長い記事なので、その最初の部分のみ。
(以下引用)
「喫茶ランドリー」はどうしてヤバい?市民の能動性を引き上げ、受け入れる。グランドレベルの壮大な実験がはじまりました。
2018/01/28 19:46
グランドレベルの企画・運営で、昨年2017年12月にプレオープンし、2018年1月5日にグランドオープンした、ちょっとだけ話題となっている「喫茶ランドリー」は、ただのランドリーカフェではありません。そこには、0歳児から高齢者までの、たとえばこんな自由な使い方、過ごし方が展開されています。
代表の田中がグランドレベルという会社を設立したのが、2016年9月。それ以前から会社設立の話は方々にしていたところ、設立前にも関わらず相談ごとを持ってきてくださったのが創造系不動産でした。内容は、1階を含め、この築55年の建物をどうしたらいいかというもの。たまたまわたしたちの家が目と鼻の先だったこともあり、まちのためにどうあるべきかと考えはじめたわけです。B&B?それとも賃貸?もしくはシェアオフィス? と紆余曲折があり、最終的には2、3階は賃貸に、そして1階は...
「喫茶ランドリー」というお店をつくり、グランドレベルで事業そのものを行っていくことになりました。
内覧会の翌日から、代表の田中と共に、90日間、終日10〜12時間お店に立ち続けてきました。まわりからはビックリされましたが、グランレベルはビジネスよりも理念、まずはパブリックマインドありき。だから、アルバイトさんを最初から雇うという選択肢はありませんでした。
毎日毎日立ち続け「よかったら見ていってください」とコーヒーをふるまい続けました。通りがかる地域のひとたちが、何十人も入ってきてくださいました。すると、実際にどんなひとたちが住んでいて、どんなことをまちに思っていて、いろんな会話やふるまいから、まちのことがわかってきます。
写真は印象的だったシーンのひとつ。地元のおばあさんふたりが、コーヒーを片手に、なぜか喫茶フロアではなく、家事室に座って談笑しはじめました。すると「あら、○○さんじゃないの!!ひさしぶり〜!!」と、通りがかるご近所さんを呼び込んで、あっというまにこんな光景に。人が集まれる場所がまったくないエリアに再会と会話が生まれた瞬間でした。
いろんなひとたちを招き入れながら、わたしたちは常に喫茶とランドリーがあること以上に「自由にこの場所を使ってください」と伝えていました。すると、あるおばあさんが帰り際に、「ここ借りれるの?今度家族の忘年会がしたいんだけど」と。!!!こんな嬉しいことはありません。
そして、年末に行われたある家族の忘年会は、なんと参加者20名。3世代5家族の大忘年会でした。モグラ席には、おじいさんとその息子夫婦のみなさん、フロア席には、おばあさんとお孫さんたちがずらり。その向こうには、普通にお客さんたちが和んでいます。
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