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徽宗皇帝のブログ

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「基地問題」への私の考え
「泉の波立ち」の記事に対する私の意見に、「泉の波立ち」管理人の南堂氏からの反論があったので、興味のある方はそちらを御覧になっていただきたい。南堂氏は経済学者だったと思うが、基地が沖縄にあることによる利益のみを見て、基地があることによる機会損失の不利益を見ていないと私は考える。つまり、基地が無ければ自然に発展していたはずの経済が、発展できなかったということだ。(こう言うと、「自然な経済発展など無い」と言われそうだが)
もちろん、米軍基地があることで戦後の沖縄には膨大な金が投下されてきた。そのために、戦前の「芋と裸足」の沖縄から、やっと全国平均の7割程度まで所得は向上したが、しかし、補助金行政をあてにしているために沖縄経済が自立できないということは明らかである。このままではいつまでたっても日本の中の貧乏県から脱出はできないのである。
軍用地代も補助金も、南堂氏流に言えば、いわば「天から落ちてくる金」であったのだ。そしてそれをあてにして生きるのは、それこそ乞食根性というものだろう。本土の人間が言う以前に、沖縄の人間自体がそう思っているのである。だから、補助金も軍用地代もいらないから、基地を撤去してくれ、と言っているのである。それで沖縄の人口が3万人程度になれば、それも結構である。私も沖縄の人口は多すぎると思っているのだから。

私のこの無名ブログでの発言に、当の本人からの反応があったことに驚いている。沖縄県民といっても、利害関係によって思想も発言も使うデータも、その解釈も異なるので、私の意見はその一つだと考えてほしい。とりあえず私は「左翼」という扱いでもいいが、できれば「左翼」と言うよりは「現状改革派」とでも言ってもらいたい。まあ、南堂氏を右翼「的」だと言ったのはこちらが先だが。

私の立場は簡単であり、日本国内に米軍基地があることは、現在では日本という国にとって利益にはなっていないというものである。ならば、沖縄にそれが存在するのも不利益のほうが大きいだろう。もちろん、目の前の金が欲しいという一部の人間にとっては利益だが。

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