でも中小企業の株ってみんな買わないやん?
お前もエヌビディア買うやろ?70: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:41:18.03 ID:54hgknxo0>>67
お前さん、多分根本的に抜けてる知識と考えがあるぞ
真面目にchatgptにでも質問内容突っ込んでみ
ちゃんと体系立てて説明してくれるから75: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:43:09.35 ID:wBNXtTx60>>70
せやね
お前はもういらんからええで
他の奴らとスレで楽しく語り合うわ38: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:29:02.97 ID:gESgKndI0>>27
成熟してようが事業拡大したり新しい事業を始めたりするには大量の金が必要で、手元の金だけじゃはたらんよ
価値ある資産や別の事業を売って賄うこともできるけど、それは将来的な食い扶持を切り捨てることにもなり得るリスクがあるお前が儲かるストーリーを説得力もって示せるなら株は発行できる=投資家が金を出す
46: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:30:34.57 ID:wBNXtTx60>>38
逆に大企業ほど株式発行してる理由が無いってことね61: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:34:40.91 ID:gESgKndI0>>46
一文字も読んでくれてないやん悲しいわ
規模に関係なく事業展開には先出す金がないから、その調達手段の1つとして存在してるだけやマネーゲームが金稼ぐことならそれこそ中小だって営利やし
65: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:38:27.63 ID:wBNXtTx60>>61
市場見てるとエヌビディアとかトヨタとかみんな買うわけやん?
中小企業にホンマに金回ってるんか?72: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:41:56.88 ID:gESgKndI0>>65
その中小企業が利益を出すストーリーを投資家に説明できて、そのために資金が必要だというなら金は集まるよ投資家の目的は金を配ることではなくて事業を成長させて儲けることなので
77: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:43:54.10 ID:wBNXtTx60>>72
ホンマにそう思ってる奴がいたらもっと中小企業も成長してそうなんやがな85: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:47:50.68 ID:gESgKndI0>>77
IR戦略が下手だったり零細だとそもそも誰も知らんから投資しようがないとかある
創業段階では株式市場とか関係なくてまずは銀行の支援やな18: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:18:56.25 ID:iAUp7M9I0ズッコケ三人組の株式会社でも読んでろ20: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:19:40.23 ID:wBNXtTx60そのズッコケなんたらかんたら読んで勉強するわサンガツ24: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:22:01.15 ID:ByKtfXCe0>>20
煽りとかやなくてマジで参考なるで
仕組みが分かる25: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:22:15.90 ID:S2/egIAC0債券より発行しやすく
債券より売れるからやろ
成長が見込める企業ならね29: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:25:18.76 ID:wBNXtTx60>>25
元手欲しい→株発行するわこの時点で企業としてゴミやない?
