被害者側が加害者の責任を問う発言をすると加害者やその周辺の人間(犯罪者側の人間や犯罪者の利害関係者)が逆に被害者を責めて追い込むことが多いので、下の声明文はかなり腰が引けた内容だし、またこの種の団体はほかに無いのかどうかは知らないが、こうした声明を出すこと自体は当然である。
いずれにしても、こうしたいじめや虐待というのは事情を正確に把握するのが困難で加害者を処罰するのも難しいのだが、小山田の場合、自分から自分の犯罪行為を自慢げに語っているわけで、冤罪事件でよく見られる「強要された、あるいは罠にかけられた」自白とは全く別だ。日本人全員、あるいは世界中の人間が小山田と五輪実行委員会をとことん追い詰めていいのである。その結果たとえば小山田が自殺しても、私は「世界から人間の屑がひとり減った」としか思わない。
なお、小山田圭吾という一般的には無名の人間が五輪音楽担当に選ばれたのは血筋が「上級国民(NHK関係者)」だったからのようだ。また、安倍夫人(芸能人好きのようで、布袋寅泰とのキス事件の前科がある。)案件だという話もある。
(追記)今、某スレッドで見つけたコメントである。NHKどうする?
NHKとオリンピックが障碍者差別といじめを推奨してるかたちになってしまったな(以下引用)
障害者支援団体 小山田圭吾いじめ加害に声明「強く抗議」雑誌告白「極めて露悪的」組織委「重い説明責任」
知的障害者の権利擁護と政策提言を行う一般社団法人「全国手をつなぐ育成会連合会」は18日、東京五輪開会式の楽曲を担当するミュージシャン「コーネリアス」こと小山田圭吾(52)が過去の雑誌インタビューで告白した学生時代のいじめ加害に批判が集まっている問題について、公式サイトで声明を発表した。障害の有無にかかわらず、いじめや虐待は許されないとし「小山田氏の行為には強く抗議」。雑誌インタビューについては「極めて露悪的」とした。大会組織委員会には「重い説明責任」があるとしたが、楽曲制作の取りやめまでは求めなかった。 雑誌は1994年1月発行の「ロッキング・オン・ジャパン」(ロッキング・オン)と95年8月発行の「クイック・ジャパン」(太田出版)。同級生を箱に閉じ込めたり、近隣学校の障がいのある生徒をからかったりしたことを反省せずに語っていた。以前から問題視されており、今月14日に発表されたクリエーティブチームの一員に小山田の名が挙がると、インターネット上で「致命的な人選ミス」などと批判の声が上がり、問題が再燃していた。 小山田は16日、自身のツイッターに謝罪文を投稿。いじめ加害を認め「深い後悔と責任を感じております」「受け入れてもらえるのであれば、直接謝罪をしたい」などとつづった。 全国手をつなぐ育成会連合会の「小山田圭吾氏に関する一連の報道に対する声明」は以下の通り。 東京2020オリンピック・パラリンピック大会における楽曲制作へ参加しているミュージシャンの小山田圭吾氏に関する一連の報道について、一般社団法人全国手をつなぐ育成会連合会(以下「本会」という。)として次のとおり声明を発表いたします。 新聞等の報道によると、小山田氏は私立の小中高一貫校に在学していた際、障害のあるクラスメイトに対し、筆舌に尽くしがたい苛烈ないじめ行為をしており、そのことを平成6年(1994年)および平成7年(1995年)の2回にわたり、異なる音楽雑誌のインタビューで赤裸々に語っていました。小山田氏自身も、公式サイトにおいていじめ行為があった事実を認めており、謝罪もしています。(ただし、あわせて音楽雑誌側に事実を誇張していた旨の主張もしています) 今回の事案について、本会としては大きく以下の3点が重大な問題点であると認識しています。 (1)障害の有無に関わらず、いじめや虐待は許されるものではない 小山田氏のインタビュー記事は採録がためらわれるほどの凄惨な内容であり、いじめというよりは虐待、あるいは暴行と呼ぶべき所業です。このような行為は、たとえ学生という未成熟な年代であったとしても、許されるものではありません。しかも、そのターゲットが反撃される可能性が少ない障害のあるクラスメイトだったことも考え合わせると、小山田氏の行為には強く抗議するものです。 (2)小山田氏の行為は極めて露悪的である 上記のとおり小山田氏の行為は決して許されませんが、学生という年代であったことを考慮すると、行き過ぎた言動に走ってしまうことはあるかもしれません。 しかし、そのことを成人して著名なミュージシャンとなった後に、わざわざ高名な音楽雑誌のインタビューで面白おかしく公表する必要性はなかったはずです。極めて露悪的と言わざるを得ません。しかも、インタビューでの発言では明らかに障害者を差別的に揶揄している部分も各所に見受けられ、少なくともインタビュー時点ではまったく反省していないばかりか、一種の武勇伝のように語っている様子が伺えます。 (3)なぜ小山田氏が楽曲提供担当となり、留任させることにしたのか 小山田氏の公式サイトによると、「過去の言動に対して、自分自身でも長らく罪悪感を抱えていたにも関わらず、これまで自らの言葉で経緯の説明や謝罪をしてこなかった」と明記されており、東京2020オリンピック・パラリンピック大会における楽曲制作への参加要請があった際にも、組織委員会に対していじめ加害者であったことは説明していなかったことが色濃く推測されます。 あれだけ露悪的なインタビューが公表されているにも関わらず、なぜ小山田氏が自身を「いかなる差別も禁じる」としている五輪憲章を掲げるオリンピック、そして障害者アスリートの祭典であるパラリンピックの楽曲提供を担当するに相応しいと考えたのか、理解に苦しみます。同様に、そのような小山田氏を起用し、今般の事案を踏まえても留任させる決断をしたにも関わらずまったく公式な説明を行っていない東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会には、重い説明責任があります。 本会としては、すでにオリンピックの開催が直前に迫っており、小山田氏も公式に事実を認め謝罪していることも勘案して、東京2020オリンピック・パラリンピック大会における楽曲制作への参加取りやめまでを求めるものではありません。 しかし、今般の事案により、オリンピック・パラリンピックを楽しめない気持ちになった障害のある人や家族、関係者が多数いることについては、強く指摘しておきたいと思います。 小山田氏が露悪的であったことも含め心からの謝罪をしたのか、それとも楽曲提供に参画したい一心でその場しのぎで謝罪をしたのか、本会としては小山田氏の言動や東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の動向について、今後も注視してまいります。 令和3年(2021年)7月18日 一般社団法人 全国手をつなぐ育成会連合会 会長 久保厚子