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徽宗皇帝のブログ

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東京一極集中と民主主義
「ネットゲリラ」本文末尾と常連投稿欄の一部だが、わりと真面目な議論をしていて好感が持てる。もちろん、コメントすべてに同感するわけではないが、こういう議論が為されること自体が素晴らしいのである。
ずっと昔に書いたが、私は「小公子」の中で、10歳かそこらの少年(セドリック)とニューヨーク(だったと思う。)の下町の無学な雑貨店の店主が大真面目に政治を論じる場面が大好きで、民主主義の根幹は、このようにただの庶民が普通に政治を論じる風土にあるのだろうな、と思っている。その後の資本主義の発達で、民主主義は資本家によって乗っ取られた(つまり資本家が政治を背後で操作するようになり、米国では共和党も民主党も人民のための政党ではなくなった。)わけだが、さて今、民主主義が機能している国はどこにあるのだろうか。

(以下引用)




ところでNYとかトンキンとか、大都市に住んで働いている人というのは、一体、何をやっているのか? 少なくとも「生産」ではない事は確かだ。大都市で出来る生産活動というのは、せいぜいアート関係くらいで、あとは多少の流通とサービス業。世の中が発展するにつれ、直接、生産に関与しない、そうした産業が発達する。HONDAが中国に進出した頃、完成したオートバイを仕入れて流通させる会社が存在しなくて心配したら、「なに、作れば買いに来る人がいるから」というので半信半疑、作ってみたら、毎朝、客が門前に並んだというんだが、結局大都市を成立させているのは、そうした「利便性」を追求するための産業です。あれば便利だが、それに浸かると自分では何も出来ないデクノボウが量産される。

コメント(17)


トンキンのような大都市は、第三次産業・サービス業だけで食っている。


まあ簡単に言えば中抜き屋が中抜き合いながら寄り集まってるだけの寄生虫の巣みたいなもん。昔回虫だか蟯虫だかが脳内で大繁殖した気持ちの悪い写真を見たことがあるが、今のトンキンはまさにそれです。


養分は体の方から抜いている。すなわち真に生産的な仕事は全部地方でやっているんだが、利益だけ抜くシステムを霞が関と財界が作り上げてトンキン一極集中が起こっているわけですな。その結果の寄生虫大繁殖です。


まあそういう意味でコロナ禍は国の成り立ち、いや世界産業の成り立ちを根本から変える契機にはなるかもしれませんな。


これは日本国内だけではなく、世界レベルでも起こっていること。
コーヒー作ってるのはアフリカや中南米の貧しい国々だが、コーヒーで大儲けしているのはネスレを始めヨーロッパの商業資本。


フェアトレードなんかいくらやっても販路を抑えた彼らには勝てない。
だから一旦リセットが必要なんでしょうな。


まあ私はコロナ無策は間違いなくユダ菌金融資本の指図だろうが、結果的に根本から世界システム変えてしまうんじゃないかと思うわけです。


まあそういう意味で虫下しとしての処方を考えていくべきでしょうな。
それが真の意味のポストコロナ社会です。



トランプは中国やロシアからカネを借りるから破産はしないだろう。
そして踏み倒すのだろうが、中露に担保として、どんな国益を売り飛ばしているのだろう。



トランプ不動産王・・ヤリタイ放題


改め「不当産王」に・・・( ノД`)シクシク…



仮に東京大学始め


経済的に都市に有る事が
有利に成らない施設を
郊外や地方に移転すれば
公費を研究や設備に回せる
学生の負担も減るだろう


学校なんて都市に有る
必要は無い


都市に有る必要ないものを
地方に移転すれば
みんな助かる筈だ


ピンチはチャンスではないか
今 変えなければ
変えることなんて
永遠にデキナイのである



野村不動産も東京に見切りをつけてこんなこと始めました。


「野村不動産のマンションブランド「プラウド」が郡山市に初進出。
「郡山」駅 徒歩5分の地に誕生します。」


絶賛発売中



一極集中=都市化は産業革命以来の特徴。


人手を要する産業に、田舎で仕事にあぶれた奴隷を掻き集め、効率的に商品を生産するシステム。日本の高度成長期では「金の卵」とか言っちゃって言葉の摩り替えで騙してたけど、要は安くて扱き使える若くて無知な奴隷だ。イギリスでは土地持ち貴族が土地を囲い込んで農民を追い出してしまった。


一極集中はインフラ(道路・鉄道・水道・電気・ガス・通信)コストも必要最小限で済み、余力をGDP拡大に邁進させることができる。いつのまにか数字を追ってGDP絶対に陥り、人間らしい生活は後回しにされ、GDPの減少は"死"に近い感じで赦されなくなってしまっている。