いや銀行から借りることを選ばず失敗してもええ株に逃げるんか…?ってなる
現代ならなおさら33: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:27:52.71 ID:e8sa3NJb0>>29
ええ…48: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:30:56.81 ID:aNN4x5SS0>>29
成功したら株主に対して最初の投資額以上のリターン与えるぞ
配当も出すし30: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:26:58.36 ID:54hgknxo0ただの資金調達の手段の一つだから、現代社会にこそ必要度増してると思うよ32: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:27:36.37 ID:wBNXtTx60流動性が高いってことでええか?36: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:28:31.30 ID:nL9cW3SQ0投資側のリスクについての方が大切やろ
有限責任で出した金しか損せんのやから39: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:29:06.39 ID:oyp7Ssq40もう有限会社作れないからしゃーない50: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:31:31.24 ID:1SeO5cMB0株式会社の仕組みは有用だけど株式市場はくそやと思うで
株買ってもその金は会社に流れずマネーゲームに使われるだけや51: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:31:40.05 ID:wBNXtTx60小企業→企業成長として有益
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大企業→マネーゲームのおもちゃってことやね
52: 名無しさん 2024/07/13(土) 08:31:42.80 ID:kOoQl0w50株式会社なのに株が買えない非公開の意味がわからない -
「櫻井ジャーナル」などの、まともなネット論者や政治に詳しいネット民なら最初から分かっていたことだが、米資本家層の末端部品であり、ユダヤDSの手下である増田俊男がこう明確に書いたところに価値がある。
(以下「時事直言」から転載)<時事直言>ウクライナ戦争を総括すれば
ウクライナ戦争は2022年2月24日ロシア軍がウクライナに侵攻したことから始まった。ウクライナ戦争が始まるまでにウクライナで何が起きていたかを知らねばウクライナ戦争の真実を知ることは出来ない。
今から10年前の2014年2月、ヤヌコビッチ親ロ政権が数か月間にわたる民衆の暴動で崩壊した。
打倒ヤヌコビッチのクーデターは、当時米国務次官のヌーランドと国務省傘下の民主運動支援機関、CIA工作員、ジョージ・ソロスによる民主運動資金援助などで成功したのである。政府転覆を叫んで行進をしていたデモ隊に米国務次官ヌーランドがアメリカ製クッキーを配っていた当時の映像がある。
当時のアメリカの大統領であったオバマ、副大統領であったバイデンは「親ロ政権を倒し親米政権樹立に成功した」との記録を残している。
プーチン大統領は「ヤヌコビッチ政権は米国製クーデターによって打倒された」と述べているが、それはオバマ、バイデンが口には出せないが認めていることである。
プーチンはアメリカと新たな親米政権に対する報復処置として、クリミアに軍事侵攻、平定後住民投票を行い住民の90%以上がロシア帰属を希望したことによるクリミア自治区議会のロシア帰属決議をロシア議会が承認することで2014年3月クリミアはロシアに併合された。
以後ウクライナではロシア系住民が多い東部とウクライナ政府軍との内戦が続いたが2014年のミンクス合意(ベラルーシ首都ミンクスでウクライナ、ロシア、2014年に独立宣言をしたロシア人系ドメツクとルハンスク人民共和国が参加)が締結された。その後数か月小康状態が続いたがドンパス地区での戦闘が再開、内戦続行となった。フランスとドイツの仲介で再びミンクスで停戦合意が成立したが、やがて双方が合意を無視して内戦続行となっていた。
