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厚労省は驚愕の真相をつかんでいる

異物混入ニュースは朝日デジタルの「ゴム」で始まった。可笑しなことに同じ日に他マスコミが「ゴムではなく金属片」と報じた。厚労省に別の二つのソースがあるようだ。ニュースは瞬時に海外でも報じられたため、武田薬品と厚労省が調整して、ゴムで収めることに成功したかのように見える。しかし、注射針でぐりぐりやったゴム屑だと言われても、混入が見つかったのは大半が「未使用の容器」で「注射針」ではない。
厚労省は16日に最初の報告を受けているから、ゴムか金属か答えが出ているはず。なぜ朝日がゴムで、他社が金属に、同じ日にひっくり返ったのか。異物報告が増え過ぎて抑えきれなくなり、ゴムで済まそうと考えた？。不思議なのは、あえて金属片を示唆した理由だ。モデルナは敬遠され、ワクチン不信につながりかねない危険なゲームを押すホワイトハットが省内にいるのだろうか。

異物は未使用の「容器」と「注射器」両方で発見された

【NHK】8月16日以降、東京都と埼玉県、茨城県、愛知県、岐阜県にあるモデルナのワクチンの接種会場のうち8か所で、合わせて39の未使用の「容器」に異物が混入しているのが見つかりました。
【FNN】茨城県の県立医療大学の会場で「8月23日」、薬剤師がワクチンを注射器に分ける作業中に「容器」中の異物を発見した。
【NHK】注射器の針をふたに刺した際にゴムの一部が削り取られ「注射器」に混入したとみられる。
【朝日デジタル】複数の会場で、「接種者」が「注射器」の混入物に最初に気付いた。
【NHK】8月28日夜、那覇市内に設置している県の大規模接種センターで、モデルナのワクチンが入った開封後の容器1つと、3本の注射器から黒い異物が見つかった。

二転三転「ゴム-金属-ゴム」世界を駆けめぐる

8月26日【朝日スクープ】モデルナにゴム片とみられる異物混入（厚労省情報）
8月26日「異物は金属片の可能性がある」と厚労省が仰天コメント。
8月28日【厚労省】別のロット番号で30代男性2人が死亡していたと公表。
8月29日【武田薬品】金属片を否定。異物はゴムの破片とみられると訂正。　
8月29日【厚労省】「コアリング」によるゴム片混入を示唆。
8月29日 群馬太田市の接種会場で「黒い物質」混入発見。
8月29日　沖縄接種センターで開封後の容器1つと、3本の注射器から黒い異物発見。

男性死亡は偽旗、毒入りロットを隠すためのカバー

驚くべきは、同じタイミングで公表された「二人の男性の接種死だ」。同じ製造元の同じ時期のバッチ、ロットは違うが、人に恐怖を与えるに十分なニュースである。異物発覚を隠すためのカバーとして出てきた偽旗の可能性がある。おまけに、唐突に、群馬と沖縄が、白い金属片とは程遠い黒、ピンク、茶色の混入物を引っさげて割りこんできて、ついつい元の事件をわすれてしまいそうになる。だが見逃してはいけないことは、厚労省はゴム片を受け入れながらも、金属片混入のロットを全否定していないことだ。「製造段階で金属とみられる異物が混入し、接種を見合わせているロット」とは別であると明言している。