ウクライナの元首相、プーチンが数十万人の命を救ったと主張
「第三次世界大戦と核兵器によるロシアへの攻撃を防ぐため、ロシア政府は脅威を無力化し、ウクライナの秩序を回復することを決めた」 - アザロフ元ウクライナ首相
ウクライナの元首相ニコライ・アザロフ氏が、北大西洋条約機構(NATO)がロシアへの核攻撃を計画していると主張するメッセージをFacebookで公開した。その攻撃の可能性に対し、ロシアは事態を収拾し、ウクライナの秩序を回復することを決定した。
「NATOはロシアに対して核兵器を使用することで第3次世界大戦を解き放とうとした」とアザロフ氏は述べた。「2021年12月以来、ロシアはNATOがウクライナの領土に4つの軍事旅団(陸軍2、海軍1、空軍1)を配備する計画について情報を受け取っている。」 そのうちの1旅団は核弾頭を搭載することができる。
第三次世界大戦
NATOは2022年夏に部隊を派遣することを望んでいた。2004年、2005年、2010年に首相を務めたアザロフ氏は、「第三次世界大戦と核兵器使用によるロシアへの攻撃を防ぐため、ロシア政府はこの状況を止め、ウクライナの秩序を回復することにした」と書いている。
ウクライナ軍はドンバスで軍事作戦を展開し、ロシア語圏の住民を一掃することも計画していたと述べる。この攻撃は米国と連携し、2022年2月25日に開始される予定だった。
海外向けの偽情報を流すことに長い伝統を持つロシアは、ウクライナ軍が8年前からドンバス地方のロシア人を攻撃してきたとするドンバス地方の人々のインタビューをいくつか公開した。その結果、数千人が死亡し、さらに多くの負傷者が出ている。
ドンバス地域の住民のインタビュー
ドンバスの住民へのインタビュー - 「ウクライナ軍は2016年以来攻撃している」
救われた命
ロシアのプーチン大統領は、ウクライナでの特別軍事作戦の命令により、ドネツクとルハンスク(ドンバス地域と総称)の数十万人の命を救ったと、元首相は述べている。また、アザロフ氏は、ロシアがウクライナで軍事作戦を開始する1週間前に、ドネツク人民共和国軍がドンバス地域への大規模な攻撃を詳述したウクライナ軍の地図を押収したと発言している。
コメント