Never seek to tell thy love
Never seek to tell thy love
Love that never told can be
For the gentle wind does move
Silently,invisibly
I told my love,I told my love
I told her all my heart
Trembling,cold,in ghastly fears
Ah! she doth depart
Soon as she was gone from me
A traveller came by
Silently,invisibly
He took her with a sigh
( William Blake)
「愛について語るな、お前の愛を」
愛について語るな、お前の愛を
語ることのできない愛もある
優しい風が動くように
静かに、目にも見えず
私は語った、私の愛を
心の限りを私は彼女に告げた
震えながら、凍えながら、蒼ざめた恐怖とともに
おお、あの人は去った!
あの人が去った後
一人の旅人が訪れ
静かに、目にも見えず
溜息とともに
あの人を永遠に連れ去った
(ウィリアム・ブレイク)
ウィリアム・ブレイクの謎めいた詩である。最後の連の「旅人」が何者なのかは、不明であるらしい。私の解釈では「時」だと思うのだが、そのまま正体不明の旅人にしておくのがよいだろう。
訳は原詩を少々アレンジしてあり、ブレイクの詩に基づく二次創作に近い。というより、私の語学力ではこの程度の訳にしかならないということだ。なお、新倉俊一氏の本では、原詩には句読点がもっと入っていたが、朦朧とした雰囲気を高めるために、句読点の大半は省略してある。
Never seek to tell thy love
Love that never told can be
For the gentle wind does move
Silently,invisibly
I told my love,I told my love
I told her all my heart
Trembling,cold,in ghastly fears
Ah! she doth depart
Soon as she was gone from me
A traveller came by
Silently,invisibly
He took her with a sigh
( William Blake)
「愛について語るな、お前の愛を」
愛について語るな、お前の愛を
語ることのできない愛もある
優しい風が動くように
静かに、目にも見えず
私は語った、私の愛を
心の限りを私は彼女に告げた
震えながら、凍えながら、蒼ざめた恐怖とともに
おお、あの人は去った!
あの人が去った後
一人の旅人が訪れ
静かに、目にも見えず
溜息とともに
あの人を永遠に連れ去った
(ウィリアム・ブレイク)
ウィリアム・ブレイクの謎めいた詩である。最後の連の「旅人」が何者なのかは、不明であるらしい。私の解釈では「時」だと思うのだが、そのまま正体不明の旅人にしておくのがよいだろう。
訳は原詩を少々アレンジしてあり、ブレイクの詩に基づく二次創作に近い。というより、私の語学力ではこの程度の訳にしかならないということだ。なお、新倉俊一氏の本では、原詩には句読点がもっと入っていたが、朦朧とした雰囲気を高めるために、句読点の大半は省略してある。
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