コメント５１が行政側の意図を明確に見抜いている。
投票資格者総数の3分の１以上が必要という条件では、賛成派がいくら多くても、賛成派の勝利になるはずはない。（勝利云々の問題ではないが、まあ、文を考えるのが面倒だからそうしておく。）国政選挙でも投票率は５割前後である。とすれば、投票資格者の３分の１を得るためには、投票総数の６割以上が賛成派になるしかない。しかも、こんな問題で、子供のいない人間が投票所に足を向けるはずもない。住民の３１％が投票しただけでも奇跡的である。しかも、冬場の投票だから、夏の暑さも忘れているだろう。子供の夏場の教室の大変さも念頭に浮かばない人は多いはずだ。つまり、あらゆる面で、エアコン設置賛成派が勝利できないように設定された住民投票だったのである。
これで分かったのは、埼玉県所沢市の行政姿勢が糞だ、という事実だけである。
なお、学校の授業を受ける生徒は「デスクワーク」をしているのであり、汗をかきながらデスクワークをやるのは不可能に近い。ノートに手が触れたら汗だらけになるだろう。
この投票で反対に票を入れた連中の想像力の欠如と、他者（子供）への共感を持たない非人間性もなかなかのものである。


（以下引用）

【悲報】学校にエアコンを置くか置かないかで住民投票した結果、三万人が反対