地球の記録 - アース・カタストロフ・レビューさんのサイトより
https://earthreview.net/china-pla-is-in-america/
<転載開始>


アメリカ内部からの戦争勃発があるとすれば

国境を超えてアメリカに不法入国する人の数が現政権になって以来、圧倒的に増加しています。


2024年は、過去 100年で最大の不法移民が確認されていて、数で示すと以下のようになります。


1920年代からのアメリカ国境で確認された違法移民の数の推移

Jim Bianco


バイデン政権下の期間だけで、1000万人以上の不法移民が確認されているのですが、しかしこれは、国境警備隊などにより「確認されている」数だけであり、実際はさらに多い可能性が高いです。


これに対して、FBI の元幹部などが、大変に危機感を持っており、米国議会に書簡で警告を発したりしています。


[記事]FBI が米国下院議長などに宛てた「危機が迫っています」という書簡
BDW 2024年1月28日


その中にある以下の文面が、懸念している脅威を示しています。


FBI の元幹部が議会に宛てた書簡より


米国は近代の歴史の中で本土侵略に一度も遭ったことがありませんが、今、本土侵略が進行しています。


世界中から、多くは米国に友好的ではない国や地域から来た人々が、徒歩で国境を越えて、数千人規模で波のように我が国の大地に上陸しています。


背景、意図、忠誠心がまったく不明な、敵対的な国や地域からの若い独身成人男性からなる比較的多部門の軍隊が我が国の国境内に存在することによって表される危険性を誇張することは困難でしょう。


BDW


この FBI の書簡は、特定の民族について書かれているものではないですが、大まかにいえば、以下に大別されると思われます。


 


・パレスチナ系(ガザ侵攻に反発を持つ組織の人たち)


・中国人(特に、人民解放軍の軍人)


 


今回ご紹介する米エポックタイムズの記事は、そのうち「中国人」についてのものです。


アメリカには、中米と国境を接している場所は数多くありますが、現在テキサス州が移民に対して厳しい態度を取っているため、越境のルートのメインは、カリフォルニア州などになっているようです。


以下の記事に書きましたが、移民に反対するアメリカの州が全体の半分を占めており、不法入国すしやすい州が、カリフォルニア州、アリゾナ州などに絞られているとみられます。


[記事]アメリカ政府に反旗を翻したテキサス州への支持を誓約した州が全米50州中25州に。内戦的な色合いがさらに深まる
地球の記録 2024年1月31日


今回ご紹介する記事での越境ポイントは、カリフォルニア州のサンディエゴです。メキシコのティファナという街と隣接しています。


カリフォルニア州サンディエゴ

Google Map


FBI が懸念するような「アメリカ内部から戦争を起こす」というような意志が中国にあるのだとすれば、準備は着々と進んでいるようです。


米エポックタイムズの記事です。

米国とメキシコの国境を不法越境する中国人の数がサンディエゴ地区で500%急増

Number of Chinese Illegally Crossing US-Mexico Border Surges 500 Percent in San Diego Sector
Epoch Times 2024/02/21


サンディエゴ地区では米国に不法入国する中国人の数が500%以上増加しており、安全保障上の懸念が高まっている。



米国に不法入国する中国人の数はここ数年で急増しており、サンディエゴ当局の最新データによると、今年これまでのところ、前年同期比で 500%という驚異的な増加を示している。


米国が歴史的な規模の不法移民危機に依然として悩まされている中、米国とメキシコの国境を不法に越える中国人、特に軍人年齢の男性の数が異常に増加している。


一部の国境警備当局者などは、単により良い生活を求める人々の中には、中国軍とつながりのある人々もいる可能性があるため、これは国家安全保障上のリスクをもたらすと警告している。


国境警備組合の組合長ブランドン・ジャッド氏は最近、南部国境を不法に越える兵役年齢の中国人男性の数が急増していることを警告し、彼らの中には中国共産主義政権のために、米国に「潜入」する目的で活動しているスパイがいる可能性があると確信していると述べた。


そして今回、米国国境警備隊のジェイソン・オーエンズ長官は、今年度これまでにサンディエゴ地区で 2万人以上の中国人が逮捕され、これは前年同期の 5倍以上であることを明らかにした。


「 24会計年度、サンディエゴ部門では 14万件以上の懸念される入国があり、そのうち 2万件以上が中国からのものだった(前年度比 500%以上の増加)」とオーエンズ氏は X への投稿で書いた。


一部のアナリストたちは、中国の経済状況の悪化に加え、人権侵害や新型コロナウイルス感染症による厳格なロックダウンなどの政策が、米国に不法入国する中国人の急増を引き起こしている可能性が高いと指摘している。


中国の国境を越えた人々へのインタビューでもほぼ同じことが示されており、中国のますます抑圧的な政治情勢と経済見通しの低迷を非難する人もいる。


しかし、国境警備組合の組合長ジャッド氏やその他の人々は、一部の人々、あるいは多くの人々には「別の動機」があるかもしれないことを示唆している。


「なぜこのような流入が見られるのでしょうか?」ジャッド氏はテレビ番組「ジャスト・ザ・ニュース、ノー・ノイズ」での最近のインタビューで語った。


「多くは、彼らはより良い生活やより良い仕事を求めてここに来ているだけでしょうが、最悪の場合、彼らは中国政府の一員として来ており、それが私をとても怖がらせるのです」と彼は語った。


 


敵対国からの不法移民


1月に国境警備隊員が遭遇した不法移民の数は、前年1月と比較して記録的な数(24万2,587人)となった。


同時に、米国国土安全保障省 税関・国境取締局の統計は、不法に国境を越える兵役年齢の中国人の数に憂慮すべき傾向を示した。


税関・国境取締局のデータによると、1月に国境警備隊員が遭遇した独身の中国人成人は 5,717人で、これは記録上の他の 1ヶ月の 2倍以上に相当する。2023年12月には、その数は 7,581人にまで増加した。2023年1月以降の合計は 6万4979人となった。


<転載終了>