最大のピンハネ屋の会長が日本の経済戦略会議の委員
だっていうんだから頭痛がする。他の国なら暴動だよ
2015年12月13日 日曜日
◆ホリエモン 日本は狂ってる 派遣会社の会長=経済戦略会議の委員 12月8日 黄金の金玉を知らないか?
さて、今日こんな記事を読みました。
ホリエモンさんの記事です。
海外の友人がみんな驚くのは日本は人材派遣業が一流企業みたいな扱いであること
アメリカなどでの人材派遣とは医者や弁護士など高給取りの専門職斡旋だけ
こんな昔のヤクザがやってたピンハネ屋稼業が大手を振って商売してる日本は狂ってる
最大のピンハネ屋の会長が日本の経済戦略会議の委員だっていうんだから頭痛がする
他の国なら暴動だよ
ユニクロ会長の柳井が労働人口が足りないから移民受け入れないと日本は滅びるというが
足りないって言ってるのは時給800円のアルバイトであって正社員なんてほとんどなれないのが現状
社員に分配せずに資産2兆円超えの貴族階級がよくも言えたもんだ
ホリエモンさんと言えば、その昔フジテレビを買収しようとして
その仕返しに粉飾決算をチクられてタイーホされた人です。
昔から賛否両論ありますが、ワタスはこの人は正論を言うので好きです。
このピンハネ屋の会長というのはパソナの会長のことですよね。
ホリエモンさんが言うようにワタスも日本は狂ってると思います。
以下のグラフ。
いかに日本が異常か分かりますよね。
なんで日本だけこんなに派遣会社が多いのでしょうか。
派遣会社の数はアメリカのおよそ5倍
事業所数は2.6倍
アメリカは人口3億人で日本は1億ちょっなのに。
人口を派遣会社で割ると、
アメリカは2万2千人に派遣会社1社
日本は1700人に派遣会社1社あることになります。
ちなみにコンビニの数は2500人に1店舗です。
どんだけ派遣会社が多いんだ。。
コンビニより数が多いって異常でしょう。
以下は派遣労働者のグラフですが、どんどん増えてますよね。
なんで派遣会社がこんなにはびこるのか。
紹介業なら分かるんですね。
優秀な人材を紹介して紹介手数料を貰う。
ヘッドハンティング会社も年収1千万の人材を紹介したら300万とかの紹介料を貰う等をやってます。
でも、それは一回限りです。
派遣は、派遣さんが働いてる間中、ずーーっと給料からピンハネしてる。
3年間ならずーっと給料から3年間毎月ピンハネしてる。
なんでこんな業態が許されてるのか。
現代の奴隷制度ですよね。
以下の調査。各派遣会社がどれだけピンハネしてるかピンハネ率の調査結果だそうです。
これによれば旭化成アミダスという会社は半分ピンハネしてます。
つまり本来はあなたは自給3000円ぐらい貰ってるはずなのに、半分ピンハネされて
自給1500円になってる。
以下は、業界別ピンハネ率。
ピンハネ率がもっとも高いのはソフトウェア業界だそうです。
40%もピンハネされてるんですね。
そもそもピンハネ率を公開するのはまだ良い方で、大半の人材派遣会社は公開してない。
公開率は19%程度のようです。
以下はピンハネ率を公開してない派遣会社大手
公開してないパソナが経済戦略会議委員ってあんた。。
そもそも派遣会社とは江戸時代は口入れ屋などと呼ばれてた裏稼業ですよね。
そもそも、派遣法が整備される前は手配師と呼ばれてました。
今では製造業への派遣が解禁になりましたが、未だに建設業の派遣は解禁にならない。
なぜ建設業への派遣が解禁にならないのか?
