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徽宗皇帝のブログ

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アメリカの忠犬である日本政府の辛さ
ウクライナ戦争の話はいい加減ネタが尽きるかなと思っていたが、次から次へと新しい事実が出てきて、後追いするだけでも大変だ。
「副島隆彦の学問道場」をあまり期待しないで見たら、新しい情報、あるいは私には未知の情報が山盛りである。全部掲載できるといいが、最後のサルマタとか何とかいう核兵器の話以降はカットするかもしれない。(サルマトの射程距離は6000キロ以上あるようだから、ロシア東部から、あるいは北部からでも北極圏を通ればアメリカ大陸を直接攻撃できるのではないか。)

(以下引用)


[3391]ウクライナ戦争。13本目。なぜ核戦争、そして世界大戦になるのか。
投稿者:副島隆彦
投稿日:2022-04-30 11:35:58

副島隆彦です。今日は、2022年4月30日(土)です。

ウクライナ戦争。13本目を書く。
 私が、いつものように、長々とだらだらと書くと、皆、読むのが大変だ。
だから、大事なコトバを中心に書く。 以下のコトバは、このあと日本でも知れ渡って極めて重要な概念となる。今のうちに覚えなさい。

1.forfeiture 「フォーフィチャー」と、以後、日本人は読んで、カタカナ表記するようにと、私、副島隆彦が、決定する。
 このフォーフィチャーとは、犯罪者の資金の強制的な没収(ぼっしゅう)のことである。
 これを、2月26日(ウクラナイナ開戦の3日目)に、あのジャパン・ハンドラーズの頭目の、 マイケル・グリーンが、先頭に立って日銀の本店になだれ込んだ。そしてロシア国立銀行の資産(外貨準備高)の400億ドル(5兆円ぐらい)を、強制的に没収しようとした。「アメリカの法律に基づいて」だと(笑い)。

こうして日本を今も動かしているマイケル・グリーン
日本側の官僚たちは血相を変えて、「そんな法律は日本には有りません」「そんなことは出来ません」と、必死で抵抗した。それで日本側は鳩首協議(きゅしゅきょうぎ)を繰り返したあと、3月2日付で、アメリカさまに土下座しながら、「日本の外為法(がいためほう。の弾力的な運用とか)に基づいて、ロシア政府の資産を一時的な凍結=仮差押え(プロヴィジョナル・シージャー provional seizure )とします。これで許してください 」と対応した。

 極悪人のマイケル・グリーンが、公然と現れて陣頭指揮を執っていることが分かった。グリーンの上司は、この1月23日に、駐日アメリカ大使としてやって来た、ラーム・イマニュエルである。シカゴ市長をしていて、オバマ政権の一期目の大統領首席補佐官だったワルだ。 このラームが昨年の12月に急遽、米上院議会の承認が下りて、1月には来て、岸田首相に圧力を掛けた。「アメリカとNATOは、プーチンをおびき出して、ウクライナで戦争をやらせる。そして、ロシア軍を 泥沼状態 ( quagmire situation  クアグマイア・シチュエイション) に陥れて、我々、西側世界がプーチン体制を叩き潰す。岸田よ、よく見て置け」と、言ったのだ。 

 ディープステイト(西側)は、始めのうちはうまく行った。プーチンを策に陥れて、ロシア軍を待ち伏せ攻撃で、戦車ごと次々に吹き飛ばして、キエフの周辺の戦場で、たくさん死なせた。だがプーチンは、急いで戦略を練り直して態勢を立て直した。プーチンは政治の天才である。いや、それを通り越して、philosopher king  「フィロソファー・キング」
 哲人王(てつじんおう)である。 哲学者(深い知恵の人)でありながらそのまま指導者、支配者だ。人類史に滅多に出現しない。

 この哲人王は、紀元前451年に、古代のアテネに、” 賢帝 ” ペリクレス(BC495ーBC429)が出現して、人類史上初めての、デモクラシー(民主政体)を実現させた。ペリクレスよりも26歳年下の、ソクラテスが、これを支えた。この「プーチンは哲学者王である」の話は、今日はこれ以上しない。

