「世に倦む日々」の記事の一部で、記事中の「苗族」の話を読んで、心の底に引っかかっていた疑問が解消された。
クリント・イーストウッド監督主演の「グラン・トリノ」はなかなかの傑作なのだが、その話の大筋は、米国移民のアジア人家庭への、人種差別主義者による暴力犯罪に対して、もともと人種差別主義者的な性格だった主人公が、その家族と親しくなった後に起こったこの犯罪に、義憤から復讐をする、というものだった。で、そのアジア人家族が「苗族(映画字幕では「ミャオ族」と振り仮名されていたと思う。)」だったが、私はその苗族とはどういう民族なのか、まったく分からなかったので、少し気にかかっていたのである。
下の記事を読むと、アメリカ(CIA)への協力のために故国にいられなくなってアメリカに移民した少数民族のようだ。とすれば、アメリカのために働いた人々がアメリカで迫害を受けている、という事実にクリント・イーストウッド自身が義憤を感じて、この映画を作った可能性もあるわけだ。単なる、移民への人種差別の話なら、何もその家族を「苗族」とする必要性はなかっただろうから。
クリント・イーストウッドは「西部劇的人間」であり、その思想の半分は「銃で決着をつけよう」ではあるが、同時に、アメリカ的観念(まあ、たいていの人の場合は自分に都合がいいようにしか使われない決まり文句だが。)である「フェア」であるかどうかを厳密に他者にも自分にも求める人間だ、と私は思っている。つまり、「自分で決めたルールを自分で頑固に守る」ハードボイルドな人間でもあるというのが、私の想像だ。
なお、「苗族」が「グラン・トリノ」に出てきた種族かどうかは、私の記憶で書いているだけである。
(以下引用)
『2015年の7月成立のオバマのイラクなど7か国、180日の制限より緩いのに、・・・』
マスコミが猛烈にバッシングしたトランプ大統領の『メキシコの壁』もブッシュ政権の2008年に決めたもので、その後オバマ政権が積極的に建設していたものだった。(現在国境線の3分の1が完成している)
同じく1月27日のトランプ大統領の7カ国90日の入国制限も実は前オバマ政権の政策を継続したものだったが、なぜかトランプ新アメリカ大統領だけが叩かれる不思議。(何故この7カ国だったのかの根拠を調べれば出発点がオバマ政権だと誰にも分かる)
マスコミの報道内容では前政権との比較を一切行わず、トランプ一人を標的にして攻撃している。大手主要紙ですが、新聞記事に誰にでも分かる『真っ赤な嘘』は書いていない(真実の断片を書いている)のですが『真実の全体像』でもないのである。(丸々『誤報』ではない。ところが、読んだ読者を間違いの迷宮に誘い込むように巧妙に誘導している『誤報モドキ』だった)
『オバマ大統領の入国禁止リスト(7か国)に入っていなかったアフガニスタン』
2015年のオバマ大統領の入国禁止リストの7カ国ですが全部がアメリカが介入してボロボロにした国かアメリカが経済封鎖している国々だったが何故か一番危ないアフガンが抜けている。今年1月のトランプ大統領はオバマの入国禁止リストを踏襲しただけなので当然アフガニスタンが入っていない。(あれだけ大量にトランプの7カ国入国禁止を全員で非難したマスコミですが、オバマの入国禁止令を書かないだけではなく、リストにアフガンが入っていない不思議も書いていない)
今後トランプ大統領の入国禁止が拡大されることを恐れてアフガニスタンからは1万人以上が駆け込み難民申請しているが、これもマスコミはなるべく書きたくない。
ブッシュ大統領が2001年の9・11事件を口実に始めた対テロ戦争の最初の標的がアフガニスタンだったが、16年後の現在では最終局面に入った模様である。 アメリカにとっては半世紀前のベトナム戦争の二の舞なのだが、ベトナム戦争とは大きく違い復讐に時効が無いアフガン戦争では対米協力者(裏切り者の売国奴)は家族諸共『皆殺し』の危険性があるので、アメリカとしては立場上対象者の全員を難民として受け入れざるを得ないのである。
ベトナム戦争終結でもCIAに雇われ麻薬密売とか破壊工作を行ったラオスのバンパオ将軍のメオ(苗)族特殊部隊は家族を含め数万人がアメリカに集団で亡命した特殊な先例がある。(焼き畑農業に従事する山岳少数民族の苗族『メオ族』は中国式表記であり近年ジプシーとかエスキモーと同じ差別語だとして『モン族』とも呼ばれるが米国亡命後も麻薬を常習するとか近所で飼われている犬を殺して食べるなど文化の違いによるトラブルが頻発した)
