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徽宗皇帝のブログ

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「天声人語」の馬鹿記事について
朝日新聞の「天声人語」に、以下のような文章が書かれていたそうだ。コラムと言うより、品性低劣な、とんだプロパガンダ作文である。「阿修羅」の記事から一部を転載する。この引用の後に、この文章へのまっとうな批判の言葉が続くのだがその部分は省略する。興味を持った人は直接に、その記事を読んでもらいたい。
「普天間は、米国にすれば数ある懸案の、小さめの一つだろう。」とは良く言ったものである。お前は何様か、と言いたくなるが、まあ、自分の作文を「天の声」であるとでも思っているのだろう。それはともかく、普天間問題は、場合によっては日米同盟の解消にまでつながりかねない大問題である。そして、それを問題化したことこそが鳩山の「功績」なのであって、それを問題化させまいとする売国奴たちが、こぞって鳩山を攻撃しているわけだ。天声人語記者の、「俺様は鳩山より偉い」と言わんばかりの、ふんぞり返った姿勢には、吐き気がする。
なぜ日本国内に米軍基地があって、アメリカ国内には日本の軍隊の基地が無いのか、とアメリカに聞いてみるが良い。なぜ、そうした非対称な同盟が「同盟」と言えるのか。そうすれば、日本国内の米軍基地は日本を守るためではなく、米国の世界戦略の都合上置かれていること、さらに言えば、「米国に対する日本の反抗を抑えるため」に存在していることが炙り出されてくるだろう。
現実問題として日本を攻撃する国家など存在しないことは明白だろう。日本国内の米軍基地は、実はアメリカのためですらなく、「米軍」のために存在しており、同時に、軍隊の存在によって利益を得ている連中のために存在しているのである。これがアメリカが飽きることなく世界各地で戦争を行う理由であることは、よほどの明きめくらでもない限り、わかることだ。
「オバマが核軍縮の長い道のりを踏み出した」とは大笑いである。
オバマもまた米国支配層の操り人形にすぎないこと、オバマの世界戦略は米国と米国支配層の利益に奉仕するだけのものでしかないことは、もはや明白な話ではないか。
にもかかわらず、このようなコラムが書かれているのは、当然、まだ世間には朝日信者や天声人語信者が多いだろうという希望的観測によるものだろうが、まあ、新聞そのものがまもなく滅亡するはずだから、その最後っ屁のようなものだ。(まだ朝日新聞を左翼新聞だとカテゴライズして攻撃する馬鹿ウヨクがいるが、朝日はとっくに右翼新聞であり、朝日を左翼として攻撃しても、それは喜劇にしかならないということを言い添えておく。もちろん、朝日を攻撃すること自体は大いに結構であるが、それは今回のような場合にやってほしい。)



(以下引用)───────────────────

 安心を与える大きな政府か、活力を生む小さなそれか。国家像を語るのに避けて通れぬ設問だが、有事に問われるのは大小より強弱、そしてリーダーシップらしい。そう教える出来事が続く▼国の破産を防ぐため、ギリシャのパパンドレウ首相は全人格をかけて国民に我慢を説く役回りだ。自国通貨が暴落して済んだ頃と違い、混乱はユーロを介して世界に飛び火する。火元責任は大きい▼ユーロ危機も追い風としたか、英国の総選挙で、一貫して欧州統合に冷ややかだった保守党が第1党に返り咲いた。ただ、2党間の交代は「前にダメだった党」に託すこと。有権者は過半数を与えなかった。43歳のキャメロン党首に首相への目算はあるか▼はるかに重苦しい決断を迫られそうなのは、韓国の李明博大統領だ。黄海で哨戒艦が沈んだ原因が、魚雷攻撃である疑いが出てきた。韓国の船を狙う国はいくつもない。46人の殉職は、熱い心と冷めた頭の両方を大統領に求めている▼イラクにアフガンと、米国は万年有事。中国との二極時代を意識しながらも、オバマ大統領は核軍縮の長い道のりに踏み出した。そこに、未曽有の海洋汚染とされるメキシコ湾の原油流出である。神は越えられる試練しか与えないはずだが……▼普天間は、米国にすれば数ある懸案の、小さめの一つだろう。自らの言動でそれを大ごとにしてしまったわが首相。どんな有事もリーダーの資質を試すが、「ひとり有事」とは情けない。地球大乱の気配がにわかに漂う中、この人物に国を任せる間の悪さを思う。

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