流れが変わってきた／原発「グリーンな投資先」と認定　EUが方針／EU欧州委員会は、原子力と天然ガスを地球温暖化対策に貢献するエネルギーと位置づける方針／ネットの声「これで流れが変わる」「日本政府は欧州に従うのでは」
　http://totalnewsjp.com/2022/01/02/genpatsu-9/

　1/2(日)　欧州連合（EU）欧州委員会は1日、原発を天然ガスと共にグリーンな投資先として認定する方針を発表した。2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする目標に向け、低炭素社会への移行を促進する手段としての「役割がある」とした。

　加盟国が原発推進派と脱原発派に二分する中、各国や欧州議会が反対する可能性もある。
　欧州委は昨年4月、環境への影響に配慮しながら活動している企業への投資を促すグリーン投資の基準策定で合意したと発表。バイオ燃料などがグリーン投資に含まれたが、原発については決定を見送っていた。(共同)

　原発「グリーンな投資先」と認定　EUが方針、低炭素移行で役割（共同通信） - Yahoo!ニュース

　【ストラスブール（フランス東部）共同】欧州連合（EU）欧州委員会は1日、原発を天然ガスと共にグリーンな投資先として認定する方針を発表した。2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする目標に向　原子力・天然ガスは「持続可能」　欧州委が方針

　欧州連合（EU）の欧州委員会は、原子力と天然ガスを地球温暖化対策に貢献するエネルギーと位置づける方針だ。両エネルギーを一定の条件をつけた上で持続可能と分類し、関連事業への投資にEUとしてのお墨付きを与える。決定されれば投資家の判断基準となり、世界のマネーの流れに影響を与える可能性がある。(日経)

　原子力・天然ガスは「持続可能」　欧州委が方針（写真=ロイター）

【ブリュッセル=竹内康雄】欧州連合（EU）の欧州委員会は、原子力と天然ガスを地球温暖化対策に貢献するエネルギーと位置づける方針だ。両エネルギーを一定の条件をつけた上で持続可能と分類し、関連事業への投資にEUとしてのお墨付きを与える。決定されれば投資家の判断基準となり、世界のマネーの流れに影響を与える可能性がある。
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　引用以上

　EUは、原発を「持続可能な未来を保証するシステム」と決めつけた。
　現在のEUは、フランス・ロスチャイルド財閥の主導権下で、アレバ（フランス電力）・トタル・ダッチシェル・オクシデンタルなど欧州エネルギー産業に支配されていることが知られている。
　https://ja.myecom.net/french/blog/2014/071710/

　これらのエネルギー企業、とりわけアル・ゴア率いるオクシデンタル・ペトロリウムは、東欧に世界最大のウラン鉱を抱えているといわれ、原子力産業の復権が自社の存亡を左右するため、「地球温暖化・炭酸ガス説」というデマを拡散して、アルゴアがノーベル平和賞を獲得した。
　https://dot.asahi.com/wa/2019082100001.html?page=1

　「原発が炭酸ガスを減らすクリーンエネルギー」というデタラメなウソを世界中に吹聴し、グレタ・トゥーンベリを広告塔に、世界にチェルノブイリ事故や福島第一原発事故で地に墜ちた核開発への信用を取り戻すため、巨額の投資宣伝を続けている。

　そもそも、プルトニウムMOX核燃料（アクチノイド）は、その放射能毒性が消えるまで数億年も要する超超危険な代物で、地球上に安定した恒久保管地質など存在しないが、相対的に「数千年程度の安定地質」といわれる地域に穴を掘って、恒久保管すると説明されている。

　ところが、あまりにも崩壊熱が高いため、冷却水が沸騰しない100度以下にキャスクの表面温度が下がらないと地中保管ができないのだが、100度に冷えるまで、実に500年間もかかるのだ。だから、その間、地上で強制冷却を続けなければならない。
　http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1514.html

　もし、この500年間の地上強制冷却期間に、冷却が滞ったなら、わずか数十日で燃料被覆管に亀裂が生じて、数十気圧の使用済み核燃料放射能が噴出してくる。被覆管集合体＝ステンレス・キャスクの耐圧安全性も確実ではないので、環境汚染は免れ得ない。
　（ステンレス・キャスクは、数十年、数百度の温度変化で繰り返し応力破壊を受けてクリープ変形、ひび割れを生じる）

　原子力関係者は「500年冷却」と簡単に言うが、冗談じゃない、それは人類の歴史に無知な者の戯言だ。そもそも、世界の「安定政権」は、ローマ帝国や京都が千年王国というが、実際には、ローマも江戸時代も、単独安定政権の寿命は、せいぜい最大200年余なのだ。
　世界史に500年間の単独安定政権が続いた例は存在しない。政権が変われば、前政権で行われた大半の政策が否定され、核廃棄物の危険性など忘れ去られてしまうだろう。

