「戦闘教師ケン」氏の少し前の記事で、日本を「帝政」呼ばわりするなど、左翼を自称するケン氏のバイアスが一部かかった記事だが、中国政府の情報についてはかなり事実に近いだろうと思うので転載する。
念のために言えば日本は天皇支配でもないし帝国主義でもない。つまり、「帝政」という言葉はまったく妥当でない。それ以下の惨めな「米国の属国・奴隷国」にすぎない。もちろん、軍国主義時代の栄華の再興を夢見るキチガイ右翼もいるにはいるが、それはネトウヨ的家畜にすぎない。豚の夢である。
なお、私は
中国の習近平指導部が北朝鮮の非核化を軸に日中韓3カ国の連携を強化するシナリオを描いていることが29日、分かった。
には大賛成である。毎度言うように、ロシアを含む大東亜共栄圏の確立と拡大こそが世界を救う。中国政府の要人の精神年齢は日本人や日本政府の人間よりはるかに高いので、中国がその盟主となるのがいいと思う。(日本人は本質的に穏やかで謙虚なので、傲慢な馬鹿や悪党ほど上に行くのである。その代表的事例がかつての軍部、今の官僚。)ロシアは欧州のロシア憎悪という宿痾を抱えているので、しばらくは欧州の相手をするしかないと思う。
(以下引用)
トランプ第一期政権における重要政策の一つは「朝鮮戦争の終結(米朝和解)」だった。
朝鮮戦争が(休戦ではなく)終結し、在韓米軍が撤退すれば、朝鮮の核武装は意味を持たなくなり、核廃棄に繋げられると考えられた。
だが、それは同時に在日米軍の不要論にもつながった。もちろん、トランプは在日米軍の撤退まで見越して米朝和解を進めたと考えられる。
その根本にあるのは、「21世紀のモンロー主義」である。
それに恐怖したのが日本の政策担当者たちで、外務省や安倍官邸などは必死になって米朝会談の阻害に全力を上げたとされる。
在日米軍は、戦後帝政を担保する圧倒的武力であり、在日米軍の撤退は「ベルリンの壁倒壊」を意味する可能性があるからだ。
仮に現行政府が自壊せずとも、アメリカの防衛線(冷戦の前線)が太平洋上に移行した場合、日本は中国の影響圏下に入らざるを得ず、戦後帝政の体制(米による傀儡)を維持することは困難になるだろう。
日本の支配者や親米主義者たちが恐怖するのも当然だろう。
こうしたアメリカの方針について、現在のところトランプ政権が欧州や中東を優先しているため、アジア問題は先送りされている。
だが、中国側は「その次はアジアだ」と読んでいるため、先手を打っている格好だろう。
中国の研究者と話していても、中共側には「日本の戦後帝政をぶっ潰して、社会主義統一党政権を作って傀儡化する」などという野望はなく、むしろ穏便に「現行体制のまま冷戦体制を終わらせて、(中国を盟主的立場とする緩い)東アジア体制を構築したい」と考えているフシがある。
そこは、スターリンのソ連ほど強硬ではない。
中朝交渉が不調に終わったのは、こうした中国側の提案に対し、朝鮮側が良しとせず、露朝同盟を軸に独立性を維持、同時に核の放棄を拒否したためだろうと推察される。
中国側としては、東アジアにおける中国の優位性は揺らぐことのないものとして確立しているにもかかわらず、朝鮮は全く言うことを聞かず、韓国は政情不安で天秤の傾きが激しすぎ、日本はアメリカの傀儡を最善としている上、アジア・モンロー主義(アジア蔑視と排外主義)に傾斜しつつあり、どれも厄介な存在ばかりで苦慮している感じなのだ。
確かに「穏便な体制転換」など容易にできるわけもないのだが。。。
念のために言えば日本は天皇支配でもないし帝国主義でもない。つまり、「帝政」という言葉はまったく妥当でない。それ以下の惨めな「米国の属国・奴隷国」にすぎない。もちろん、軍国主義時代の栄華の再興を夢見るキチガイ右翼もいるにはいるが、それはネトウヨ的家畜にすぎない。豚の夢である。
なお、私は
中国の習近平指導部が北朝鮮の非核化を軸に日中韓3カ国の連携を強化するシナリオを描いていることが29日、分かった。