プーチンにとってウクライナがロシアの敵のNATOに加盟することは自分の裏庭を敵に渡すも同然のことだから決して許されないことである。
その為2022年1月から2月にかけてロシア軍約20万をウクライナとの国境に集結、ウクライナにNATO加盟を断念するよう圧力をかけた。
ウクライナとの国境へロシア軍を集結したのはあくまでもウクライナに対する圧力であって軍事侵攻など考えていなかったとプーチンは証言しているし、ショイグ国防相も軍事行使の計画は全くなかったと明言している。
バイデン大統領は(ロシアがウクライナ侵攻する4日前)ホワイトハウスでの記者会見で「数日中にロシアはウクライナへ軍事侵攻する」と述べたので驚いた記者たちは、「一体何が根拠でそういうことを言うのか」と問い質したところバイデンは「CIAからの確かな情報だ」と答えた。
ロシア軍の国境終結が終わるのを待っていたかのように、ドメツク、ルハンスク人民共和国内の学校や病院などがゲリラ攻撃を受け、数十人が無差別に殺害され、道路には地雷が仕掛けられ犠牲者が増え続けた。
現地を取材したフランスのルモンドの記者は、殺戮を行ったのはウクライナ軍ではなくヤヌコビッチ打倒の際結成された民兵組織で「CIAや米国務省、ジョージ・ソロスなどがバックにいる」とのことが明らかになった。
プーチンの目の前でロシア人を無差別殺戮して見せればプーチンがどうするかCIAは知っていたのではないか。
ロシアとウクライナの戦力を見れば、戦争をする前からウクライナに勝ち目はないことが分かる。
知っておかないといけないことは、日本を除く欧米はウクライナはロシアに絶対に勝てないことをはじめから承知の上であること。
戦場に残されたタンクや装甲車、機関砲などの残骸からロシアの兵器もウクライナの兵器もすべて旧式の中古品であることが分かる。
アメリカからウクライナへ兵器が送られると言うことは対ウクライナ支援予算を軍事産業に払うことである。
すなわちウクライナ軍事支援は自国の軍事産業支援である。
欧米でウクライナ追加軍事予算が決まった今、年内停戦になったら軍事産業支援が中断される。
7月1日欧州議会の議長国になったハンガリーのオルバン首相は欧州連合とNATO加盟国唯一の親ロ派である。
オルバンは7月2日ゼレンスキー、7月5日プーチン、7月8日習近に会いウクライナ戦争停戦を説得している。
欧米はウクライナの民主主義の為などと言いながら、停戦に反対し、ウクライナ国民の悲劇を増幅すると同時に軍事産業の利益を倍増しようとしている。
和平交渉の前に即時無条件停戦を主張する欧州連合新議会議長オルバンがアメリカと欧州勢から総スカンを食らうのは当然である。
これで「ウクライナ戦争とは何か」が分かっていただけたと思う。 -
前にも載せたが、7月9日の4大全国紙の安倍射殺事件記事の記事タイトルが全部同じであることから、安倍射殺が日米支配層による「予定の行動」であったことが明白だろう。当然、その手下の日本政府も了承済みである。だから「疑惑の銃弾(銃弾の行方不明、銃弾入射角度の異常さ)」なども、その後まったく論理的説明が無い。犯行が、山上徹也以外の存在による可能性もまったく捜査されていないはずだ。しても無駄だと警察も重々承知しているわけで、これは「国家的犯罪」それも、米政府と日本政府が背後にいる犯罪である。
この事件の報道から明白なように、テレビも新聞も、情報源としては、まったく信頼に値しないわけである。利用するなら、「その虚偽報道の裏は何か」を考える材料としてだろう。
日本経済を破壊し、国民を貧困化させ、三権分立制度・民主主義を無意味化した馬鹿総理(馬鹿だからわりと人に好かれたらしい)の安倍も、死んで少し株が上がった(殺されるからには、殺す価値がある存在、日米支配層にとって、ある種の脅威だったということ)のは皮肉である。 -
まあ、私同様、アフリカの歴史と現状に無知な人間にとっての「お勉強」記事で、当然、読んで楽しいものではない。私は藤永茂博士の真剣で誠実そのものの超真面目なブログさえ、継続的には読めない体質なのである。ただ、世界はアフリカについてもっと良く知るべきだと思っているので、参考までに載せておく。良心のある人間なら、この種の記事も時には読むべきだろう。
