徽宗皇帝のブログ

「リテラ」記事の最後のページだけ転載。
まあ、安倍政権の右翼性（偽右翼と言うべきか）は世界中に知れ渡っているわけだろう。

私はグローバリズムは必然的に文化の混交と軋轢を産み、その軋轢の犠牲者を生む、という考えなので、このテロ事件の犯人たちと思想は似ているのかもしれない。
別に「多様性」を否定はしないが、多様性はしばしば伝統的文化と衝突し、伝統文化の弱体化や消滅につながるし、「多文化主義」というのも、ひとつの国内で複数文化が混在するのだから多くの衝突・軋轢・犯罪・不祥事を産む契機となるのは当然だろう。「移民法」成立による日本への移民輸入は、米国の「黒人奴隷輸入」の現代版であり、それが米国の宿痾となったのはご存知のとおりだ。
まあ、遠い未来には人種そのものが消え、文化の雑種化が進みすぎて逆にそれ自体が「文化の一元化」になるのかもしれないが、そういう「ワンワールド」というのが果たして理想的世界なのかどうか、疑わしい。ワンワールドとなった世界で人種は消えても「階級」は消えない、と予測しておく。

（以下引用）記事筆者の意見に賛同しているわけではなく、書かれた事実のメモとしての引用である。安倍政権が「多様性を排除する方向」に行っているかどうかは知らない。単に「低能ネトウヨ的資本主義ファシズム」政権にすぎないと思っている。


韓国・金浦空港で「韓国人は嫌いだ」とヘイトを叫んだのは厚労省職員だった

　実際、安倍政権を賞賛している差別排外主義テロリストは、今回の容疑者だけではない。NZモスク銃撃事件の容疑者は、前述の犯行声明のなかで、2011年に77名の人々が殺害されたノルウェー連続テロ事件の犯人（収監中）について触れており、この犯人とコンタクトをとったと主張している。
　このノルウェーテロ事件の犯人も、犯行直前にインターネット上で声明を出しており、そのなかで日本を“多文化主義を完全に排する”理想的な国の一例として賞賛。さらには「会ってみたい人」のひとりとして、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争でのジェノサイドに関与したとされるラドヴァン・カラジッチらとともに、現政権の副総理である麻生太郎の名前をあげていた。
　ようするに、ヘイトクライムを起こしたテロリストが賞賛したくなるほど、この国は、政権与党の政治家たちを中心に、差別を扇動し、多様性を排除する方向へ突き進んでいるということだろう。
　奇しくも19日には、韓国の金浦空港で暴れた男が取り押さえられ、暴行容疑で警察の取り調べを受けた。「俺は韓国人が嫌いだ」などと叫んだこの男は、なんと厚労省の労働基準局賃金課長だった。官僚までがヘイトに侵食されている深刻さを直視しなくてはならない。
（編集部）