記事前半は個別的事例の話なので、ブログ容量の関係もあって省略した。
記事タイトルがすべてを語っているような記事であり、非正規社員は誰しも同じような将来像を思い描いていると推定していいだろう。現在の非正規社員の雇用状況で将来を楽観的に考えられる人がいたら、アホである。
で、日本を地獄的社会にした張本人たちはその責任を何ひとつ取らないでいる。日経連の連中もそうだが、直接的には、法的に制限されていた派遣社員の種類をほとんど全分野に拡大し(と記憶するが、確かではない。)、非正規社員の爆発的な増加に道をつけた小泉純一郎が最大の責任者と見るべきではないか。
安倍総理より先に、日本国民は小泉純一郎をリンチにかけるべきだと私は思っている。ところが、それどころか今やその息子が自民党のエース扱いである。
(以下引用)
記事タイトルがすべてを語っているような記事であり、非正規社員は誰しも同じような将来像を思い描いていると推定していいだろう。現在の非正規社員の雇用状況で将来を楽観的に考えられる人がいたら、アホである。
で、日本を地獄的社会にした張本人たちはその責任を何ひとつ取らないでいる。日経連の連中もそうだが、直接的には、法的に制限されていた派遣社員の種類をほとんど全分野に拡大し(と記憶するが、確かではない。)、非正規社員の爆発的な増加に道をつけた小泉純一郎が最大の責任者と見るべきではないか。
安倍総理より先に、日本国民は小泉純一郎をリンチにかけるべきだと私は思っている。ところが、それどころか今やその息子が自民党のエース扱いである。
(以下引用)
(前半略)
将来の展望となると、特に悲観的な声が多い。
「いつ切られるかの不安しかない」(多数)に加え、「年金はもらえないと思う」(46歳・男性ほか多数)、「定年前に死ぬしかないかな」(48歳・男性・パート・アルバイト)、「長生きはしたくない。安楽死が法整備されることを望む」(33歳・男性・パート・アルバイト)。
法政大学の上西充子教授(労働問題)によると、非正規雇用拡大のきっかけは、1995年に当時の日経連が提言「新時代の日本的経営」で打ち出した雇用ポートフォリオだ。従業員を、企業として長期勤続してほしい基幹的正社員と、高度専門職グループ、雇用柔軟型グループの3種に分け、後者ふたつを拡大し、労働市場の流動性を拡大していこうという提言だった。
「それから二十余年、実際日本はそのとおりに進んできたと思います」(上西教授)
確かに、自由な働き方として、あるいは家事や育児と両立する選択肢として、積極的に非正規雇用を選ぶ人もいる。だが、現状は果たしてどうなのか。
「15年1月、提言に携わった成瀬健生氏は、『もし、いま日経連があるなら、今度は非正規の正規化を提言しているだろう』と発言しています。現状を問題視し、この方針は失敗だったかもしれない、と考えているということではないでしょうか」(上西教授)
(編集部・熊澤志保)
※AERA 2018年2月26日号より抜粋
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