 プーチンは、英、米を中心とする、ディープステイトの策略を、さっと見抜いて、態勢を立て押して、3月18日にロシア国民の団結を作った。約2万人のロシアの若者の兵隊の死で、いよいよ本気になったロシア軍を動かして、長期戦の構えに入った。

 日本の財務省と外務省と経産省は、連名で、前述したマイケル・グリーンの突撃を受けて、アメリカに部分的に屈服した。しかし岸田内閣の決定事項とはしないで逃げ切った。そして、ロシアに対しても密かなチャンネルを通じて、「これで勘弁してください。そのうちお返ししますから」と赦しを得た。この苦難の生き方こそは、日本だ。日本の真の優れた態度だ。・・・このあとは、もう書かない。私の金融本が、5月26日に出るから、それに詳しく書いた。『有事の金。そして世界は大恐慌へ』(徳間書店)である。
https://honto.jp/netstore/pd-book_31628703.html
 私は、先週、一週間、出版社の印刷屋の一歩手前の、組版屋(くみはんや)に泊まり込んで、校正室から一歩も出ないで、上記の本を書き上げた。

 米英とEUの合計33カ国は、事前に念入りに示し合わせていたとおり、「犯罪国家であるロシアとプーチンの資産を、フォーフチャー(強制没収)した」と発表した。それが、2月26日である。ウクライナ開戦で、世界中が騒然となっていた時である。戦争のドサクサに紛れて、西側諸国(ディープステイト)はこんなことをしたのだ。

2.この時が、戦後の世界通貨体制が、崩れた瞬間だった。クレディ・スイス銀行の債券アナリストのゾルタン・ポズサー Zoltan Pozsar が、「この2月26日をもって、世界体制は、『ブレトンウッズ 3』に移行した、と3月8日の 論文で書いた。噂が立ったので、私は、すぐにそれを読んで理解した。

 欧米のG7の白人たち(もう、日本はここから、やがて外れるだろう。そしてアジア人の仲間の方に入る )は、近代資本主義(モデルネ・カピタリスムス)の土台である、個人財産権 property right プロパティ・ライトの原理 を侵害した。

 やってはいけないことをやった。故に、この500年間の欧米近代白人文明は、この日を限りとして終わった。以後は、アジア、アフリカ、中南米諸国の、実物資産(金=きん=がその王者)を裏打ちとする、新しい世界通貨体制に移行する。

 こういうことをされたら、以後、もう誰も、安心してドル建ての金融商品や、米国債なんか買えない。こんな強制没収を当たり前のようにされたら、それは資本主義 と 市場経済の終わりだ。だから世界通貨体制が変わった。ゾルタン・ポズサー Zoltan Pozsar の論文は、これからの政界を書いたことで、極めて重要だ。

 WW2(第2次大戦)が終わる前年の1944年7月に、米北部のニューハンプシャー州のブレトンウッズホテルで開かれた会議で出来た体制の終わりだ。このブレトンウッズ会議で、今の世界銀行=IMF(アイ・エム・エフ)体制の「金とドル兌換(だかん)体制」が、それから27年後のニクソン・ショックで終わった。 この1971年8月からは、「ドル石油体制」(これを私、副島隆彦は、修正IMF体制と名付けた)になった。世界中のすべての原油の取引は、米ドルでやる、という体制になった。これは、「ワシントン・リヤド密約」に基づくとされる。アメリカとサウジアラビアの間で交わされた。

 これが、ウクライナ戦争開戦3日目の、2022年の2月26日まで続いた。だからこの日までが、「ブレトンウッズ 2」である。今や、サウジアラビア国も、プーチンが昨年イリアドに行って取り決めた、サウジのリアル通貨とロシアのルールブル通貨との通貨協定で、石油の売り買いを始めている。

 サウジは、中国とも、人民元での原油の中国への売り渡しを始めている。リアルと人民元(レンミンビ)とは、すでにしっかりした交換レイトが出来ている。世界通貨体制は、金(きん)に裏打ちされた、金とその他の鉱物資源を保証、担保にする。この資源=現物の価値によって土台づけられる通貨体制、すなわち「ブレトンウッズ 3」 に 移行したのである。

