社長というのは会社の最大権力者だと思っていたが、「取締役会」の決議で解任させることができるなら、最高権力は取締役会にあるわけで、「独裁制」ではなく「寡頭制」ということになるのだろうか。で、「会長」というのは社長より偉いのかと思っていたが、「代表権が無い」ということは取締役会にも出席できないのか? できるのか? そもそも代表権とは何なのか、長年サラリーマンをしてきても未だに会社組織というのはよく分からない。
まあ、それはともかく、フランチャイズ店が直面する困難も理解していないような社長が解任されたのは、いいことだと思う。
(以下引用)
コンビニ最大手の「セブン‐イレブン・ジャパン」は、24時間営業をめぐる問題を受け、経営トップを交代させる人事を固めました。
関係者によりますと、セブン‐イレブン・ジャパンは4日、取締役会を開き、古屋一樹社長が代表権のない会長に退く人事を決める方針です。
後任の社長には、人事部門などの経験が長く、現在、営業本部長を務めている永松文彦副社長が昇格するということです。
セブン‐イレブンではことし2月、東大阪市にあるフランチャイズ加盟店のオーナーが人手不足を理由に営業時間を短縮したところ、会社側から契約違反だとして違約金を求められたと訴えた問題が明らかになり、会社側の対応を批判する声も出ていました。
こうした中、一部の店舗で深夜営業を休止する実験を始めるなど対応に動き出していましたが、グループ内から、現場からの報告が経営陣に速やかに上がっていないとして、経営体制の不備も指摘されていました。
セブン‐イレブン・ジャパンとしては、経営トップを交代させて24時間営業の見直しも含めた検討を加速し、早期に問題の収束を図りたいねらいもあるものと見られます。
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