なかなか見事な総括だと思う。まあ、正直、日本人として反吐が出そうなスピーチだが、奴隷国家の総理としては、米国へのお世辞、ゴマすり以外は言えないわけだ。
(以下引用)
訪米中の岸田総理が、現地時間4月11日午前11時10分(日本時間12日午前0時10分)から約35分間、アメリカ連邦議会上下両院合同会議において、「未来に向けて:我々のグローバル・パートナーシップ」と題する演説を行ったという。今回はその内容をご紹介したい。
演説は英語で行われたといい、その全文が外務省のホームページに掲載されている。For the Future: Our Global Partnership(April 11, 2024)。日本語の仮訳も載せられている。
以下、岸田総理の発言を私が意訳・ダイジェストしたものを黒字で、感想を青字で記載してみよう。
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1 はじめに
いきなり最初から「日本の国会では、これほどすばらしい拍手を受けることはまずありません。」と切り出した。
2 米国のリーダーシップ
岸田総理は、平和は理解するだけでは成立せず、決意が必要だと述べる。その決意とは、アメリカの経済力、外交力、軍事力、技術力がもたらすものであり、それによってアメリカは戦後の国際秩序を形づくり、自由と民主主義を推進し、日本を含む各国の安定と繁栄を促したと話す。また、そのためにアメリカは尊い犠牲も払ったが、そのようなアメリカを世界は必要としており、今後もアメリカはその役割を果たし続けることが必要であると述べる
そこまで話して、岸田総理は一転論調を変える。「しかし、私は一部のアメリカ人の間に、世界におけるアメリカの役割は何であるべきかについての疑念があることを感じています。」と述べた。
私も疑念を持っている1人だ。アメリカは世界中で戦争を行うべきではなく、世界各国から富を搾取するべきではなく、弱い者いじめをするべきではなく、自分たちの不当な要求に従わないからといって制裁を行うべきでもない。
3 新たな挑戦
岸田総理は以下のとおり話す。「疑念は歴史的な転換点を迎えて生じたものであり、私たちは冷戦時代の次の時代に向かう分岐点にさしかかっている。アメリカが長年かけて形成した世界秩序は新たな挑戦に直面している。」
「自由と民主主義は世界中で脅威にさらされている。」「気候変動、COVID-19のパンデミック、AI技術の急速な進歩、グローバル・サウス勢力の増大などがある。」「中国の現在の対外姿勢と軍事行動は、日本及び国際社会の平和と安全にとって前例のない最大の戦略的挑戦となっている。」
「広島出身の私は、核兵器のない世界を実現するために政治家としてのキャリアを捧げてきた。」「しかし、私たちは北朝鮮の核・ミサイル開発、ロシアのウクライナ侵略戦争を支援するための弾道ミサイル輸出、ロシアのウクライナに対する不当で残忍な侵略戦争、ロシアの核兵器の使用の脅威にさらされており、日米間の緊密な連携がこれまで以上に求められている。」
「デジタル技術によって自由が圧迫されている。ソーシャルメディアは検閲され、監視され、コントロールされている。いわゆる " 債務の罠 " 外交の事例も増えており、国家の経済的依存が悪用され、武器化されている。このように急速に変化する圧力に直面しながら、私たちはどのようにして共通の価値を守り続けることができるのだろうか。」
4 グローバルパートナー
「私は、国際秩序をほぼ一人で支えてきた国としての、孤独と疲弊を感じているアメリカ人に語りかけたい。」
「アメリカのリーダーシップは不可欠です。米国の支援なしには、ウクライナの希望が崩壊するまで、インド太平洋がさらに厳しい現実に直面するまでに、それほどの時間はかからないでしょう。」
「アメリカの最も親密な友人である " トモダチ " として、日本国民は皆さんと肩を並べています。私たち国民のためだけではありません、すべての人々のために。自由、民主主義、法の支配を守ることは、日本の国益でもあります。」
まずは、許可もなく、気安く " 日本国民 " などと言わないでほしい。日本国民は岸田総理の下僕ではないのだから。アメリカと肩を並べるつもりなど毛頭ないし、 " トモダチ " になるつもりもない。戦争はゴメンだ。
「日本国民は自由、民主主義、法の支配を強く求めています。アメリカもおなじですね。このような価値観を守ることは、日米両国にとって、また世界中の将来の世代にとって、大義であり利益でもあります。」
「今この瞬間も、任務を遂行する自衛隊と米軍の隊員たちは侵略を抑止し、平和を確かなものとするため、足並みをそろえて努力してくれています。」「私は彼らを賞賛し、彼らに感謝します。そして、私たち全員を代表して申し上げますが、彼らは日米両国から感謝されています。」