言うまでもないが、アフリカに対する植民地搾取はフランスだけではない。欧州の大半がやっており、また植民地的支配はアフリカだけの話ではなく、南アメリカ、アジアすべての問題だ。ある意味では現代の日本もアメリカの植民地である。副島流に言えば、それを「属国」と言う。その支配の現地人協力者を(広い意味では)買弁と言う。つまり、日本政府と政治家と官僚と資本家がそれだ。(資本家の政治支配は、我々が考える数倍ひどいもので、たとえばこの前の都知事選で、誰が石丸に巨大資本を投下し、テレビ・新聞が彼をいかにアピールしたかを考えればいい。)
(以下引用) -
私はこの「eternal何とか」ブログも内海聡もあまり好きではないし、ここで内海聡が言っている内容もほとんどがネットの一部では耳タコの話だが、彼が立候補までして大勢の人の前で、この「日本の現実」を訴えた勇気は立派だと思う。大衆を「愚民」扱いする、口の悪い露悪的な人間だが、本来的には正直で正義感の強い人間なのだろう。
(以下「大摩邇」から引用) -
北林あずみ氏(男性)の長大な論文の一部で、非常に素晴らしい内容なので、全文を読むことをお勧めするが、まあ、政治学に興味のある若者にお勧めしておくだけにして、その一部を抜粋しておく。要するに、「共産主義」というのは実体がゼロの観念で、「反共」というのは、その実体が存在しないものへの攻撃でしかないのだが、その「反共」が世界政治を毒している、という話だ。つまり、日本で言えば、「日本共産党」が「共産党」という看板を下ろすだけで、政治が明瞭に健全になるわけである。
(以下引用)
統一教会の「反共」の政治的意味と、日本共産党への提言と批判……日本共産党を名乗る弊害
今回は長い前置きはなしにする。
この記事の狙いは、統一教会のいう「反共」の政治的意味を丸裸にすることと、統一教会が「反共」に忍ばせている政治的野望と目的とを暴いて徹底的に批判し、右翼と極右と保守と、そして日本会議などが結集する「反共」という牙城が、日本の政治と社会にどれほどの悪影響を及ぼしているかを剔抉することにある。
が、それを論じるには、共産主義の理解が前提になければ始まらない。そして、「反共」が目の敵にする日本共産党とは、どういう政党であり、日本共産党のいう共産主義とはどういうものか、その理解もまた不可欠となる。
したがって、統一教会の「反共」を語る前に、共産主義と日本共産党について論じることにする。長くなるだろうが、辛抱して読んでいただきたい。
共産主義と社会主義との違いをどれほどの人が知っているだろうか。
ほとんどの人が共産主義と社会主義とをごちゃ混ぜにして使っている。
ごちゃ混ぜになっている責任は、共産主義という概念自体の曖昧さにある。というか、共産主義という概念が、あってないようなものだからだ。
エンゲルスは『空想から科学へ』を出版して、フーリエ、オーエン、サン=シモンなどの空想的社会主義を批判したが、共産主義こそまったくの空想であり、妄想だ。
マルクスが論じたのは社会主義であって、共産主義ではない。共産主義社会は、社会主義社会の「はるか先に出現」するだろう理想的社会として「空想的」に、そして夢物語として、ほんの「さわりだけ」触れられたに過ぎない。マルクスが論じた社会は社会主義社会であり、共産主義社会は、社会主義社会がより高度に成熟した先に出現する「だろう」社会として「夢」見たものでしかない。
マルクスの哲学(もしくは思想)と、マルクス主義とは違う。
これもほとんど理解されてはいない。この件については後述する。
共産主義という概念は、ほとんど語るに値しないものだ。夢でしかない社会であり、空想、もしくは妄想の世界の社会でしかない。
「共産主義」という言葉が一人歩きを始めのは、マルクスとエンゲルスによって書かれたとされる『共産党宣言』の影響があまりにも大きかったからだ。が、『共産党宣言』は共産主義者同盟の思惑が濃厚に入り込んだもので、厳密に言えば、マルクスによって書かれたものとは言えない。そして、共産主義という思想を具体的に語ったものでも、共産主義社会それ自体を語ったものでもない。社会主義を目指す政治的姿勢の宣言に過ぎない。
が、その宣言が社会に与えた衝撃があまりにも大きかったから、共産主義が一人歩きを始めてしまったのだ。本来なら、『社会主義への道と宣言』とでもすべきものだ。
一般にいわれているマルクス主義は、社会主義革命を初めて成し遂げたレーニンがマルクス哲学を独自にアレンジしたものだ。当然に、社会主義革命に至るまでの実践的革命論と、革命後に樹立した社会主義国家をいかに維持し発展させていくか、その実践的課題と克服とを中心にしたものになる。言葉の厳密な意味でのマルクスの思想とはいえない。だからマルクス・レーニン主義といわれている。
