記事の最後のページだけを転載。その前の部分は、私にはあまり納得できない趣旨が多いので省略する。このページに書かれた部分は、なかなか鋭いと思う。特に、「エネルギー問題」と岸田総理の関係を言ったのは彼が初めてではないか。そこに、経済界からの支持の理由の一部もあったのだろう。
だが、今、岸田政権は「トヨタ潰し」(株価維持の取りやめを含む日本の「上級企業」潰し)をしているように私には見える。そうなると、日本の経済界は岸田支持を続ける危険性を感じ始めるのではないだろうか。
(以下引用)
支持率15%の岸田政権が倒れない「本当の理由」にゾワっ…佐藤優が暴く「政権を支える影の支配者たち」の正体
菅前総理のときも基本は同じでした。首相機関というひとつのシステムでは、頭が変わってイメージが変わっても、中身は変わらないのです。その意味では、戦前の天皇制に近いといえます。 だから今度は岸田総理に交代し、さらに支持率が10%代半ばまで下がっても、政権は維持されているのです。この国の権力は資本家が握っているのが実態ですが、経団連の中から岸田総理を下ろそうとする動きはありません。 なぜなら岸田総理は、産業の根幹であるエネルギーだけは貪欲に手に入れてくるからです。ウクライナ戦争で口ではロシアを非難しても、天然ガスの10%はロシアから調達しています。ちなみに岸田総理の選挙区にある広島ガスは、ロシアのガス会社と10年契約を結んでいて、広島で供給されるガスの50%はロシア産です。 岸田総理はエリートネットワークを持っているから、支持率が低くても足元は揺るぎません。政治に対する国民の諦めは極めて深く、野党は極めてだらしなく、国民の目から見えにくいエリート層が政治をガッチリ掴んでいるのが、日本の現状です。
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