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徽宗皇帝のブログ

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なぜ日本という国は数々の愚行を犯してきたか
「隠居爺の世迷言」記事の一節だが、短い中で日本という国の最大の問題を見事に剔抉しているので「政治・社会経済」ブログに載せるべき文章だろう。

(以下引用)赤字や太字部分は徽宗による強調。日本の歴史的愚行の謎が、この一節で明快になる。

 よく言われることに、日本は労働者の質はピカイチだけれども、経営者や管理者など権力側の能力は低いというものがある。これはどうしてもそうなるんだな。労働者の質が高いと、それを使う者たちは苦労しなくてすむ。なにしろ、何も言わなくても上の人間の意図を汲み取り、いい仕事をするんだから。

 そんな苦労知らずで育った権力側の人間がどんな様相を示すかといえば、それは、岸田総理でも、デマ太郎でも、8割おじさんでも、報道番組のニュースキャスターでも、見ていればよく分かる。理解が浅い、考えていない、ピントがずれている、危機感がない、他人事のよう、きれい事を言う、平気で嘘をつく、ナルシストであるなどだ。

 国民の質は高いが政治家は無能、労働者の能力は高いが経営者は無能、学生の頭は柔らかいが教職員は石頭、視聴者は真面目だがテレビ局は詐欺師、患者は純朴だが医者が強欲。そんな国だね、日本は。一言で言えば、日本の上層部は悪徳だが、一般国民は素直で真面目。このギャップの大きさが、日本を大変な混乱に陥れる。

 素直で真面目な職人気質の一般人は、日本の上層部が騙し放題自分たち国民を騙しているなんて疑わないからね。だから、ゼロ戦に乗って敵艦めがけて体当たりするんだな。「気付けよ!」と思うけどね。上層部というか支配層に利用されて、犬死にさせられているんですよ。

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