ロシアの国内と国外のブルジョアジーによる反革命から、革命後の脆弱な国家を死守していくために、強調されたのがプロレタリアート独裁だった。レーニンはその独裁国家を、「共産主義社会」へと移行するまでの過渡期の国家として位置づけ、社会主義国家とした。したがってその独裁国家は全体主義国家だといえる。階級のない社会へと止揚しながら発展していく、原動力であり、歴史的使命を背負ったプロレタリア―トによるものだから、独裁が正当化されたのだ。
(中略)
日本共産党を揶揄し、侮蔑し、徹底批判するのは、統一教会の「反共」に加担しているという理由だ。言葉の厳密な意味での「反共」など、既にこの日本で存在する余地はないのにもかかわらず、日本共産党が、嘘偽りの「日本共産党」という看板を掲げているから、統一教会の「反共」がこの国に生き続け、この国を歪め、破壊する元凶にまでなっている。
(中略)
社会主義と違って、共産主義は思想と呼べる実体はない。共産主義という言葉がもつイメージで成り立っている。そして、そのイメージと結びついた感情で出来上がっている。
日本共産党という看板にも実体はない。イメージとしての看板だけが一人歩きし、そのイメージと繋がった感情が一人歩きしている。
だから「反共」にも思想としての実体はない。イメージと感情の集合体が「反共」だ。このイメージと感情の中に、日本共産党という看板が作り上げているイメージと感情とが入り込んでいる。実体がなく、イメージと感情だけで出来上がってる幽霊のようなものだけに厄介であり、奇怪であり、その影響が計り知れないのだ。
(中略)
統一教会が日本に「世界勝共連合」を創設したのは1968年だ。
70年安保の直前だ。
「世界勝共連合」の創設には、右翼のドンである笹川良一と、児玉誉士夫が深く関与している。そして岸信介も関わっている。
どうして統一教会が、自ら「反共」の牙城とでもいうべきものを創設したのだろうか。
わたしは、統一教会の「日本乗っ取り計画」にとって不可欠だからだと思う。優れて戦略的意味が「反共」に込められているのだ。
木下半治が『日本のファシズム』の中で、戦前に国家主義運動に身を投じていた児玉誉士夫の、当時を回想した述懐を紹介している。
日本における右翼運動とはどういうものであり、その弱点と矛盾は何か、余すことなく述懐している。溺死はしたくないので、端折って引用する。
「建国会に大きな矛盾のあることを知った。これは建国会のみではなく、その頃国粋主義を標榜するすべての団体が一ようにもつ矛盾であり、弱点だった。それは、運動資金の問題であって、この資金は財閥、政党、その他中小資本家から貰っていた。財閥・政党から貰ってやる反共運動、これでは資本家に飼われている番犬的な運動になるのは当然であった。たとえ、一方で財閥とか政党とかの横暴を攻撃したとしても、その裏では財閥や政党からお札で頭をなでられていては、これはお笑いの猿芝居だし、道化の運動である」
「当時の右翼団体といえば一部の例外は別として大半は暴力団だった。それに比べると建国会は相とうに的確なる日本主義思想をもって行動していた団体であったが、しかし、労働争議などではやはり資本家がわにつくようになった。これも他の右翼団体と同じように運動資金の問題がその運動の純真正を奪うのであった。……反共派と称した団体がその裏で資本家の用心棒に堕ちたのも、いわば、時代の生んだ一つの腫物ではなかったかと思う」
この述懐は何を意味するか。
右翼を牛耳って操ろうとすれば、資金があれば容易だという事実だ。そして戦後は、政党の資金源であった財閥が解体されたから、政党をも資金力さえあれば操れるという事実だ。
上の児玉誉士夫の述懐は戦前のものだが、基本的に戦後になっても変わらない。生死をさまよい、地獄のような満州を生きた児玉誉士夫だ。辛酸をなめ尽くした果てに、児玉誉士夫の行き着いた境地は、だったら俺が、この国を影から操ってやる、というニヒリズムの色に染め上げられた野望だったのではないのか。
満州国の軍部と手を組んだ児玉誉士夫が「児玉機関」を作り、蓄えた膨大な金品を終戦の前にこっそりと日本に運んで、戦後にそれを右翼運動を操る資金にし、今の自民党に繋がる保守政党の結党資金にしていた事実が知られている。そして、右翼と保守政党を陰に隠れて操ったのだ。だから、影のフィクサーと言われていたのだ。
統一教会がこうしたこの国の絡繰りを知らないはずがない。