「 " 自由と民主主義 " という名の宇宙船において、日本はアメリカの船友であることを誇りに思います。我々はデッキに立ち、任務を遂行します。そして、必要なことを行う準備ができています。世界の民主主義国家は、総力を挙げなければなりません。私はここで、日本はすでにアメリカと肩を並べていると申し上げたい。」
「私たちはアメリカとともにあります。日本は長い年月をかけて変わりました。第二次世界大戦の惨禍から立ち直り、寡黙な同盟国から、世界に目を向け、強く、取り組みに熱心な同盟国へと変貌を遂げました。」
「私自身、日米同盟をより強固なものにするために先頭に立ってきました。防衛予算をGDPの2%まで大幅に増額すること、反撃能力を保有すること、サイバーセキュリティを向上させることを発表しました。ロシアによるウクライナへの侵略を受け、ロシアに対して強力な制裁措置をとりました。」
「ウクライナへの120億ドル以上の援助を発表しました。これはNATOの援助パッケージの一部であり、そうです、私たちは地球の反対側にいるNATOとも協力しているのです。これからもウクライナに寄り添っていきます。私たちは過去においてアメリカの地域的パートナーとなり、そして今や、グローバル・パートナーとなりました。」
もう、戦争をする気満々としか考えられない。完全に頭が狂っている。「第三次世界大戦大賛成!!」それが岸田総理だ。アメリカに褒められることだけが岸田総理の生き甲斐になっている。日本国民がどうなろうが知ったことではない。
「日本は米国のリーダーシップを信頼しており、また米国経済も信頼しています。日本は米国への海外直接投資第1位です。日本企業は約8000億ドルを投資し、約100万人のアメリカ人の雇用を創出しました。」
「国内では、私は日本経済を牽引するために " 新しい資本主義 " と呼ばれる一連の取り組みに着手しています。賃上げ、設備投資、株価、そのすべてが30年ぶりの水準に達しています。」
日本の経済は30年来なかった好景気で、躍進を続けていると言っている。この嘘つきめが!!
5 終わりに
「日本が米国の最も近い同盟国としての役割をどれほど真剣に受け止めているかを知っていただきたい。私たちは共に大きな責任を担っています。私は、私たちが平和にとって、自由にとって、繁栄にとって不可欠な存在であると信じています。私たちの信念で絆を結び、日本の確固たる同盟と永続的な友好を皆様に誓います。」
「本日の御招待、皆様のおもてなし、そしてアメリカが世界で果たしている役割に感謝します。」
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以上になる。全体を通して感じることは、岸田総理のアメリカへの依存心が異常に強いことだ。あまりにもべたべたとアメリカにまとわりつこうとしている。はっきりいって気持ちが悪い。どのような育ちかたをすると、ここまで自立心や自律心、そして自尊心がなくなるものかと不思議になる。男じゃないね。
岸田総理の演説で岸田総理が言っていることを一言で要約すれば、「アメリカ様、地獄の底まで付いていきます。だから私を捨てないで。」ということになる。そんなことを聞かされたアメリカ人も気持ちが悪いだろう。この演説を読むと、アメリカに指示されるままにLGBT法が成立したのも、増税して軍備を増強するのもよく分かる。
理性ではなく、感情レベルで反応している。岸田総理はあまりにもアメリカに可愛がられようとしすぎており、国民が目に入らないのも無理はない。国民が死のうが苦しもうが、アメリカに気に入られるためには国民など些細なこととしか感じられないのだろう。
あるいはまた、岸田総理が大変なビビリ、ヘタレ、腑抜けという見方もできるだろう。まるでアメリカという強盗殺人犯を前にして、「あなたは素晴らしい。優しい。思いやりがある。周囲に貢献している。私のトモダチだ。」と話しかけることで、アメリカ本来の凶悪さを防ごうとしているかのようでもある。「悪いことはやめよう」と率直に言葉に発することができない。「お前、男だろ?」と問いかけてやりたい。
誰だろうね、岸田総理を操っているのは。例えばエマニエル大使だったら納得はできるかな。完全にアメリカネオコンに顎で使われている感じがする。私は何の情報も持っていないから、確かなことは何一つ言えないけれども、岸田総理が我を忘れていることは間違いないように感じる。完全に洗脳されているか、あるいは脅されているか。
岸田総理の周辺にいる人は、誰が岸田総理を洗脳しているか、あるいは脅しているか、きっと具体的な人の名前まで分かっているのだろうなあ。このままだと日本は戦争に突入しそうだけれど、そんなに戦争がしたいですかね。いいんですかねそれで。
去勢された総理大臣など必要がない。日本に帰ってこなくていいよ。
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