先週だったか LOVE♡牧逸馬さんに教えていただいた《東京人は「飢え」に備えよ。》


リンク先MAG2NEWS『東京人は「飢え」に備えよ。コロナ下の日本、食料問題の行き着く先は』


たいへん面白く読ませていただき 感謝します。。筆者は高野孟ですから信頼して読めました


とりわけ痛快かつ刺激的で 眼から腐っていた古い鱗がボロボロ落ちたのは


        【東京と大阪の自給率は1%】あたりからです/笑。


自給率を消費しかできない東京・大阪を含んだ「全国平均で教え込まれ騙されてきた」ので


カロリー換算での自給がわずか37%と考えがちですが 掲載されたリストにあるように


カロリーベースで は


1. 北海道 194%
2.秋田  190%
3.山形  135%
4.青森  120%
5.新潟  107%
6. 岩手  106%
7.佐賀   95%
8.鹿児島  79%
9.福島、富山 78%


掲載されている金額ベースでの自給率を高い方からみると


1. 宮崎  318%
2. 鹿児島 300%
3 . 青森  252%
4. 北海道 225%
5. 岩手  223%
6. 山形  186%
7. 高知  175%
8. 熊本  166%
9. 佐賀  159%
10. 秋田  156%


(これはほとんど輸入に頼っている畜産飼料の金額がカウントされてない数値だから


迫りくる世界的規模の食糧危機に対しては単純素朴に糠喜びはできないのですが)


大浪費地帯でしかない東京と大阪を含む「全国の」平均値に騙されず地産地消路線を


貫けば超シリアスな飢餓状態は(東京大阪以外では)かなり緩和されるはずだ 。。


「透明なゴジラ」により 壮大な実験だったはずのグローバル化の脆弱性と巨大誤謬が


完璧に暴露され(政府と電通がどのように隠蔽しようと/笑。)まして大都市における


コンビニのジャストインタイムなど「イザ」となったら画餅ほどの能力も持たないことは


明らかだ/笑。簡単にいえばバットマンのいないゴッサムシティである現在の東京と大阪に


住むこと自体が一種の自傷行為であり欲に取り憑かれていても希死念慮の変形にすぎない 。。


いま必要なことは「国家」を見放して地方自治体とりわけ市町村議会と市町村長を厳選し


地産地消と小国寡民の地域システムを構築することだ。。学ぶべきはアイルランド人


マーク・ボイルの地域性を持つ無銭経済へ向かう姿勢とH.D.ソローの普遍的市民さらに


2500年前の老子による「小国寡民」の教えだ  井筒俊彦『スーフィズムと老荘思想』に


拠れば 老子が説く「小国寡民」とは現代でいえば「村落単位」のようなものだという



>人手を要する産業に、田舎で仕事にあぶれた奴隷を掻き集め、効率的に商品を生産するシステム。


都市部に「田舎で仕事にあぶれだ奴隷を掻き集め」ている面と、田舎で生まれ育った人が都市部に行かざるを得ない状況のセットだと思っています。菅首相も田舎にいたくなかった人の一人じゃないですかね?


田舎で生まれ育った人はなぜ都市部で碌な生活が出来ない事を認識した上でわざわざ都市部に来て仕事をしようとするのでしょうね?地方出身者のサラリーマンと思われる人が本当はこんなにごみごみしている東京になんか居たくないと言っている姿は何度も見掛けています。


コロナのおかげでそういった人が大都市圏に居られない状況が進行しているようです。



自給率の数字ですが、おそらくそうなのでしょう。数字の上ではそんなに憂慮することはないのでしょう。おそらく。


しか~し、3月のコロナマスク騒動でお分かりのように、人々の意識に不足感が生まれると、あっという間に市場から消えていきます。マスクなら無くても死にませんが、食い物は1週間我慢しろと言ってもそれはなかなか難しいんじゃないでしょうか。ましてや1ヶ月となるとさぁどうしましょう。


みんながバカにしているサツマイモでも米でも、定植して1ヶ月では食えませんよね。収穫できる秋まで冬眠してます?


それに食糧が不足するような時というのは、天候不順の場合もあるでしょうが、紛争などで物流がストップするような場合は、食糧そのものもですが、食糧の元になる、種子、肥料や農薬(の原料)、石油など同時に止まる可能性もあるので、そのような事態はなかなか無いかも知れませんが、単純に数字の上で自給率が確保できているからといって大丈夫だとは思えません。


そこから先はどうするのか、自分である程度確保するようにセルフ食糧安全保障の体制をとるのか、そんなのバカバカしいのでいざという時には略奪できるように格闘技を習うのか、何にもしないのか、あとは自分で考えましょう。


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