「ギャラリー酔いどれ」から転載。
特に新しい情報は無いが、政治家や評論家の知識がネットに追いついてきたのは結構であるwww
最近は、長い記事を書いても、掲載する瞬間に記事が消える「事故」が多いので、長い記事を書く気が薄れている。まあ、日本の今後がどうなるか、何か気になる事象が出てくるまでは、無理に記事を書く気もない。
何よりも、TPPの国会審議が当面の最大の問題だが、これは「粛々と」国会を通過するだろう。自公で過半数を占めているのだから、それ以外の結果は考えられない。日本国終了かどうかは、米国大統領選の結果と、その後の新大統領のTPP対応待ちである。それが属国の運命というものだwww
(以下引用)
ハトはまともだった、それに引き換え支那女・蓮舫&在日三世・野豚のクズは、
◆http://8729-13.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/post-54d8.html
zeraniumの掲示板 2016年11月 1日 (火)
◎たとえどんなことがあっても、武力解決ではなく、
対話による解決を目指すべき
白井 聡:具体的な軍事安全保障のリスクの問題ですが、
これは国際情勢の流動があるのでなかなか読めないところがありますが、
一番ありそうなストーリーは、私は中東に自衛隊が行かされる
ということだと思っています。
要するにアメリカがIS退治作戦というのを本格化させて、
それを手伝えという形ですね。
鳩山友紀夫:私も中東が、日本の自衛隊の最初の活動の地になるだろうと思っています。
もともと安保法制の議論をやっているとき、まずはイランを相手にして
ホルムズ海峡が封鎖された場合などと当時から、
あり得ない話をでっち上げてその危険性をマスコミを通して
国民に喧伝していましたが、実際には
そのころイランの核協議は最終盤にあり、状況は私も聞いていたので、
そのようなことはあり得ないことだとわかっていました。
そして安保法制の議論の最後の段階で、
あまりにもこの想定がウソだとわかってしまい、結局、
ホルムズ海峡の話は取り下げました。
白井:またもや答弁破綻してしまった。
☆自衛隊員の命よりも米国の指示が大切な安倍首相
鳩山:そうです。破綻して今度は中国脅威論といった話を作り上げた。
南沙諸島に関しては中国の脅威がまるでないとは言いませんが、
私は米中は習近平・オバマ会談もやっており、
海軍の共同訓練なども行なっているので、
挑発的なことはあったとしても一線を越えるようなことはしない
と考えています。ですが(安倍内閣は)その脅威を煽ることで、
安保法制をつくっていったということであり、
嘘で塗り固めた、ありもしないものを極めてあり得べきことだとして、
(安保法制という)法律をつくっていったということが、
非常に大きな間違いだと思っています。(略)
現実として、中東へは日本の自衛隊が後方支援という形ではあっても、
行く可能性が出てきた。そして、後方支援のほうが
狙われて殺される確率が高い。
そうした事態になることを、私は非常に心配しています。
(安倍政権は)それができる環境をつくってしまったし、
アメリカがどうしても「行け」と言ったとき、
あるいは言われなくても進んで、「わかりました。派遣しましょう」
といまの安倍政権だったら、自衛隊の海外派兵をやりかねない。
それでもまだ自衛隊の安全が高まっている
といったようなことを言っており、どう考えてもおかしい。
危険だということを国民に言わなければならないのに、
むしろ自衛隊がより危険になることはあり得ないと言っています。
私がもし答弁でそのようなことを言ったら連日、
叩かれ続けると思いますが、安倍さんはそこもメディア(との癒着)
のおかげで乗り切ってしまった。
私はメディアと官邸があまりにも近づき過ぎていることが、
この国の将来を非常に暗くしていると心配でならない。
木村 朗:(略)私も対外的な問題でいえば、
アメリカはイスラム国を本気で叩く気が実はないというふうに
一貫して見ており、ロシアが本気で叩き出したので、