3.アメリカ政府は、牙をむいた。これまで、ずっと隠し持っていた、使ってはいけない法律に手を掛けようとしてる。それは、
 IEEPA International Emergency Economic Powers Act   「インターナショナル・エマージェンシー・エコノミック・パウアズ・アクト」 という法律である。
 日本語では、「国際緊急経済権限法(こくさい・きんきゅう・けいざい・けんげん・ほう)という法律である。1971年8月のニクソン・ショック、ドル・ショックの時に作られた。ポール・ボルカーとキッシンジャーが作った。ここでの、emergency powers 「エマージエンシー・パワーズ」、「国家の緊急事態の権限(権力の行使)」という法概念が重要で、これは所謂(いわゆる)、超法規的(ちょうほうきてき)と呼ばれるものだ。

 このIEEPA (アイ・イー・イー・ピー・エイ)法 で、中国が今、持っている1300億ドル(140兆円)、本当はその10倍ある、NYの債券市場に有る、米国債(ナショナル・ボンド)を何が何でも、絶対に売らせない、という法律である。

 もし中国がその1割でもNYで売ろうとしたら、その瞬間に、「その取引は無かったことにされる」という異常な法律である。近代財産権 property right の原理が壊れる。もし中国が、米国債を大量に売ったら、アメリカのNYの債券市場は、ただちに暴落を開始して、そして、アメリカの金融市場は崩壊する。だから、これは金融核爆弾だ、と業界で密かに言われ来た。すなわち「ドル覇権の崩壊」である。だから、このIEEPAの「国際・緊急・経済権限・法」を、皆さんは、重要なコトバとして、今、覚えなさい。私が、こう書いたので、これから、テレビ新聞で騒がれるようになる。

中国は、この手持ちの米国債を、徐々に、静かに、何食わぬ顔をして、少しづず売って、これを、別の金融市場で運用する。さあ、それはどこでしょう?

4.1. で書いた 日本では刑事法学で教える 犯罪者の資産の強制の即時の没収(フォーフィチャー)の法律を適用して、ロシアの政府資産に対して実施した。
 その翌日、プーチンは、軍のトップ2人(ショイブレ国防相とゲラシモフ参謀総長)を呼んで、核部隊(Nuclear Forces  ニュークレア・フォーシズ)を、核兵器をいつでも発射できる状態に置け( put on high alert プット・オン・ハイ・アラート)と命令した。 核兵器部隊( ICBMの基地=宇宙軍 と、潜水艦発射のSLBM =海軍 と 戦略爆撃機の部隊=空軍 )を、最高段階の厳戒態勢に置いた。

 プーチンは、ロシアの外貨準備高 6400億ドル(76兆円)のうちの約半分の、ロシアの在外資金 35兆円(3000億ドル)を、国外で奪い取られたとき、 「これは西側が、自分を狙って、ロシア体制を崩壊させようとする計略だ」と、ただちに気づいだ。だから、2月27日に「核戦争も辞さず」の決意を固めた。

 そのあとの1か月間、私、副島隆彦は、本気で苦悩した。日本国の国家戦略家を自称する者としての、脳(頭)が、苦しみでギシギシと軋(きし)むほど苦しんだ。そして、4月12日に、「このまま行けば、世界は全面的な核戦争になり、第3次世界大戦になる」と自分の予言を確立した。このあとは、もう迷わなかった。

5.そのきっかけは、4月1日に、キエフの西の郊外のブチャ市で起きた、Bucha massacre  「ブチャ・マサカ」、「ブチャの虐殺」である。 410人の民間人、一般住民を、ロシア軍が虐殺した、とでっち上げた。本当は、ウクラナイナ軍の国家親衛隊(国家警察も兼ねる)のアゾフ連隊の連中が、3月30日にロシア軍が完全に撤退したあと、のブチャの町で、4月1日に、次々と住民を虐殺、射殺した。そして、4月2日から、「ロシア軍が、一般住民をたくさん虐殺した」と、ゼレンスキーが、世界向けにSNSで騒ぎ立てた。

