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徽宗皇帝のブログ

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ウルトラマンの悪事www
「逝きし世の面影」から転載。
「★注」の部分は宗純氏が書いた部分だが、宗純氏は「赤旗」や日本共産党に対して大きな評価を与えながら、その失策を常に揶揄嘲笑するスタイルで、もちろん、政治的行動には全面的正義も全面的悪も無いわけだから、探せば誰にでも落ち度はある。
「是々非々」で評価していくのは当然とはいえ、私などには、「正義の味方」のそんな些細な失敗や弱点をいちいちつつかなくてもいいのになあ、と思えてしまう。

比喩的に言えば、宇宙からの大怪獣の侵略に対してウルトラマンが戦いを挑み、その「怪獣プロレス」のさ中にビルや家が膨大に破壊されたりするわけだが、それを「ウルトラマンが戦ったのが悪い」と、被害者たちが言うような感じがする。まあ、言わないけどwww
要するに、責めるべき相手が違うでしょ、ということだ。

(以下引用)



「新しい戦争」は本当に新しいか  2018年6月20日(水)しんぶん赤旗 

6月20日の赤旗には『「新しい戦争」は本当に新しいか』と題して、 2018年度『歴史学研究会大会』全大会での、「戦争を検証するー『9・11事件』の歴史化を目指して」とのシンポジウムが行われたと紹介。欧米リベラルメディアと同じだった今までの赤旗記事とは大きく違う記事を掲載していた。矢張り歴史的な6・11米朝首脳会談以後の世界は大きく変化していたのである。
要点を紹介すると、従来の戦争が国家が軍事力を独占する下での国家間の戦争だったの対して、非対称で曖昧な『対テロ戦争』ということで戦争の正当化する論理=新たな正戦論の登場ーをあげたうえで、「新しい要素があることは確かだが、『新しい戦争』と言い切るのは歴史的な視座の欠落ではないのか』と問いかける。
第二次世界大戦後の内戦では、76%がかっての植民地で起きており、植民地化の過程で人為的に境界線や分断統治、独立戦争を回避するために人事育成の放置や旧宗主国の介入などが原因で内戦になっている。対テロ戦争も19世紀から20世紀の植民地戦争との類似点(一方は国家だが他方は反乱勢力やゲリラ、文明化されていない人種など非国家が主体の戦争であった)など共通する。
『人道的介入』、『保護する責任』などの戦争を正当化する最近の考え方も植民地戦争の『野蛮で無秩序を是正する責任』との帝国主義の植民地時代と共通点があり、『新しい戦争』という名で隠蔽されている植民地期からの継続性が見えてくる。
対テロ戦争の概念を発明して強調してきたのは欧米植民地主義の残滓のイスラエルであり、テロとされるかどうかは犯人がイスラム教徒か否かとほぼ同義。9・11を大きなきっかけにして一つの方向に誘導されていて、『対テロ戦争』が『新しい戦争』とされた。
戦争を違法化したパリ不戦条約などの国際法規が『対テロ戦争』の名の下で公然と無視され、他国の指導者の暗殺が行われている。(★注、9・11からの対テロ戦争が少しも『新しい戦争』では無くて欧米の悪しき植民地主義を化粧して誤魔化した程度のインチキくさい代物だったとの中学生の子供でも分かる正論ですが、なぜか日本共産党は躊躇していて、今まで欧米リベラルメディアと同じ主張をしていた)

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