そりゃヤクザそのまんまになってしまうからでしょう。
元々、建設現場の人材手配はヤクザが仕切ってた。
というより、手配師が元でヤクザという組織ができた。
日本は狂ってる。
裏稼業の会長が経済戦略会議委員。
他国では暴動レベル。
ホリエモンさんの言う通りでしょう。
日本の若者は大人し過ぎる。
国会前でデモをやってる若者たちだって、
デモが終わったら、お疲れ様でした~
整然と後片付けして解散し、また翌日はちゃんと出勤して真面目にコツコツ派遣で働く。
こんなのはカラオケと同じでストレス発散でやってるのと同じでしょう。
自分の生き血が毎日、パソナに吸われてるのになぜ黙ってるのか。
若者たちは自分達の権利を主張しないと今後もどんどん老人ヤクザにチューチュー生き血を吸われますよ。
日本の若者は働けど働けどチューチュー養分を吸われてる。
吸血鬼に憑依されてるみたいなものです。
最近、コンビニなどで、顧客の個人情報を流出させたり、客の写メを流出させてる若者。
いわゆる職場テロと言われるツィートも、本当は抵抗してるんでしょう。
そもそも、大事な顧客情報を、単なるアルバイトが見れる場所に置いておく方が悪い。
本来ならそんな大事な情報はちゃんと身分を保障した正社員に扱わせることです。
国会前などでデモをやってる若者。
デモなどやってる暇があったら、
自分でピンハネしない派遣会社を作って、自分達で営業するとか。
非正規連合、派遣連合を呼び掛けて
日付を決めて一斉に会社に行かなくなる日を作れば日本のシステムは麻痺するでしょう。
デモよりよっぽど打撃を与えられるでしょう。
日本はすでに非正規雇用が4割超えなのですから。
非正規の人達が月に何回も結託してストライキする。
そうなると、危なっかしくて非正規では人を雇えないことになる。
とにかく、やられっぱなしの若者。
そろそろ反撃の仕組みを考えないとこれからもどんどん搾取されていきますよ。
頭痛がする日本。
ホリエモンさんの発言に深く同意した記事でした。
(私のコメント)
日本では非正規労働者が4割にもなったという事ですが、現在の日本の派遣会社は給料のピンハネ屋であり3割から5割も給料がピンハネされている。それで派遣で働いている労働者はバカらしいと思わないのでしょうか? 昔は派遣労働者は業種が限られていて、特殊な技能労働者に限られていた。
しかし小泉構造改革で製造業にも派遣が認められて一気に派遣労働者が増加して行った。このように単純作業にも派遣労働が認められるようになって一気に非正規労働者は4割にまで増加してしまった。テレビでは小泉構造改革を支持しようといった評論家が毎日出演していた。
竹中平蔵氏はパソナの会長であり、日本の労働者をすべて派遣労働者にしようとしている。竹中平蔵氏は小泉内閣の大臣であり政策ブレーンでもあった人だ。「株式日記」では小泉構造改革に反対してきましたが、多くの国民は小泉構造改革の本質を知らなかったようだ。
派遣労働法の改正が何度かなされましたが、派遣会社が喜ぶような法律ばかりであり、ピンハネ率はなかなか規制されない。派遣会社にも登録型と雇用型の労働形態があり、本来は雇用型のはずですがどういう訳か登録型が主流になってしまっている。
現在では正社員への就職に失敗した人が、受け皿として派遣会社に登録して派遣してもらう事が多いようだ。当然これと言った技能も無く単純労働か派遣先で教育を受けて働く。本来は派遣会社で技能を身に付けさせるのは本来の派遣会社ですが、研修は形ばかりで単なる口利き屋に過ぎない。
現状では派遣労働は企業にとっては人件費のコストカットの手段であり、いつでも首が切れる雇用調節手段になっている。だから正社員を減らして非正規雇用が4割にもなってしまった。アベノミクスで雇用が改善したのは非正規雇用が増えたのと相まっている。
景気が良くなって人手不足だという事になれば派遣から正規雇用に切り替える動きもありますが例外的だ。これでは正社員と派遣社員が同じ仕事をしても給料が半分以下と言った問題があり、「株式日記」では同一労働同一賃金を取り入れるべきだと書いてきました。正社員と派遣社員では雇用期間や社会保険が違うだけで待遇は同じになる。
正社員と派遣社員が同じコストなら使いやすい正社員の方が良いから企業は正社員にしたがるだろう。派遣労働者では会社に対する忠誠心もないし技術の蓄積も無く教育しても人が交代して行く。だから同一労働同一賃金にすれば正社員は増えるだろう。その代わり賃金は安くなる。だから労働組合も消極的だ。
問題は派遣会社のピンハネであり、ピンハネ率が公開されていない。ホリエモンが書いているように日本の派遣会社の数が異常に多く、ピンハネビジネスが大流行だ。それだけ派遣で働く人が多いからであり、多くが正社員を希望している。だから同一労働同一賃金を徹底すれば多くの派遣会社は成り立たなくなるだろう。
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