 実行犯は、ゼレンスキー大統領の命令である。彼の周りの、見るからに恐ろしい顔をした、アゾフ=ネオナチたちがやった。 ゼレンスキーも、200名のプレス・ツアーと共に、4月4日に、このブチャに入って、殺された、いや、自分の子分たちが殺した死体を、厭そうな顔をしながら、見て回った。

6,そして、このゼレンスキーに、命令して、「プーチンを戦争犯罪人(war criminal ウォークリミナル)に仕立てるのに、どうも、証拠が足りない。ゼレンスキーよ、お前の家来たちに命じて、ちょっと、住民(非戦闘員)たちを、まとめて殺しに行かせろ」と、命じたのが、下↓ に顔写真を載せる凶悪な男だ。この男が、何と、オランダのハーグにある「 国際刑事裁判所」(ICC アイシーシー。インターナショナル・クリミナル・コート)の主任検察官だ。

 この見るからに、凶悪な Karim Kharn  カリム・カーンという男が、世界の政治紛争と戦争で正義を実現する、ということになっている、国際裁判所( 同じハーグにある、兄貴分の国際司法裁判所 IJC 。インターナショナル・コート・オブ・ジャスティス の近くに有る )の 何と検察官の筆頭なのである。この凶悪なパキスタン系イギリス人 が、「ロシアのプーチンを、裁判にかけて、有罪にしてやる」と、最初から、この「ブチャの虐殺」を計画した。

(転載貼り付け始め)

〇 「 ICC、戦争犯罪捜査でロシアに関与求める=主任検察官 」

2022年4/15(金) 11:21 ロイター

(ここに、この凶悪な男の顔写真を貼ってください)
(続けて、このカリム・カーンの法服の写真も貼ってください)


 国際刑事裁判所(ICC)のカリム・カーン主任検察官は、4月14日、ウクライナでの戦争犯罪を巡る捜査でロシアの関与を求めていく考えを示した。写真はキーウ近郊ブッチャの集団墓地を訪れたカーン氏(2022年 ロイター/Volodymyr Petrov)



 国際刑事裁判所(ICC)のカリム・カーン主任検察官は、4月14日、ウクライナでの戦争犯罪を巡る捜査でロシアの関与を求めていく考えを示した。 ロシア軍による残虐行為が行われたとウクライナが主張しているキーウ(キエフ)近郊の町を訪問後、「3度目となるロシアへの接触を引き続き試みる」と述べた。 ロシアは自国軍によるウクライナでの戦争犯罪を否定している。

( 転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。これが、今、世界で起きていることの 真実の真実だ。
 私は、ロシアのプーチンが全部、すべて正しいと判断している。プーチンが、西側を支配する極悪人たち、悪魔たちと、ロシア国民の圧倒的な支持を受けて、今、必死に戦っている。
 ウクライナのゼレンスキーという傀儡(かいらい、あやつられ人形)の男と、その周りを固めるネオナチたちを、上記の、カリム・カーン ともども、これから、本当の世界法定に、掛けて、処刑しなければいけない。こんなひどいことをたくさん、たくさんやってきた。

こらー! どっちが、戦争犯罪人だ。凶悪人間だ。このMoonie  統一教会 = Neo-Nazis ネオナチ の 極悪人どもめ ! お前たちを、本当に、処罰してやる。

 こうなったら、プーチンよ。オランダのハーグで、公然と世界法廷を握って占拠して、「自分たちが、この地上の正義=法の番人だ」と言っている、悪魔たちの上にも一発、戦術核兵器(タクティカル・ニュークレア・ウエポン)を落として、この悪魔たちの巣窟もろとも破壊して焼き払うべきだろう。 

 そして、日本でゼレンスキーやこのカリム・カーンの 尻馬に乗って、捏造ニュースを作って、騒いでいるのが、TBSの報道部の長年の幹部である金平 茂紀(かねひら しげのり)である。この金平茂紀 が、「ガルーシン大使。ロシア兵による虐殺は有ったんですね」と、目を吊り上げて、駐日ロシア大使に詰め寄っている。今や有名な報道特集の番組が有る。 

