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徽宗皇帝のブログ

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医療業界は「献血頼み」をやめるべき
案の定、こういう事態になってきたわけだが、人命に関わる重要な事柄(輸血用血液の確保)を、なぜ献血というボランティアに頼ってきたのか。そこが根本的な問題だろう。
つまり、医療業界の体質は安倍政権と同じことで、「自分たちが損になることは、舌を出すのもいや」というのが本音なのではないか。それ以外の理由で、なぜこれまで献血頼みオンリーだったのか、説明できるのだろうか。

毎度言うが、現場の医者や看護師の苦労や献身とは別の問題として献血問題は考えるべきであり、コロナ騒ぎから始まった血液不足問題はまさに医療業界の積年の病巣を露出させたと思う。

ついでに言うが、私は「大学生、警官、自衛隊員、公務員」などで若くて健康の盛りである人々に半年に一度くらいの献血を「義務づけ」てもいいと思う。だが、まったくのボランティア、つまり当人の自由な意志での献血に頼るほど愚かしいことはないと思っている。それくらいなら、「(安全性のある)売血制度」を構築したほうがいい。


(以下引用)





訪れる人が減った献血ルームで献血に協力する男性=仙台市青葉区の「杜の都献血ルームAOBA」で2020年4月10日、滝沢一誠撮影 © 毎日新聞 訪れる人が減った献血ルームで献血に協力する男性=仙台市青葉区の「杜の都献血ルームAOBA」で2020年4月10日、滝沢一誠撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大で外出を控える動きが広がる中、全国で献血が不足している。宮城県内でも献血イベントの中止が相次ぎ、県赤十字血液センターは「献血は不要不急の外出ではない」と協力を求めている。【滝沢一誠】


 同センターによると、県内での献血バスの巡回中止は9日までに32会場に上り、2月以降に1440人分の献血が不足した。各種イベントの自粛や企業からのキャンセルに加え、健康診断に合わせてバスを運行している大学の臨時休校が続いていることも一因という。


 献血ルームへの来所者数の減少も深刻だ。仙台市青葉区の「杜(もり)の都献血ルームAOBA」では、県と市が共同で外出自粛を要請した3日以降、平日は40~50人、休日は80~90人程度いた献血者が半減したという。宮城吉勝所長は「今週末も同程度の人数にとどまるのでは」と危機感を強めている。


 各自治体は不要不急の外出の自粛を要請しているが、同センターはフェイスブックなどで「献血は不要不急の外出ではなく、輸血を待つ患者さんのための重要な行動です」と呼びかけている。半日休を取って献血ルームに足を運んだ泉区の男性会社員(50)は「年4回ほど来ているが、献血が足りず困っている状況なので協力しようと思った」と話した。


 各地の献血ルームでは新型コロナ対策として、献血に訪れる人に検温や手指の消毒を要請。待合室や休憩スペースの席の間隔を空けたり、定期的に換気したりしている。また、密集による感染リスクを避けるため、ホームページや電話での事前予約を勧めている。


 宮城所長は「医療関係者に血液を届けないといけない。みなさんのご協力をお願いしたい」と呼びかけた。





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