新閣僚で資産トップ 稲田大臣「防衛関連株」を大量保有
第3次安倍再改造内閣の閣僚資産公開で、新閣僚10人のうち、保有資産が最多だったのが稲田防衛相だ。家族分を含めた総資産は1億8178万円。不動産が1億7055万円にのぼるほか、複数の防衛関連企業の株式も所有していたことが明らかになった。
名義は夫ではあるものの、稲田氏が行政改革相を退任した14年9月以降の約2年間で新たに9銘柄を取得。そのうち5銘柄が防衛省との契約金額上位20社(15年度)に含まれていた。
内訳は川崎重工6000株、三菱重工3000株、IHI8000株、三菱電機2000株、日立製作所3000株。
川崎重工と三菱重工はSIPRI(ストックホルム国際平和研究所)が、世界の軍事サービス企業の売上高を調査した「The SIPRI Top100」(13年版)にランクインしている。
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