 それのユーチューブ版 を、うしろの方に貼って載せる。さらに金平(かねひら)は、子分たちを現地に送って、最近の4月23日の報道で、「ガルーシン大使の発言は、(通りが別だから)崩れた。真実ではなかった」というでっち上げ(捏造)の日本国民への扇動番組 を作っている。それもここの、うしろにユーチューブを貼り付ける。

7.副島隆彦です。このほかにも、いろいろあって、いろいろあって、この2か月。私の頭は、ウクライナ戦争のたくさんの 情報と知識で、満杯状態だ。それでも、次の話に繋(つな)げないといけない。

ロシアが、最新式の大型の核兵器である、ICBM 「 サルマト」の発射実験を行った。

〇 「 ロシアが次世代ICBM「サルマト」発射実験 プーチン「戦闘能力強化した」」

2022年4月21日(木)07時41分 ロイター

(ここに 発射実験の画像を貼ってください)



 ロシア国防省は4月20日、次世代の重量級大陸間弾道ミサイル(ICBM)「サルマト」の初めての発射実験を行ったと発表。(2022年 ロイター/Russian Defence Ministry/Handout via REUTERS)

 ロシア国防省は4月20日、次世代の重量級大陸間弾道ミサイル(ICBM)「サルマト」の初めての発射実験を行ったと発表した。
 国防省によると、ミサイルは北西部プレセツクから発射され、約6000キロ離れた極東カムチャツカ半島の標的に命中した。ロシアは長年にわたりサルマトを開発しており、発射実験の実施は想定されていたものの、ウクライナ侵攻が8週間目に入り、地政学的な緊張が高まっているときに実施。

プーチン大統領は「最高の戦術的、技術的特性を持ち、現代のあらゆるミサイル防衛を克服できる。 ロシア軍の戦闘能力が強化され、外的な脅威からロシアの安全が守られる」と述べた。国防省は、「サルマトは世界最強で、標的の破壊範囲が最も長いミサイルで、ロシアの戦略核戦力の能力が大幅に向上する。アメリカは、今の技術では、これを迎撃して撃ち落とすことはできない 」と表明した。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 このロシアの最新 の核兵器のICBMの「サルマト」は、ものすごく重要だ。 この大型核ミサイル一発で、 たとえば、

 The City of New York would be gone . 「ニューヨークシティ ウッド・ビ・ゴーン」
「ニューヨークは、この一発で、壊滅するだろう」

なのである。この末尾に載せた、ユーチューブの記事を見て、そこで、ロシアの核兵器づくりの最高の専門家たちの討論の動画を、しっかり見たら、今、本当は、世界がどうなってるのかが、分かる。

 バイデンたちは、いいかと思って、甘えた態度で、「自分たちが、ロシアに、強力な経済制裁、金融没収を掛けているから、ロシアは、もうすぐ参るだろう」と思ってる。
ところが、どっこい、負けて、逆に包囲されているのは、どっちだ。という事態になりつつある。

(転載貼り付け始め)

ロイターの記事で4月27日に演説して。

 ・・・プーチン大統領は、サンクトペテルブルクで27日演説し、ウクライナへの軍事支援を強化しているNATOについて「ロシアに戦略的脅威を与えるなら電撃的で素早い対抗措置を取る」と警告した。  ロシア国防省が先に実験成功を発表した新型大陸間弾道ミサイル「サルマト」の存在などを念頭に、核兵器の使用も辞さない姿勢を示し、NATO側を威嚇した。
  また、プーチン大統領はウクライナ侵攻について「ロシア全土の安全を将来にわたり確保することになる」と意義を訴え、「全ての目標を無条件で達成する」と強調した。 

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。世界を吹く風は、ロシアを強く応援している。 日本人は、キツイ情報統制と、洗脳メディアの餌食(えじき)にされているから、大きな世界の動きを知らない、愚か者の国民だ。