には大賛成である。毎度言うように、ロシアを含む大東亜共栄圏の確立と拡大こそが世界を救う。中国政府の要人の精神年齢は日本人や日本政府の人間よりはるかに高いので、中国がその盟主となるのがいいと思う。(日本人は本質的に穏やかで謙虚なので、傲慢な馬鹿や悪党ほど上に行くのである。その代表的事例がかつての軍部、今の官僚。)ロシアは欧州のロシア憎悪という宿痾を抱えているので、しばらくは欧州の相手をするしかないと思う。
(以下引用)
2025年04月11日
中国が日韓と戦略的連携へ
【中国、日韓と戦略的連携 北朝鮮の非核化軸に】何かバイアスがかかった記事になっているが、私なりに解釈したい。
中国の習近平指導部が北朝鮮の非核化を軸に日中韓3カ国の連携を強化するシナリオを描いていることが29日、分かった。トランプ米政権が孤立主義に傾く中、日韓に接近する「戦略的機会」が生じていると判断した。習国家主席の今年後半の訪韓も計画している。複数の中国関係筋が明らかにした。日米韓の同盟関係を切り崩し、米国のアジア太平洋地域への関与を弱める思惑がある。
北朝鮮は核・ミサイル開発やロシアとの軍事協力を進めている。中朝関係筋によると、昨年10月に中国の王亜軍駐北朝鮮大使が一時帰国した。抗議の意思を示す狙いがあったといい、両国の溝は拡大。中国は北朝鮮の核開発に歯止めがかけられない現状に強い危機感を抱いている。
今年1月にトランプ政権が発足し、日韓を含む同盟国との協調が揺らぎ始めると、中国で日韓外交や朝鮮半島問題を担う政策立案者らの間で「日韓に接近する余地が生まれた」との認識が共有された。
日米韓の足並みを乱す戦略的機会を生かす策として北朝鮮問題を巡る連携を検討。政策立案者は「最も利害が一致する分野だ」と指摘した。
(3月29日、共同通信)
トランプ第一期政権における重要政策の一つは「朝鮮戦争の終結(米朝和解)」だった。
朝鮮戦争が(休戦ではなく)終結し、在韓米軍が撤退すれば、朝鮮の核武装は意味を持たなくなり、核廃棄に繋げられると考えられた。
だが、それは同時に在日米軍の不要論にもつながった。もちろん、トランプは在日米軍の撤退まで見越して米朝和解を進めたと考えられる。
その根本にあるのは、「21世紀のモンロー主義」である。
それに恐怖したのが日本の政策担当者たちで、外務省や安倍官邸などは必死になって米朝会談の阻害に全力を上げたとされる。
在日米軍は、戦後帝政を担保する圧倒的武力であり、在日米軍の撤退は「ベルリンの壁倒壊」を意味する可能性があるからだ。
仮に現行政府が自壊せずとも、アメリカの防衛線(冷戦の前線)が太平洋上に移行した場合、日本は中国の影響圏下に入らざるを得ず、戦後帝政の体制(米による傀儡)を維持することは困難になるだろう。
日本の支配者や親米主義者たちが恐怖するのも当然だろう。
こうしたアメリカの方針について、現在のところトランプ政権が欧州や中東を優先しているため、アジア問題は先送りされている。
だが、中国側は「その次はアジアだ」と読んでいるため、先手を打っている格好だろう。
中国の研究者と話していても、中共側には「日本の戦後帝政をぶっ潰して、社会主義統一党政権を作って傀儡化する」などという野望はなく、むしろ穏便に「現行体制のまま冷戦体制を終わらせて、(中国を盟主的立場とする緩い)東アジア体制を構築したい」と考えているフシがある。
そこは、スターリンのソ連ほど強硬ではない。
中朝交渉が不調に終わったのは、こうした中国側の提案に対し、朝鮮側が良しとせず、露朝同盟を軸に独立性を維持、同時に核の放棄を拒否したためだろうと推察される。
中国側としては、東アジアにおける中国の優位性は揺らぐことのないものとして確立しているにもかかわらず、朝鮮は全く言うことを聞かず、韓国は政情不安で天秤の傾きが激しすぎ、日本はアメリカの傀儡を最善としている上、アジア・モンロー主義(アジア蔑視と排外主義)に傾斜しつつあり、どれも厄介な存在ばかりで苦慮している感じなのだ。
確かに「穏便な体制転換」など容易にできるわけもないのだが。。。
PR
コメント