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徽宗皇帝のブログ

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マスコミ統制と軍靴の響き
読みやすいように、短いツィートから先に引用する。
大手マスコミの世論調査の数字はおそらく捏造だろう、とは多くの人が思っていることだと思うが、またその数字を何となく信じてしまう人の数も膨大にいる。そして、その世論調査の数字が「世論」そのもの、つまり一般大衆の意思や意見であることにされてしまう。
マスコミを支配する者が社会を支配する、という「ユダヤプロトコル」の思想は、現実政治の鉄則なのである。
なお、「放送倫理委員会」が、朝日放送「報道ステーション」の政府批判の番組内容が不適切であると判定し、朝日放送はそれを受け入れて内部処分をするようである。政府によるマスコミ統制は激しさを増している。軍靴の響きも聞こえてくる日は近いようだ。
案外、今の閉塞状況の日本の若者は、銃を手にして戦地に行くのを喜んで受け入れるのではないか? だが、真の戦場は、ゲームや漫画の世界とは違うのだ、とそこで思い知らされることになるだろう。第二次世界大戦の後に書かれた膨大な記録のうち少しにでも目を通せば、それでも右翼や軍国主義者になどなれるのはよほどの阿呆だけだ。



(以下引用)





     宋 文洲さんがリツイート

外国に世論調査をしてもらわないと公正さが保てない情けなさ ガーデイアン紙へ:ヤフー調査では安部不支持85%、琉球新報調査では安部不支持81%です。大メデイアの世論調査は民意とかけ離れており、第三者による民意を反映した「世論調査」が日本には絶対必要です


(引用2「世に倦む日々」より)



「イスラム国人質事件」は明らかに一つの政局だったが、どうやら安倍晋三の勝利に終わりつつある。昨日(2/9)、マスコミ各社によるこの事件に関する世論調査が発表された。NHKの数字では、この事件での安倍内閣の対応について、「評価する」が51%、「評価しない」が42%の結果となっている。内閣支持率は先月より4ポイント上がって54%になった。テレビ朝日の数字では、「政府の対応が適切だった」とする回答が37%、「適切だと思わない」とする回答が27%となった。内閣支持率は、先月よりやはり5ポイント上がって51%になった。NHKとテレ朝が、ほぼ同じ世論調査の結果を出した。詳しく言うまでもなく、NHKはこの問題で必死で安倍晋三を擁護する報道に徹してきた局であり、逆にテレ朝は舌鋒鋭く安倍晋三を批判し政府の責任を追及してきた局だ。結果が同じになっていることを見て、不自然にも思うし、裏に官邸からテレ朝への圧力が働いて数字が操作されていることは十分に想像できるが、こうして放送で公表した以上、数字は数字であり、世論は世論である。既成事実が固められたのであり、簡単に言えば、報ステ(古館伊知郎)は敗北したのだ。昨夜の報ステのスタジオは、秋風五丈原の空気が微妙に漂っていた。機を合わせて発表された川内原発の問題のBPO意見書を受けて、惠村順一郎は引責降板の仕置きになるかもしれない。

週末(2/7)、他社に先駆けての読売新聞の世論調査の発表があり、自己責任論が強調される結果が出ていて、何やら不吉な予感がしていたが、NHKとテレ朝の世論調査でだめを押された感がする。またしても敗北。あれほど古賀茂明や金平茂紀が毅然と論陣を張り、安倍晋三の人質対応の失態を糾弾する正論を吐いたにもかかわらず、世論はその正論に頷くことなく、安倍晋三の言い分に与し、「自己責任」と「テロとの戦い」に軍配を上げる顛末となった。古館伊知郎や惠村順一郎からすれば、やんぬるかな(已矣哉)の落胆と無念の心境だろう。こちらも歯噛みの気分だ。世論調査の形で「総括」を出され、事件を幕引きする流れが固まり、国民の注目と関心も「イスラム国人質事件」から離れる傾向を見せている。Blogへのアクセスも先週の半分以下となった。結局のところ、安倍晋三が人質対応の疑惑追及を押し返し、官僚のプチ造反を鎮圧し、マスコミの反対分子を制圧して、さらに強力な独裁体制を固める結果となったと言える。逆境だったはずのこの事件で、支持率を5ポイントも上げる焼け太りとなった。このことは、間違いなく、今後国会で審議される安保法制の攻防に影響し、自衛隊の海外派遣の恒久化法や、スパイ防止法の制定やJ-NSAの創設という流れが作られていく条件になるだろう。







(徽宗追記)「阿修羅」に、面白いツィートの引用があったので、転載しておく。まさに、我が意を得たり、である。



パイナップル(I am not Abe) @hannibal9111

普通に考えて、今の安倍政権の支持率が、小泉政権の支持率の動きを超越するワケがない。起こるべき現象が起きなかったとき、人がそこに違和感を感じるのは当然で、『増税してUPする支持率』や、『自分の大失態で人質が殺害されたらUPする支持率』なんて、この世に無いんだよ。

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