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徽宗皇帝のブログ

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安倍(自民)政権の老人いじめ
ネット某所に載っていた「北海道新聞」記事の一部を転載。
個々の経済的事情はともかく、

年金から天引きされる介護保険料は2割増えた。医療保険料も適用されていた低所得世帯向け軽減措置が無くなり、消費税率は10%に。一方、年金は15年度以降に少子高齢化などを理由に計3回、支給額が抑制された。

というのは安倍政権下で日本全国の老人にほぼ同じく加えられた「経済的な老人虐待」だろう。菅「新総理」は、さらなる老人年金支給減額を予告しているという話もあるようだ。


(以下引用)

生活弱者、一層苦しく 安倍政権7年8カ月 年金減額、消費増税、非正規雇用増…

札幌市東区の松崎マサ子さんが付けている家計簿。「記入していると涙が出る時がある」
札幌市東区の松崎マサ子さんが付けている家計簿。「記入していると涙が出る時がある」

 公的年金の減額や消費税増税、非正規雇用の急増、外国人頼みの「観光立国」―。2012年12月に誕生し、歴代最長となった第2次安倍政権の政策は、道民の暮らしにどう影響したのか。高齢になっても働かざるを得ない年金受給者や、正社員になれず低賃金にあえぐ労働者ら、厳しい生活環境に置かれている人々の「7年8カ月」をみた。


■首相の「成果」 実感せず


 「暮らしは守られるどころか苦しくなった」。札幌市東区の松崎マサ子さん(74)はそう漏らす。


 NPO法人で長年働く。政権発足時に年金受給者となったのを機に、年金を生活費に充て、給与を貯金しようと考えた。トラック運転手として働きづめだった夫(77)と少しでも余裕のある老後を過ごすためだ。


 だが現実は違った。年金から天引きされる介護保険料は2割増えた。医療保険料も適用されていた低所得世帯向け軽減措置が無くなり、消費税率は10%に。一方、年金は15年度以降に少子高齢化などを理由に計3回、支給額が抑制された。


 4年前に夫が脳梗塞で倒れた。月約10万円の年金は、夫の介護施設利用料も引かれて半分以上が消える。松崎さんは法人からの給与と手元に残る年金の計12万~13万円から、夫の治療費や生活費を捻出する。


 安倍晋三首相は昨年の所信表明演説で「1億総活躍社会」を掲げ「意欲ある高齢者の皆さんに70歳までの就業機会を確保します」と強調した。だが、松崎さんは「意欲ではなく、生きていけないから仕事を辞められない。口先で良い印象を浸透させ、現実を覆い隠そうとしている」と憤る。


 首相は辞任表明時、「400万人超の雇用を生み出した」と成果を誇った。18年の働き方改革関連法の成立時には「非正規という言葉を一掃する」と宣言。だが生み出された雇用の大半は、12~19年に約350万人も増加した非正規だ。


 「卒業して以来、私の給料ってずっと同じなんです」。札幌市の契約社員の40代女性はつぶやく。


 「就職氷河期」の02年に専門学校を卒業後、市内の手芸店でアルバイトを続けた。5年後に正社員になったが「固定給になっただけで、ボーナスも無かった」。2年前、パソコン関連企業で契約社員になった。週5日働き、月給は約14万円。時給換算で最低賃金程度の暮らしが20年間、続く。


 政府は昨年、就職氷河期世代の非正規労働者を支援し、正規労働者を30万人増やすと表明。女性も正規雇用の希望を会社に伝えたが、取り合ってもらえなかった。「企業は私たちのような駒をそろえておきたいだけ。国の政策も『はりぼて』ばかり」と諦め顔だ。 


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