ドイツのリントナー財務長官(この人が、次の首相=カンツエラー=だろう)は、言った。「我々は、ロシアへの制裁や、ウクライナへの軍事支援を思いっきりやった。それは甘い考えだ。ロシアが、それに必ず報復してくると、どうして考えなかったのか」と言った。
リントナーは、いくら、英米の圧力を受けても、「ドイツのエネルギー政策にとって、ノルドストリーム1,2 の 天然ガスは、絶対に必要だ。これを供給停止されたら、2週間で、ドイツの家庭の電気が止まるのだ」と、制裁に反対した。 リントナーは分かっている。

 それでも、ディープステイト側が、簡単に引くわけはないから、だから、このままの睨み合い、叩き合いのまま、世界は、第3次世界大戦 と 核戦争に向かっている。この動きは、簡単には止まらない。私は、この2か月、本当に苦しんだ。人類(人間)という愚かな生き物が辿(たど)る道をじっと考えながら、ずっと呻吟(しんぎん)してきた。これも自分が引き受けた運命だ、と思う。

8.この他の、最新情報は、少しだけ明るいニューズだ。インドネシアのジョコ・ウイドド大統領が、今、G20の議長国なのだが、この11月のジャカルタでのG20 に、プーチンの出席を確認したところ、プーチンが出席する、連絡があった、と。
プーチンは、戦争犯罪人として、捕まったり、暗殺されることなく、堂々と、ジャカルタにやってくる。 一体、どっちが、今の世界の支配者だと、思っているのか。
西側白人同盟が、威張っていられるのも、もう、あと暫(しばら)くのことだ。

(転載貼り付け始め)

〇 「 プーチン氏、G20出席意向 インドネシア大統領が表明 」

2022年4/29(金) 21:21 ジャカルタ、共同通信

 今年の20カ国・地域(G20)議長国を務めるインドネシアのジョコ大統領は29日のビデオ声明で、28日に電話会談したロシアのプーチン大統領が、11月にバリ島で開催するG20首脳会議(サミット)に「出席する」と述べたと明らかにした。  
一方、ロシアのペスコフ大統領報道官は4月29日、記者団に、プーチン氏のG20サミットへの出席は決まっていないと述べた。ロシアはG20サミットが成功するよう最善を尽くす用意があると述べた。ロシア通信などが伝えた。  米欧は、G20からのロシア排除を主張しており、今後、調整が難航しそうだ。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。G20 は、このうちのG8 の 西側白人、先進国(英、米、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ、オーストラリア)を除く、 残りの、G12 の新興国は、日本を含めて、白人ではない、有色人種の国である。ロシアも、今や、プーチンを含めてEurasian ユーラシアン(アジア人の血が入った白人)だ、ということで、中国も含めて、新興国の勢力だ。

  世界人口の79億人のうち、白人国家の 西側同盟は、9億人だ。残りの、70億人は、アジア、アフリカ、南米だ。 ロシアを応援している、インド、サウジ、ブラジル、メキシコ、も含めて、これからは、反西側、反西洋、反(はん)ディープステイトの世界同盟が、中心である。

 こうして、「資源 対(たい) ドル の戦い 」で、資源をもつ勢力が勝つ。ドルとは、ドルの紙幣(紙切れ)と、米国債および、その他の、ドル建ての債券(ボンドやファンド)のことである。

 人類(人間)は、たしかに、このあと、第3次大戦 と 核戦争の業火(ごうか)の、生みの苦しみに耐えなければいけない。ディープステイトどもも、黙って引き下がらない。

 今日も、今朝の6時(NYでは、午後4時)で、NYダウは、1000ドル下げた。もう、アメリカのドル体制は、長持ちしない。どんどん信用を無くして、世界的に、de-dollarization 「デ・ダラーライゼイション」「脱(だつ)ドル化」が進んで、今の世界を支配している「ドル覇権(覇権)体制」 the Dollar Hegemony 「 ザ・ダラー・ヘジェモニー」は、 、米国債の市場の崩壊と共に、崩れ去ってゆくのだ。

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