日本名をもち、日本の陸軍士官学校を卒業した朴正煕の、軍事独裁政権が作り上げたといっても過言ではない統一教会なのだ。KCIAが深く関与もしている。
この国を乗っ取ろうとすれば、児玉誉士夫に倣って資金で、右翼を籠絡し、たらし込み、飼い慣らして操り、自民党議員に接近し、潤沢な資金と信者を使って、自民党議員を籠絡し、たらし込み、飼い慣らし、操ることで、徐々に自民党を乗っ取り、国家権力まで乗っ取ろうという戦略の上で不可欠なのが、「反共」というトラップ=罠だったのではないだろうか。
何故ならば、「反共」の牙城を作れば、そこに右翼と保守と自民党議員が吸い寄せられてくるのを知っているからだ。「反共」の牙城をジャブジャブと金と女で満たせば、その匂いを嗅ぎつけて、商売右翼と商売保守と自民党議員が飛んでくるのは火を見るよりも明らかだ。
そして、これぞと思う自称保守論客とか、右翼の論客とかを一本釣りしていたのだろう。櫻井よしこなどはそうした輩だったに違いない。自民党議員も同様だ。
どうして統一教会が日本会議の創設に関わり、安倍晋三を神輿として担いだのかは、既にブログに書いたので重複を避ける。
こうした戦略的仕掛けが統一教会の「反共」には組み込まれている。
が、それは裏の顔であって、表の顔は日本国民がイメージと感情としてもっている「反共」になり、更にアメリカの思惑が二重に乗っかっている。
表の顔の「反共」が、おぞましい裏の顔である「日本乗っ取り計画」の戦略的仕掛けとしての「反共」を覆い隠してしまうのだ。
児玉誉士夫がロッキード事件で失脚してからは、統一教会の資金の威力が加速化したのではないか、とわたしは想像している。
吸い寄せられ、籠絡され、たらし込まれ、飼い慣らされて操られるのは自民党議員ばかりではない。維新の議員も、国民民主党の議員も、立憲民主党の議員もいる。
言い訳は、表の顔の「反共」なのだが、これまで論じた通り、表の顔の「反共」にさえも思想的な実体はなく、そればかりか、「反共」には満州国と朴正煕軍事独裁国家と北朝鮮の亡霊まで潜んでいるのにだ。それを分かろうともしない。だから、自己正当化する唯一の方法は、日本共産党を揶揄し、日本共産党を憎み、日本共産党とは絶対に手を組めないと、駄々をこねるのだ。まるで駄々っ子だ。
その日本共産党からして、看板と中身はまったく違う政党だ。政府自民党と維新と国民民主党と立憲民主党のいう日本共産党など、日本の何処を探してもいない。日本共産党の看板だけがあるに過ぎない。
実体を偽って、日本共産党の看板を掲げているのが真相だ。
が、その看板があるから、政府自民党と維新と国民民主党と立憲民主党の腐れ国会議員は、まったく実体のない「反共」にしがみついて、おぞましい自らの姿を自己正当化できるのだ。
NHKの日曜討論で自民党の茂木敏充が、日本共産党は過激暴力集団と関わっているとのデマ発言をして物議を醸しているが、わたしからみれば、どっちもどっちだ。1955年の六全協までは日本共産党が暴力革命を掲げる政党だった事実がある。戦前の日本共産党はソ連主導のコミンテルンの支配下にあった事実もある。それを承知で「日本共産党」の看板を掲げているのだから、敵にそこを突っ込まれるのは目に見えている。右翼と極右と保守は、決まってそこを突いてくる。1955年の六全協で方向転換し、それまでとは180度違った日本共産党になった、と言い張っても、だったらどうして180度も変わったのに、未だに日本共産党を名乗るのだ、と反論されるのは分かりきったことだ。
それだけではない。日本共産党が偽りの看板を掲げ続けるから、この国に実体がまったくない、イメージと感情で出来た幽霊でしかない「反共」が生き続けられるのだ。
お化けでしかない「反共」が生き続けられるから、統一教会のようなカルトにこの国が乗っ取られる切っ掛けを与えているのだし、裏の顔の「反共」に絡め取られたはずの自民党と維新と国民民主と立憲民主党の腐れ議員が、表の顔の「反共」で自己正当化し、国民を煙に巻いて、生き続けられるのだ。
ハッキリと言う。「反共」こそがこの国の政治を腐敗させている元凶だ。
その元凶に加担しているのが、看板でしかない日本共産党を名乗っている、偽りの日本共産党がこの国にあるからだ。
日本共産党は、偽りの看板を下ろせ。真実の政党の姿を国民にみせろ。その方が、どれだけ多くの日本国民にとって幸いであることか。やり方を間違えなければ、支持も急拡大するはずだ。志位和夫的なるものを徹底的に排除することだ。
