「東海アマ」ブログの一部を転載。
まあ、メモである。
今後の経済の予測などは、その気が起きたら考察するが、素人予測にさほど意義は無いだろう。単に面白半分の「思考遊び」である。
アメリカでシェールオイル産業が生まれた時、私は、この産業に将来性は無い、と書いたが、案外長続きし、一時はアメリカの原油生産の半分以上を占めたようだ。だが、もともと脆弱な性格の産業であり、コロナ騒動での原油需要低下により、まずシェールオイル企業の大量倒産が生まれるだろう。その後の大まかな進展は、東海アマ氏が下に書いている。
(以下引用)
3月下旬の油価は、バレル30ドルを割り込み、20ドル台で推移している。これによって、アメリカのシェールオイル産業は風前の灯火であり、大規模な倒産連鎖が避けられなくなっている。
サウジアラビアも、石油代金が国家予算の7割を占めており、バレル55ドルを前提に予算計画を立てているため、これ以上の増産チキンレースをすれば、国家経済が崩壊する恐れがある。
いずれのベクトルも、再びOPECの減産交渉を支持する方向に向かっている。
しかし、問題がある。
アメリカのシェールオイル産業が、大規模な倒産連鎖を始めれば、当然、ドイツ銀行などが発行しているCDS・CLOなどレバレッジのかかった保険的証券への支払いが発生するが、この規模が巨大すぎて、発行元のドイツ銀などがデフォルトを起こす事態が避けられないことだ。
これによって、歴史的な規模での世界的な大恐慌、リーマンショックの100倍といわれる金融危機が発生する。
すると、石油を扱っている世界の企業群が、現物の石油を債務に充当することになり、世界的な原油安を劇的に加速する可能性がある。
こうした問題は、現在のところ、世界的にどのような影響をもたらすのか、計算不可能な規模になっていて、何が起きるのか、分かるものはいない。
考えられるのは、人類史上最悪の世界大恐慌に突入する必然性だけだ。
まあ、メモである。
今後の経済の予測などは、その気が起きたら考察するが、素人予測にさほど意義は無いだろう。単に面白半分の「思考遊び」である。
アメリカでシェールオイル産業が生まれた時、私は、この産業に将来性は無い、と書いたが、案外長続きし、一時はアメリカの原油生産の半分以上を占めたようだ。だが、もともと脆弱な性格の産業であり、コロナ騒動での原油需要低下により、まずシェールオイル企業の大量倒産が生まれるだろう。その後の大まかな進展は、東海アマ氏が下に書いている。
(以下引用)
3月下旬の油価は、バレル30ドルを割り込み、20ドル台で推移している。これによって、アメリカのシェールオイル産業は風前の灯火であり、大規模な倒産連鎖が避けられなくなっている。
サウジアラビアも、石油代金が国家予算の7割を占めており、バレル55ドルを前提に予算計画を立てているため、これ以上の増産チキンレースをすれば、国家経済が崩壊する恐れがある。
いずれのベクトルも、再びOPECの減産交渉を支持する方向に向かっている。
しかし、問題がある。
アメリカのシェールオイル産業が、大規模な倒産連鎖を始めれば、当然、ドイツ銀行などが発行しているCDS・CLOなどレバレッジのかかった保険的証券への支払いが発生するが、この規模が巨大すぎて、発行元のドイツ銀などがデフォルトを起こす事態が避けられないことだ。
これによって、歴史的な規模での世界的な大恐慌、リーマンショックの100倍といわれる金融危機が発生する。
すると、石油を扱っている世界の企業群が、現物の石油を債務に充当することになり、世界的な原油安を劇的に加速する可能性がある。
こうした問題は、現在のところ、世界的にどのような影響をもたらすのか、計算不可能な規模になっていて、何が起きるのか、分かるものはいない。
考えられるのは、人類史上最悪の世界大恐慌に突入する必然性だけだ。
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