　地上保管のMOX使用済み核燃料への強制冷却が何らかの事情で滞ったとき、恐ろしい事態が待っている。
　核燃料被覆管に冷却不良によるクラックが生じ、クリプトン85やセシウム137、プルトニウムX、ウランXが噴出してくる。「キャスクで止まる」ことはありえない。キャスクの健全性は、せいぜい数十年しか保証されていない。
　ここでは数百年による「繰り返し熱応力破壊」が起きていて、100年も経たキャスクはひび割れだらけなのだ。（pu240中性子による破壊も進行する）
　内部の超危険なアクチノイドやセシウムが環境に莫大な量、噴出してくることは避けられない。

　人類史を知らず、人間能力の限界も理解できないで、核開発によって目先の利権を得ることだけに一喜一憂している愚か者たちが、原子力開発を推進してきたのだ。
　これほど子供たちの未来を深刻すぎる危険に晒す核開発＝原子力産業の、どこが「グリーン」であり「持続可能な未来が保証」されるのか？
　人を馬鹿にするのも、いいかげんにしろ！

　「米の高速炉開発に技術協力へ　日本原子力機構と三菱重工業」
（共同　2022/1/1）
https://nordot.app/849903867727904768?c=39546741839462401

　
　米の高速炉開発に技術協力へ　日本原子力機構と三菱重工業
2022年1月1日
　https://www.tokyo-np.co.jp/article/152034

（中略）

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　引用以上

　高速増殖炉でナトリウムを冷却剤に使う理由は、もし軽水炉のように高圧水を使うと、中性子臨界反応が加速されて核暴走を起こすリスクが高まるのと、水では遅速中性子が出てきてプルトニウム増殖効率が悪いためだ。高速中性子が出てくれないとプルトニウムが増えないという事情がある。
　https://www.jaea.go.jp/04/turuga/jturuga/NaSchool/about/reason.html

　ところが、この金属ナトリウムは、200度で液状化させて冷却循環させるのだが、もんじゅで起きたような、流域内に設置された、たくさんの計測用突起が循環振動で折れたりしてナトリウムが漏洩すると、施設内に飛び出し、コンクリートなどの水分と激しく反応し、大爆発を起こす性質がある。
　もんじゅの場合、床が6ミリの鋼鉄（SS400）だったが、ほぼ貫通寸前までナトリウムに浸食（水素反応）されて、あとわずかでナトリウムがコンクリートに接触する寸前だった。

　もし接触していたなら、被害は恐ろしいことになっていた。最悪、日本滅亡、地球汚染という事態だったのだ。漏洩した660Kgのナトリウムが、すべて爆発すれば、もんじゅの全システムが破壊されて、莫大な核燃料が環境に拡散していたからだ。
　これは、絶対に触れてはならない「パンドラの箱」だったのだ。

　このパンドラの箱をビルゲイツは、再び稼働させるという。それが地球温暖化を防ぐ「安全対策」であり、「持続可能な未来を守るシステム」だと、開いた口が塞がらない虚説を宣伝している。
　ビル・ゲイツとウオーレン・バフェット、この二人併せて、ほぼ地球上の半分の資産を手中にしているといわれる。もちろんユダヤ人であり、歴史上、最大、最悪、最強のカルト、ユダヤ教徒である。

　彼らの目的は、タルムードに描かれた「ゴイム社会」＝特権ユダヤ人が、他のすべての人類をゴイム（家畜）として管理するというものだ。
　http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-75.html

　こんなものを作れば、100％確実に人類の未来は放射能汚染に閉ざされる。
　そもそも原発推進派は、メルトダウン事故は1000万年に一度しか起きないと大々的に主張した……だから絶対安全だと。
　  https://genpatsu.tokyo-np.co.jp/page/detail/428

　だが、実際には、過去70年間の原発運用歴のなかで、破局的（メルトダウン）事故が、①キシュティム　②スリーマイル　③チェルノブイリ　④福島第一と、4回起きていて、フクイチが4つのメルトダウンを起こしているので、通算で約10年に一度のメルトダウン事故を起こしていることになる。

　しかも、高速増殖炉のメルトダウン事故の危険性は、沸騰水型BWRを1 とすれば加圧水型PWRは100倍、高速増殖炉FBRは1000倍といわれている。
　それは、ナトリウムが爆発すれば、炉内のプルトニウム全量が大爆発とともに、環境に飛散するからだ。
　こんなものが、「持続可能な未来」なのか？

　ビルゲイツ、バフェット、アルゴアは、まさに人類滅亡をもたらす、巨大な悪魔といわねばならない！