日本共産党よ、もういい加減に、自虐趣味は止めにしないか! -
「大摩邇」所載の岡氏の記事で知った「東洋経済オンライン」の野口悠紀雄の記事で、野口の記事の元ネタとなっている海外記事自体が怪し気なものであるということを胸に入れて読めば、興味深いところや得るところがあるだろう。
要するに、この種の「評価機関」そのものがユダ金の配下であり、その発表された「評価」は、「為にせんがためのもの」であることを頭に入れて読め、ということだ。この「ビジネススクール」の国際的指標とは、要するに「産業力」「国力」ではなく、良くて「カネ儲け能力」、ユダ金の手下になれる能力の評価でしかないのである。
それが明白なのは、同組織の発表している「世界人材ランキング」で、1位がスイス、2位がルクセンブルグ、3位がアイスランドという、まったく「産業」の無い小国であり、金融だけに特化した国であることだ。
まあ、「東洋経済」や「野口悠紀雄」自体が、彼らサイドの雑誌や人間だということでもある。
しかし、「日本の貧困化」自体はこの記事を見るまでもなく明白そのものなのだから、それを変える政治や社会体制を構築する必要性はある、ということである。
(以下引用)IMDの世界ランキングで、日本の凋落が著しい。問題の根源は、上級管理者の国際経験が乏しく、世界経済の変化に機敏に対応できないことだ。このため、日本は、IT革命などの大きな変化に取り残された。いまの日本の凋落ぶりを、無視したり軽視したりしてはならない。昨今の経済現象を鮮やかに斬り、矛盾を指摘し、人々が信じて疑わない「通説」を粉砕する――。野口悠紀雄氏による連載第124回。かつて第1位だった日本は、いまや38位
スイスのビジネススクールIMDが、2024年の世界競争力ランキングを6月17日に発表した。世界の67カ国・地域中で、日本は昨年の35位からさらに順位を下げ、38位になった。3年連続で過去最低だ。
このランキングが始まった1989年から1992年までの期間では、日本は世界第1位だった。それ以降、日本の順位が毎年ずるずると下がっていくのを見るのは、日本人としては不愉快なことだ。だから、無視したい。実際、今年のランキングは、報道はされたものの、ほとんど話題にならなかった。
しかし、かつて第1位だった国がここまで凋落するのは、ただごとではない。何でこんなことになるのかを真剣に検討し、対策を考えなければならない。
このランキングで示されているのが日本の実態であるならば、日本企業に投資することは合理的ではない。しかし、今年の初めから2月初めにかけて日経平均がバブル期の最高値に近付いていく局面では、「これからは日本株への投資の時代になる」と言われた。そうした見方は、このランキングで見られる日本の姿とは明らかに矛盾するものだ。
第2次世界大戦で、実際の戦場で敗戦と撤退が続いているにもかかわらず、華々しい戦果を国民に報道し続けた大本営発表と同列のものだと見なされても、やむを得ないだろう。
アジアで日本より下位は、3国だけ
2024年では、シンガポールが2023年から3つ順位を上げて、20年以来4年ぶりに世界の首位となった。香港が5位、台湾は8位だ。中国は、昨年の21位から14位になった。韓国は20位だ。
これらの国・地域が日本より上位に来るのは止むをえないと考える人が多いだろうが、タイ(25位)、インドネシア(27位)、マレーシア(34位)も日本より上位であるのを見ると、ただならぬことが起きていると、実感するだろう。
アジアの調査対象国中で日本より下位にあるのは、インド(39位)、フィリピン(52位)、モンゴル(61位)だけだ。
世界の主要国で日本より下位は、スペイン(40位)、ポーランド(41位)、イタリア(42位)、チリ(44位)、ギリシャ(47位)、ハンガリー(54位)、メキシコ(56位)、ブラジル(62位)、アルゼンチン(66位)などとなっている。
日本の評価はなぜこのように低いのか?それを知るには、いかなる要因・指標について評価がなされているのかを知る必要がある。
このランキングは、「経済パフォーマンス」、「政府の効率性」、「ビジネスの効率性」、「インフラストラクチャー」の4つの競争力要因について、336の指標を使用して評価を行っている。
IMDのWorld Competitiveness Booklet 2024によれば、項目別に日本の順位を見ると、「経済パフォーマンス」では第21位、「インフラストラクチャー」では第23位と、比較的上位にある。