イスラム国は壊滅的な打撃を受けているので、
さらに遠のいたという印象です。(略)
いま、自衛隊の対艦ミサイル基地を奄美の2ヵ所、
そして沖縄本島と宮古島と石垣島に作ろうとしています。
南西諸島防衛、島しょ防衛については
自衛隊、日本の役割とされていて、ものすごく増強されています。
☆どんなことがあっても武力解決ではなく、対話による解決を目指すべき
鳩山:私は総理をやめるきっかけにもなった発言が、「抑止力」という言葉ですが、
本当に武力による抑止力で戦争を止められるのか、私には疑問です。
核抑止力も同様に、一方の国が防衛力や軍事力を強化し、
それが抑止力であるという立場をとれば、当然、相手国も
それに合わせて抑止力を高めるという意味で軍事力を強化していくのです。
これでは軍事力と軍事力の競争になり、
些細なことで戦争にならないとは限らない。
私はむしろ軍事力では決して真の意味での抑止力にはならないと考えており、
つまり真の抑止力とは、
対話と協力の仕組みをどのように作り上げていけるかだと思う。
先日、ベトナムのグエン・フー・チョン共産党書記長が来られて、
私も話を聞きに行ったのですが、南沙諸島の問題について、
とにかくどんなことがあっても武力で解決しようとしてはいけない、
対話を行うことで解決するしかないのだ、
ということを盛んに強調しておられた。私は本来、
中国とASEAN当事国同士がきちんと対話で解決する道筋を、
早くつくり上げていく必要があると考えており、そこに日本が入る必要もない。
つまり、南沙諸島の問題で、アメリカに協力して
日本は自衛隊の派遣を考えておく必要などないのです。
ASEAN+中国で対話により解決する環境が早くつくられるとよいと考えています。
アメリカと中国との間で緊張が高まっているようにも見えますが、
私は、習近平・オバマ会談があったこともあり、
米中というのは表で対立しているふりをしながら、
実際には非常に緊密に連絡を取り合っている可能性があると考えています。
私が聞いた話では、尖閣でも中国がしばしば領空侵犯をしていますが、
実は中国は事前通告をしている。いついつ行くから、と。
それで例えば30分たったらまた離れるから、
というようなことを事前に通告しているのです。
ですから、日本側はけしからんと言い、中国もまた侵犯しているわけですが、
それでお互いの面子(めんつ)を保ちながら、
大きな問題にはなって行かないという状況になっている。
そういうことが米中の間でも出てきていると考えられます。
そうであれば、私はこんなことでアメリカが
本当のドンパチをやるつもりもないように思う。
ですが、これは孫崎さんから聞いた話ですが、
カーター国務長官になってからかなりのタカ派に変わってきている
という状況もあるようです。
木村:アメリカも、一枚岩ではないんですよね。
鳩山:それからアメリカのランド研究所の報告によると、
南沙諸島と尖閣では状況が異なり、
尖閣の場合は中国とアメリカの軍事力のバランスはすでに崩れていて、
中国のほうがミサイルの精度が格段とよくなってきている。
すなわち何かことが起きたときは、アメリカの嘉手納基地が徹底的に破壊されて
飛行機が飛び立てない状況に陥り、アメリカは勝ち目がないと判断しているそうです。
しかし南沙諸島の場合は、
いまちょうど双方の軍事力のバランスがとれている状況という。
バランスがとれているときが、一番ある意味で何か衝突が起きやすいと、
孫崎さんなどは話していました。
白井:確かに,そう簡単には紛争にはならないというのも事実です。
例えばユーゴ紛争のときに、誤爆のふりをして
中国大使館をアメリカはベオグラードで爆撃しているわけです。
中国としては当然、腹に据えかねるでしょうが、
だからといって紛争にまでは至らず、グットこらえて収めています。
いずれにせよ、極めて流動的な情勢の中で、日本の現政権は
南シナ海での自衛隊の活動に色気を出そうとしているわけですが、
とんでもない火遊びに映ります。
『誰がこの国を動かしているのか』
木村 朗・白井 聡・鳩山友紀夫 詩想 新書12
