【6月15日 Xinhua News】中国教育部は10日、今年、2万2千人以上の教員を貧困地域に1年間派遣すると発表した。これは中国政府による重度貧困地域を含む貧困地域への教育支援プログラムの一環となる。
教育部の公式サイトによると、同プログラムの2020~21年度では計2万2842人の教員が選ばれ、うち2万1635人が小中学校の義務教育に携わる予定となっている。貧困地域に派遣される教員は通常1年間勤務するが、本人の希望で延長もできるという。
教育部はまた「教育により貧困脱却を推進する重要措置」と、このプログラムの位置づけを強調。各レベルの地方政府に対し、新型コロナウイルスの感染対策と貧困対策の両立を図りながら事業を着実に実施し、赴任する教員の安全をしっかりと確保するよう求めている。(c)Xinhua News/AFPBB News
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