問題は、「政府の効率性」で第42位、「ビジネスの効率性」で第51位と評価が低いことだ。とくに、「ビジネスの効率性」の中の「マネジメント・プラクティス(マネジメントの慣行)」が65位と、非常に低い評価だ。
「マネジメント・プラクティス」は、「会社がアジャイル(機敏)か?」「変化するマーケットの条件に、会社がきわめて敏感に反応するか?」など、14個の項目について評価される。日本の競争力が低いと評価されるのは、こうした項目についての評価が低いからだ。この状況は、2023年も同じだった。
デジタル競争力ランキングでは32位
IMDは、「世界デジタル競争力ランキング」も作成している。2023年11月に公表された2023年の結果を見ると、世界の64カ国・地域のうち、第1位がアメリカだ。アメリカは2017年の調査開始以来、5回目まで首位だったが、2022年調査で2位となっていた。
これに続いて、第2位がオランダ、第3位がシンガポールとなっている。韓国が第6位、台湾が第9位、香港が第10位だ。日本は第32位になる。2022年調査から3つ順位を落としており、過去最低だ。
上で見た全般の競争力よりはやや順位が上になるが、決して満足してよい結果ではない。
3つのファクターによって評価されている。「知識」(日本は第28位)、「技術」(日本は32位)、「将来への準備」(日本は32位)となっている。
日本の評点がとくに低いのは、「知識」のうちの「人材」(日本は49位)、「技術」のうちの「規制のフレームワーク」(50位)、「将来への準備」の中の「ビジネスの機敏性」(56位)だ。これらの項目のいずれにおいても、日本の順位は時系列的に見て低下している。
IMDは、「世界人材ランキング」も作成している。2023年9月に公表された2023年の結果を見ると、世界64カ国・地域の中で、1位がスイス、2位がルクセンブルク、3位がアイスランドなどとなっている。
以下、ヨーロッパの人口が比較的少ない国が続く。アジアでは、シンガポールが世界第8位だ。そして、香港が第16位、台湾が第20位、マレーシアが第33位、韓国が第34位、中国が第41位となっている。
日本は第43位だ。これまで見てきたIMD世界ランキングの中で、最低だ。2019年には第35位だったので、ここでも日本は劣化していることになる。
評価は、つぎの3つの項目によってなされている。第1は「人材投資と開発」(日本は世界第36位)。これは、教育に対する公的支出、教師の数、雇用訓練、女性労働者比率、健康のインフラストラクチャーなどだ。
第2は、「アピール」(魅力)」(日本は世界第23位)。これは、生活費、頭脳流出、生活の質、外国の熟練専門家、個人所得税などだ。
第3は「準備」(日本は世界第58位)。これは、労働力の成長率、専門家、金融の技術、国際的経験、シニアマネージャーの能力、初・中教育、理系の人材、大学での教育、経営の教育、語学の能力などだ。
「国際的な経験」では、文字通り世界最低
日本が特に低いのは、「国際的な経験」(世界第64位)、「シニアマネージャーの能力」(世界第62位)、「語学の能力」(世界第60位)だ。「国際的な経験」では、文字どおり世界最低だ。
国際経験の面で日本人に問題があるとは、これまでもしばしば指摘されてきたことだが、このように「世界最低」という数字を突きつけられると、改めて愕然とする。
そして、このことがビジネスの機敏性などに影響与えていることは疑いがない。つまり世界が大きく変化していることを、日本の経営者は肌で感じられず、そのため必要な対応をしていないのだ。
日本が、IT革命、世界的水平分業の進展、製造業のファブレス化といった大きな変化に対応できなかったのは、そうした変化を身の回りの出来事として直接に感じることができなかったからだろう。
2000年頃にアメリカのシリコンバレーで生活をしていれば、世界が大きく変わりつつあることを日常体験として経験できた。そして、それに対応しない限り将来はないことを、実感できたに違いない。
留学生数を見ても、韓国と比べて、日本は約4分の1と非常に少ない。人口あたりで見れば、もっと少ない。
これに関して、最近さらに問題が生じている。それは円安だ。これによって日本人が外国に留学する費用が著しく高騰している。そのために、計画していた留学を諦める人も増えている。
この問題の解決は、決して簡単ではない。しかし、日本衰退を食い止めるためのカギがここにあることを、認識すべきだ。