抜粋
特に新しい情報は無いが、政治家や評論家の知識がネットに追いついてきたのは結構であるwww
最近は、長い記事を書いても、掲載する瞬間に記事が消える「事故」が多いので、長い記事を書く気が薄れている。まあ、日本の今後がどうなるか、何か気になる事象が出てくるまでは、無理に記事を書く気もない。
何よりも、TPPの国会審議が当面の最大の問題だが、これは「粛々と」国会を通過するだろう。自公で過半数を占めているのだから、それ以外の結果は考えられない。日本国終了かどうかは、米国大統領選の結果と、その後の新大統領のTPP対応待ちである。それが属国の運命というものだwww
(以下引用)
ハトはまともだった、それに引き換え支那女・蓮舫&在日三世・野豚のクズは、
◆http://8729-13.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/post-54d8.html
zeraniumの掲示板 2016年11月 1日 (火)
◎たとえどんなことがあっても、武力解決ではなく、
対話による解決を目指すべき
白井 聡:具体的な軍事安全保障のリスクの問題ですが、
これは国際情勢の流動があるのでなかなか読めないところがありますが、
一番ありそうなストーリーは、私は中東に自衛隊が行かされる
ということだと思っています。
要するにアメリカがIS退治作戦というのを本格化させて、
それを手伝えという形ですね。
鳩山友紀夫:私も中東が、日本の自衛隊の最初の活動の地になるだろうと思っています。
もともと安保法制の議論をやっているとき、まずはイランを相手にして
ホルムズ海峡が封鎖された場合などと当時から、
あり得ない話をでっち上げてその危険性をマスコミを通して
国民に喧伝していましたが、実際には
そのころイランの核協議は最終盤にあり、状況は私も聞いていたので、
そのようなことはあり得ないことだとわかっていました。
そして安保法制の議論の最後の段階で、
あまりにもこの想定がウソだとわかってしまい、結局、
ホルムズ海峡の話は取り下げました。
白井:またもや答弁破綻してしまった。
☆自衛隊員の命よりも米国の指示が大切な安倍首相
鳩山:そうです。破綻して今度は中国脅威論といった話を作り上げた。
南沙諸島に関しては中国の脅威がまるでないとは言いませんが、
私は米中は習近平・オバマ会談もやっており、
海軍の共同訓練なども行なっているので、
挑発的なことはあったとしても一線を越えるようなことはしない
と考えています。ですが(安倍内閣は)その脅威を煽ることで、
安保法制をつくっていったということであり、
嘘で塗り固めた、ありもしないものを極めてあり得べきことだとして、
(安保法制という)法律をつくっていったということが、
非常に大きな間違いだと思っています。(略)
現実として、中東へは日本の自衛隊が後方支援という形ではあっても、
行く可能性が出てきた。そして、後方支援のほうが
狙われて殺される確率が高い。
そうした事態になることを、私は非常に心配しています。
(安倍政権は)それができる環境をつくってしまったし、
アメリカがどうしても「行け」と言ったとき、
あるいは言われなくても進んで、「わかりました。派遣しましょう」
といまの安倍政権だったら、自衛隊の海外派兵をやりかねない。
それでもまだ自衛隊の安全が高まっている
といったようなことを言っており、どう考えてもおかしい。
危険だということを国民に言わなければならないのに、
むしろ自衛隊がより危険になることはあり得ないと言っています。
私がもし答弁でそのようなことを言ったら連日、
叩かれ続けると思いますが、安倍さんはそこもメディア(との癒着)
のおかげで乗り切ってしまった。
私はメディアと官邸があまりにも近づき過ぎていることが、
この国の将来を非常に暗くしていると心配でならない。
木村 朗:(略)私も対外的な問題でいえば、
アメリカはイスラム国を本気で叩く気が実はないというふうに
一貫して見ており、ロシアが本気で叩き出したので、
イスラム国は壊滅的な打撃を受けているので、