クリント・イーストウッド監督主演の「グラン・トリノ」はなかなかの傑作なのだが、その話の大筋は、米国移民のアジア人家庭への、人種差別主義者による暴力犯罪に対して、もともと人種差別主義者的な性格だった主人公が、その家族と親しくなった後に起こったこの犯罪に、義憤から復讐をする、というものだった。で、そのアジア人家族が「苗族(映画字幕では「ミャオ族」と振り仮名されていたと思う。)」だったが、私はその苗族とはどういう民族なのか、まったく分からなかったので、少し気にかかっていたのである。
下の記事を読むと、アメリカ(CIA)への協力のために故国にいられなくなってアメリカに移民した少数民族のようだ。とすれば、アメリカのために働いた人々がアメリカで迫害を受けている、という事実にクリント・イーストウッド自身が義憤を感じて、この映画を作った可能性もあるわけだ。単なる、移民への人種差別の話なら、何もその家族を「苗族」とする必要性はなかっただろうから。
クリント・イーストウッドは「西部劇的人間」であり、その思想の半分は「銃で決着をつけよう」ではあるが、同時に、アメリカ的観念(まあ、たいていの人の場合は自分に都合がいいようにしか使われない決まり文句だが。)である「フェア」であるかどうかを厳密に他者にも自分にも求める人間だ、と私は思っている。つまり、「自分で決めたルールを自分で頑固に守る」ハードボイルドな人間でもあるというのが、私の想像だ。
なお、「苗族」が「グラン・トリノ」に出てきた種族かどうかは、私の記憶で書いているだけである。
(以下引用)
『2015年の7月成立のオバマのイラクなど7か国、180日の制限より緩いのに、・・・』
マスコミが猛烈にバッシングしたトランプ大統領の『メキシコの壁』もブッシュ政権の2008年に決めたもので、その後オバマ政権が積極的に建設していたものだった。(現在国境線の3分の1が完成している)
同じく1月27日のトランプ大統領の7カ国90日の入国制限も実は前オバマ政権の政策を継続したものだったが、なぜかトランプ新アメリカ大統領だけが叩かれる不思議。(何故この7カ国だったのかの根拠を調べれば出発点がオバマ政権だと誰にも分かる)
マスコミの報道内容では前政権との比較を一切行わず、トランプ一人を標的にして攻撃している。大手主要紙ですが、新聞記事に誰にでも分かる『真っ赤な嘘』は書いていない(真実の断片を書いている)のですが『真実の全体像』でもないのである。(丸々『誤報』ではない。ところが、読んだ読者を間違いの迷宮に誘い込むように巧妙に誘導している『誤報モドキ』だった)
『オバマ大統領の入国禁止リスト(7か国)に入っていなかったアフガニスタン』
2015年のオバマ大統領の入国禁止リストの7カ国ですが全部がアメリカが介入してボロボロにした国かアメリカが経済封鎖している国々だったが何故か一番危ないアフガンが抜けている。今年1月のトランプ大統領はオバマの入国禁止リストを踏襲しただけなので当然アフガニスタンが入っていない。(あれだけ大量にトランプの7カ国入国禁止を全員で非難したマスコミですが、オバマの入国禁止令を書かないだけではなく、リストにアフガンが入っていない不思議も書いていない)
今後トランプ大統領の入国禁止が拡大されることを恐れてアフガニスタンからは1万人以上が駆け込み難民申請しているが、これもマスコミはなるべく書きたくない。
ブッシュ大統領が2001年の9・11事件を口実に始めた対テロ戦争の最初の標的がアフガニスタンだったが、16年後の現在では最終局面に入った模様である。 アメリカにとっては半世紀前のベトナム戦争の二の舞なのだが、ベトナム戦争とは大きく違い復讐に時効が無いアフガン戦争では対米協力者(裏切り者の売国奴)は家族諸共『皆殺し』の危険性があるので、アメリカとしては立場上対象者の全員を難民として受け入れざるを得ないのである。
ベトナム戦争終結でもCIAに雇われ麻薬密売とか破壊工作を行ったラオスのバンパオ将軍のメオ(苗)族特殊部隊は家族を含め数万人がアメリカに集団で亡命した特殊な先例がある。(焼き畑農業に従事する山岳少数民族の苗族『メオ族』は中国式表記であり近年ジプシーとかエスキモーと同じ差別語だとして『モン族』とも呼ばれるが米国亡命後も麻薬を常習するとか近所で飼われている犬を殺して食べるなど文化の違いによるトラブルが頻発した)
PR
コメント