地球の記録 - アース・カタストロフ・レビューさんのサイトより
https://earthreview.net/now-she-began-to-say/
<転載開始>


安全地帯で初めて語り始めるFDA高官

アメリカ食品医薬品局(FDA)は、現在は RFK ジュニア長官が率いる保健福祉省の一部門ですが、その FDA の副長官が、5月15日に行われた MAHA (アメリカを再び健康に)政策に関する団体のイベントで


「私は COVID-19ワクチンを接種したことがありません」


と述べたとエポックタイムズが報じています。


FDAの首席副長官サラ・ブレナー博士という女性ですが、学生時代に「生体内分布」の調査を含む毒物学研究を行っていた経験があるそうで、独自に研究したのでしょうか、その結果、コロナワクチンには生体内分布に懸念があるという結論に達したようです。


ブレナー氏はこのように述べていました。


「当時、これらの製品の体内分布パターンがどのようなものなのか、特に私の場合、母乳への排泄がどうなるのかは不明でした」


当時、彼女は妊娠していたのだそう。


この「母乳への流入」に関しては、ワクチンキャンペーンが始まって、すぐに、それが起きることが CDC の有害事象報告(VAERS)で判明しています。


以下の記事に実際の事例を取り上げています。


授乳中のお母さんたちへ
 In Deep 2021年9月4日


2023年には、医学誌ランセットに、ヒトの母乳からワクチン mRNA が検出されたことが論文で発表されました。



以下の記事で、この論文を取り上げています。


「母乳からのmRNAの検出」を発表したランセットの論文を受けて思う外来DNAを含む母乳で育つ赤ちゃんたちへの心配
In Deep 2023年9月24日


こういうことは、ちょっと調べれば、少なくとも専門家ならほんの数分の検索でわかるものですが(ブレナー氏は医師の訓練を受けている)、今回の問題はそういうことではなく、


「なんで今になって、私は打っていないと堂々と言い始めた?」


という話です。


この FDA 首席副長官サラ・ブレナー博士は、第一次トランプ政権から FDA にいて、そして、バイデン政権下では、 コロナ対策を支援する任務についていたと記事にはあります。


どうして、その時にその懸念を言わなかったかと。


言っても大丈夫という時期になって初めて言い出す。


「典型的な医学者像だなあ」とも思いますけれど、ともかく、今になって、生体内分布(全身にまわる)や、母乳への流入の懸念について語り始めたのでした。


言っている内容は正しいんですよ。


でも、言う時期がひどすぎる。3年遅いです。


それについての記事です。

FDA高官、COVID-19ワクチン接種は受けていないと主張

Top FDA Official Says She Never Received a COVID-19 Vaccine
Epoch Times 2025/05/16


サラ・ブレナー博士は FDA の首席副長官だ。



アメリカ食品医薬品局(FDA)高官は 5月15日、体内分布への懸念から、彼女は COVID-19 ワクチンを接種したことがないと述べた。


FDA の首席副長官サラ・ブレナー博士はワシントンでのイベントで、自身は COVID-19 ワクチンを一切接種していないと述べた。


ブレナー氏は、COVID-19パンデミック中に妊娠していたと語った。


「当時、これらの製品の体内分布パターンがどのようなものなのか、特に私の場合、母乳への排泄がどうなるのかは不明でした」とブレナー氏は述べた。


「それが私の最大の懸念であり、その曝露を非常に懸念していました」


それ以降に明らかになった情報は彼女の選択を正当化するものかと問われると、「私は FDA を代表して話しているわけではありません」とした上で、ブレナー氏は、「そう思います」と答えた。


研究者たちは 2022年の論文で、ファイザー社とモデルナ社の COVID-19 ワクチンに含まれるメッセンジャーリボ核酸(mRNA)がヒトの母乳中に検出されたと報告した (論文)。2023年の別の論文でも同様の知見が述べられている。


FDA 長官のマーティ・マカリー博士は、COVID-19 ワクチンのブースター接種に批判的だが、マカリー博士は、ワクチンの一次接種を受けたことを明らかにした。


連邦政府のデータによると、2023年春の時点で、米国の人口の約 81%が COVID-19 ワクチンを少なくとも 1回接種した。


ブレナー氏は、ロバート・F・ケネディ・ジュニア保健長官をはじめとする政府関係者に影響を与え、「アメリカを再び健康にする(MAHA)」という政策を推進することを目指す新しい団体「MAHA研究所」が主催したイベントで講演した。


これらの発言は、保健当局がエポックタイムズに対し、若者と妊婦への COVID-19 定期ワクチン接種の推奨を停止すると発表した同じ日に行われた。


FDA と同様に保健福祉省傘下の疾病対策センター(CDC)は現在、生後 6ヶ月以上の人に対し、現在入手可能なワクチンを少なくとも 1回接種することを推奨している。


予防医学の医師として訓練を受け、ナノテクノロジーの専門知識を持つブレナー氏は、トランプ政権発足当初から FDA に勤務している。パンデミック時には FDA の診断担当最高医療責任者を務め、ジョー・バイデン大統領時代にはホワイトハウスの COVID-19 対策を支援する任務に就いていた。


ブレナー氏は、学生時代に生体内分布の調査を含む毒物学研究を行っていたことを思い出した。


彼女は、医学において重要な部分は、有害事象または副作用とも呼ばれる意図しない影響を調べることだと述べた。また、COVID-19 ワクチンで mRNA を送達するために使用される脂質ナノ粒子が意図しない影響を引き起こす可能性があることを知っていたとも述べた。


「私たちは、透明性を高め、より多くのデータや情報にアクセスできるように、迅速に取り組んでいます。そうすれば、人々は真実とは何か、何が既知で何が未知なのかを自ら確認し、評価できるようになります」と彼女は述べた。


「あえてそう言わせていただきますが、過去数年間で最大の失敗の一つは、何が未知なのかが認識されていなかったことだと思います。これまでは、真に既知であるというよりは、むしろ信念や真実であってほしいと願うような発言や主張ばかりが目立っていました」


ブレナー氏は、国民の信頼を取り戻す鍵は、誠実さと透明性だと述べた。また、政府職員の大多数は国に奉仕し、最善を尽くそうとする善良な人々であり、パンデミック中にどのように事態が展開したかを理解するには長い時間がかかるだろうと確信していると述べた。