さらに遠のいたという印象です。(略)
いま、自衛隊の対艦ミサイル基地を奄美の2ヵ所、
そして沖縄本島と宮古島と石垣島に作ろうとしています。
南西諸島防衛、島しょ防衛については
自衛隊、日本の役割とされていて、ものすごく増強されています。
☆どんなことがあっても武力解決ではなく、対話による解決を目指すべき
鳩山:私は総理をやめるきっかけにもなった発言が、「抑止力」という言葉ですが、
本当に武力による抑止力で戦争を止められるのか、私には疑問です。
核抑止力も同様に、一方の国が防衛力や軍事力を強化し、
それが抑止力であるという立場をとれば、当然、相手国も
それに合わせて抑止力を高めるという意味で軍事力を強化していくのです。
これでは軍事力と軍事力の競争になり、
些細なことで戦争にならないとは限らない。
私はむしろ軍事力では決して真の意味での抑止力にはならないと考えており、
つまり真の抑止力とは、
対話と協力の仕組みをどのように作り上げていけるかだと思う。
先日、ベトナムのグエン・フー・チョン共産党書記長が来られて、
私も話を聞きに行ったのですが、南沙諸島の問題について、
とにかくどんなことがあっても武力で解決しようとしてはいけない、
対話を行うことで解決するしかないのだ、
ということを盛んに強調しておられた。私は本来、
中国とASEAN当事国同士がきちんと対話で解決する道筋を、
早くつくり上げていく必要があると考えており、そこに日本が入る必要もない。
つまり、南沙諸島の問題で、アメリカに協力して
日本は自衛隊の派遣を考えておく必要などないのです。
ASEAN+中国で対話により解決する環境が早くつくられるとよいと考えています。
アメリカと中国との間で緊張が高まっているようにも見えますが、
私は、習近平・オバマ会談があったこともあり、
米中というのは表で対立しているふりをしながら、
実際には非常に緊密に連絡を取り合っている可能性があると考えています。
私が聞いた話では、尖閣でも中国がしばしば領空侵犯をしていますが、
実は中国は事前通告をしている。いついつ行くから、と。
それで例えば30分たったらまた離れるから、
というようなことを事前に通告しているのです。
ですから、日本側はけしからんと言い、中国もまた侵犯しているわけですが、
それでお互いの面子(めんつ)を保ちながら、
大きな問題にはなって行かないという状況になっている。
そういうことが米中の間でも出てきていると考えられます。
そうであれば、私はこんなことでアメリカが
本当のドンパチをやるつもりもないように思う。
ですが、これは孫崎さんから聞いた話ですが、
カーター国務長官になってからかなりのタカ派に変わってきている
という状況もあるようです。
木村:アメリカも、一枚岩ではないんですよね。
鳩山:それからアメリカのランド研究所の報告によると、
南沙諸島と尖閣では状況が異なり、
尖閣の場合は中国とアメリカの軍事力のバランスはすでに崩れていて、
中国のほうがミサイルの精度が格段とよくなってきている。
すなわち何かことが起きたときは、アメリカの嘉手納基地が徹底的に破壊されて
飛行機が飛び立てない状況に陥り、アメリカは勝ち目がないと判断しているそうです。
しかし南沙諸島の場合は、
いまちょうど双方の軍事力のバランスがとれている状況という。
バランスがとれているときが、一番ある意味で何か衝突が起きやすいと、
孫崎さんなどは話していました。
白井:確かに,そう簡単には紛争にはならないというのも事実です。
例えばユーゴ紛争のときに、誤爆のふりをして
中国大使館をアメリカはベオグラードで爆撃しているわけです。
中国としては当然、腹に据えかねるでしょうが、
だからといって紛争にまでは至らず、グットこらえて収めています。
いずれにせよ、極めて流動的な情勢の中で、日本の現政権は
南シナ海での自衛隊の活動に色気を出そうとしているわけですが、
とんでもない火遊びに映ります。
『誰がこの国を動かしているのか』
木村 朗・白井 聡・鳩山友紀夫 詩想 新書12
抜粋
PR
コメント