もちろん、今回のウクライナ戦争や脱炭素運動によって欧米諸国は弱体化が進むだろう。新コロ騒動への対応もそのひとつだ。しかし、これら(脱炭素や新コロ)はNWO(世界政府)を作り、全人類奴隷化を実現するための作戦だと見たほうがはるかに説得力があるし、NWO作りの意図についてはクラウス・シュワッブらの明白な言及がある。WEFの育てたエリートたちが現在の西側政府の元首などに既になっているのである。その目的が「多極化」ではあまりに馬鹿馬鹿しいのではないか。つまり、NWO作りを目的としながら意図的にその失敗をも画策する、というわけで、アクセルとブレーキのペダルを同時に踏むような行為ではないか。
つまり、今回のウクライナ戦争は、「NWO計画、つまりロシアその他の国家消滅へのプログラム」に対して愛国者のプーチンが阻止のために立ち上がったというのが隠れた目的ではないか、と私は思っている。そして習近平もその意図を察して協力しているわけだ。
これを単純な「善玉悪玉論」だ、と馬鹿にして「全員お仲間の猿芝居」と言い立てたら賢く見えるだろうが、要は、どちらが合理的な解釈か、というだけの話である。
意図的自滅だなど、昭和天皇の「意図的敗戦」だとか「天皇が原爆を落とす指示を出した」とかいう超アホ言説とよく似ている。自分で自分の所持する家に火を点けて焼けて喜ぶ馬鹿が(保険金詐欺以外に)どこにいる。自分の手足を斬って喜ぶ馬鹿がどこにいる。組織の末端の人間ならともかく、「一国の国王(当時の天皇は実質的に国王だった)が、自分の国の滅亡を意図的に計画する」という馬鹿な話を信じる馬鹿がどこにいるというのか。
(以下引用)
米欧日のマスコミ権威筋は今回、ロシアを極端に敵視する妄想にからめとられ、米欧日がロシアに持っているコモディティのすべての利権を放棄すべきだとヒステリックに叫び続けている。米欧日が放棄したコモディティの利権は中国側に買い取られていく。これからのブレトンウッズ3の体制下で米国は覇権を失い、米欧日が貧しい国になり、中露イランは豊かな国になっていく。米欧日がコモディティ利権を自滅的に手放して新体制を実現するために、マスコミ権威筋の馬鹿げたロシア敵視の妄想が必要になっている。 (優勢なロシア、行き詰まる米欧、多極化する世界) (金融大崩壊への道)
この手の状況は初めてでない。マスコミ権威筋はコロナ危機に際しても、コロナの脅威を誇張・扇動して人々を恐怖に陥れて冷静な判断をできなくして、都市閉鎖や休業要請やPCR強制など、コロナ対策になっておらず無意味に米欧日の経済を自滅させるだけの超愚策を延々とやらせた。その結果、消費が中心の米欧日の経済が大幅にへこみ、QEのやりすぎでドルに対する負担が急増し、米国覇権の終焉を早めた。中国はいまだにときどき強烈な都市閉鎖をやっているが、これは習近平が自分の権力を強化するために喜んで都市閉鎖やゼロコロナ策をやっているのだと考えられる。 (コロナ帝国の頓珍漢な支配が強まり自滅する欧米) (ロシアを「コロナ方式」で稚拙に敵視して強化する米政府)
米欧日のマスコミ権威筋が、コロナと並んで妄想を扇動して経済を自滅させる策をやってきたもう一つの分野は地球温暖化対策だ。化石燃料の利用は気候変動にほとんど関係なく、温暖化人為説は無根拠なのに、マスコミ権威筋は化石燃料利用のせいで劇的な温暖化が起きるという妄想を人々に信じさせ、それを妄想だと言う者たちを無力化し、欧米諸国が石油ガスの利権を世界的に放棄し、原発を止めてしまう自滅策をやるように仕向けた。その結果、石油ガスの利権は中国など非米諸国の側に転がり込み、今回のウクライナ戦争を機に、石油ガスの利権を非米側に渡して原発も止めてしまった欧米諸国が決定的な負け組になっていく覇権転換の流れを作った。 (欧米の自滅と多極化を招く温暖化対策) (英米覇権の一部である科学の権威をコロナや温暖化で自滅させる)
マスコミ権威筋が妄想を扇動して米欧日の諸国に自滅策を強要させてきたのは、偶然の産物でなく意図的なものだ。米欧日のマスコミ権威筋の上位にいる米諜報界(深奥国家)が、米国覇権の崩壊と多極化を引き起こすためにマスコミ権威筋を動かしてきたと考えられる。今回のウクライナ戦争は、その流れの総仕上げになっている。 (エネルギーが覇権を多極化する)
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