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徽宗皇帝のブログ

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ウクライナ軍の原発攻撃は「最後の一線」を超えることになるか
毎度言うが、戦争は卑劣な側が有利なのである。孫子は「兵は詭道なり」と言っている。つまり、戦は騙し合いだ、ということだ。とすると、正義を守ろうとすれば不利になるのは明らかだろう。戦争はスポーツではない。事実上ルールも無い、と言っていい。戦時国際法など有名無実だと私は思っているし、戦争後の裁判も勝者の裁判でしかない。
私が子供のころ、子供同士の喧嘩で相手を石で殴って大けがをさせた子供がいた。素手の殴り合いが当たり前と思っている子供の喧嘩で武器を使えば勝つのが当然だろう。つまり、ルールの無い勝負事ではモラルの無い人間が勝つのである。
ロシアがこの戦争で勝つのは簡単である。ウクライナ西部を空爆し、あるいは原爆攻撃をすればいい。だが、それをしないからキエフ政府はつけあがって原発施設を攻撃したりする。プーチンの忍耐もそろそろ堪忍袋の緒が切れるのではないか。

(以下「スプートニク」から転載)

ザポリージャ原発の安全性を巡る状況
ザポリージャ(ザポロジエ)原子力発電所は、欧州最大の原子炉数と出力を誇る。同原発は、今年3月からロシア軍の保護下にある。ロシア外務省は、核物質及びその他の放射性物質の漏洩を防ぐという観点から、同原発がロシア軍の保護下にあることの正当性を強調した。ウクライナ軍は、ザポリージャ原発のあるエネルゴダル市、周辺の村、原発自体を含む都市に隣接する原発の敷地への定期的な砲撃を続けている。

ウクライナによるザポリージャ原発への攻撃は、欧州における大惨事の現実的な脅威をつくり出している=ショイグ露国防相

ロシアのショイグ国防相(アーカイブ写真) - Sputnik 日本, 1920, 02.09.2022
ロシアのショイグ国防相は、国防省の電話会議で、ウクライナによるザポリージャ(ザポロジエ)原子力発電所への攻撃は、欧州における大惨事の現実的な脅威をつくり出しており、事実上、これは核テロリズムだと述べた。ショイグ氏はまた、IAEAの専門家チームが原発に到着したにもかかわらず挑発行為は続いているとし、ウクライナ軍は昨日、ザポリージャ原発だけでなく、IAEA専門家チームの移動ルートにも砲撃したと述べた。
ショイグ氏は「原子力発電所の施設を攻撃することにより、ウクライナは欧州における核の大惨事の現実的な脅威をつくり出している。国際法によると、これは核テロリズムにほかならない」と指摘した。
ロシアは1日、原発を占拠しようとする試みを阻止し、ウクライナの2つの破壊工作班及び上陸部隊を乗せた艀を殲滅した。
ザポリージャ原発 - Sputnik 日本, 1920, 02.09.2022
ザポリージャ原発の安全性を巡る状況
IAEA調査団8人がザポリージャ原発で作業を継続中  現在は小康状態
ショイグ氏はまた、ロシア軍の重火器はザポリージャ原発の地域にないと指摘した。
ショイグ氏は「ウクライナ当局は、あたかもロシア軍が重要なエネルギー施設で身を守りながら長距離砲システムでウクライナ軍を砲撃していると公然と嘘をついている。私は、原発の敷地とその周辺地域にロシア軍の重火器はないと責任をもって表明する。これをIAEAの委員会が自ら確信してくれるこに期待している」と述べた。
ショイグ氏は、7月中旬からウクライナ軍は西側の武器を使ってザポリージャ原発のインフラを定期的に攻撃していると指摘し、「7月18日以降、29回の砲撃が確認され、120発の砲弾が発射され、神風ドローン16機が使用された」と述べた。
白リン弾 - Sputnik 日本, 1920, 30.08.2022
ドンバスの解放を賭けた特殊軍事作戦
クラスター爆弾に対人地雷「レペストク」・・・、ウクライナ軍が使用している禁止兵器
またショイグ氏によると、ウクライナへの傭兵の流入は、ウクライナ側の大きな損失を背景に7分の2以上減少し、2月24日に特殊軍事作戦が始まってから2831人の戦闘員が殺害された。
さらに、特殊作戦でロシアの防空システムは8月に米国製の高機動ロケット砲システム「ハイマース(HIMARS)」の砲弾226発を迎撃した。ショイグ氏は「航空機19機、ヘリコプター6機、無人航空機188機を撃墜、ハイマースのロケット弾226発を迎撃した」と述べた。
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