「五輪反対派が急にダンマリ」どころか、小山田というこの上ない燃料を得て大盛り上がりである。これまで小山田圭吾など知らなかった私も、音楽界にこんな人間の屑がいて、それがサブカル界隈の大物らしいと初めて知った。しかも、過去の悪事がバレても音楽監督を続けるという素晴らしさだ。パラリンピックの選手たちは開会式の音楽を聞いてどんな気持ちになるだろうか。まあ、開会式で小山田が裸になってオナニーをして糞を食わないと彼にいじめられた障害者が彼を許すことはないだろう。
(以下引用)
五輪反対派が急にだんまり? 開会式“演出チーム”に「サブカル大物」が集結
開会式の作曲を担当する小山田圭吾氏/写真・朝日新聞
7月14日、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は開会式・閉会式のクリエイティブチームメンバーなどを発表した。 おもなメンバーとして、アドバイザーを狂言師の野村萬斎氏、聖火台デザイナーを佐藤オオキ氏が務める。 開会式・閉会式ともにショーディレクターを務めるのは、元「ラーメンズ」の小林賢太郎氏。さらに、田中知之氏(FPM)やナカムラヒロシ氏(i-dep、Sotte Bosse)、種田陽平氏などの参加が発表された。また開会式は小山田圭吾氏(Cornelius)らが作曲を担当し、映像ディレクターの児玉裕一氏らが映像監督として参加する。 ある音楽ライターが、今回のクリエイティブチームの面々について語る。 「田中知之氏と小山田圭吾氏という、“渋谷系”として音楽カルチャーを引っ張った2人が起用されています。 小林賢太郎氏は、以前の“五輪演出チーム”に参加していた椎名林檎氏と仲がよく、以前から開会式・閉会式に携わるのではと噂されていました。 児玉裕一氏も、映像ディレクターとして多くのミュージックビデオを手がけてきた“音楽畑”の人間ですが、全体を見渡すと、日本が誇る“サブカル”の大物たちが起用された印象です」 1年間の延期を経て開催を迎える予定の東京オリンピック。これまで、何度も開催か中止かの議論が繰り返され、国民の間に多くの軋轢を生んできた。前出の音楽ライターが続ける。 「現在、特に“反・東京五輪”の感情が高まっているのが、音楽業界ですからね……。8月に開催予定だった国内最大級の音楽イベント『ロック・イン・ジャパン・フェスティバル2021』は、地元・茨城県の医師会からの要請を受けて、中止に追い込まれました。 一方で、それ以上の規模になる東京五輪だけは予定通り開催されるわけで、SNSでも音楽業界の関係者からは『なぜ東京五輪だけ?』と疑問や批判の声が一斉に上がったんです。 こんな流れのなかで、自分も好きなミュージシャンや、仕事で関わってきた人たちが、東京五輪に携わることが発表されたわけで……。 『組織委は、五輪に批判的な僕ら“サブカル”勢を黙らせようとしているのでは?』と勘ぐってしまいますよ(苦笑)」 今回のクリエイティブチームの面々の発表を受けて、ネット上でも“複雑な心境”が聞かれた。 《小林賢太郎さんが五輪参戦か…作品は見たいけど、なんか複雑な気分だ》 《小山田圭吾に田中知之に小林賢太郎と僕の好きな人々勢揃いなのだけど、とても複雑な気持ちになってる》 《小林賢太郎って、彼を好きな人を喜ばせるのが得意ってイメージだけど好みも理解力もバラバラな全人類を相手にどんな世界を見せてくれるんだろ で音楽にコーネリアスとか映像に児玉裕一とか世界の健康と平和を本当に考えるならオリンピックは中止しろと思うがクソ楽しみで悔しい》 いよいよ開会式は8日後ーー。 写真・朝日新聞