「泉の波立ち」から転載。コメント部分も興味深いので載せたいが、容量が許さなければカット。
先にその「重要コメント」を載せておく。
まあ、要するに、このコメントで、交差点の危険性は明白だ、ということだ。
(以下引用)
先にその「重要コメント」を載せておく。
この記事へのコメント
家の近くに「ガードポスト」を立てている交差点があるが
(小学校の通学路だから)
なぜこんなところで年何回もひん曲がることがあるのかって
思うほど運転手は上手くない
(小学校の通学路だから)
なぜこんなところで年何回もひん曲がることがあるのかって
思うほど運転手は上手くない
Posted by 老人 at 2019年05月10日 10:01
まあ、要するに、このコメントで、交差点の危険性は明白だ、ということだ。
(以下引用)
2019年05月09日
◆ 交差点にガードレールがない理由
交差点にはガードレールがないことが多いが、その理由は?
──
(滋賀県の)交差点の事故で保育園児が死傷した事件を、前々項で述べた。
→ 交差点の事故で園児死亡: Open ブログ
これについて、対策として、「ガードレールを付けるべきだ」という意見も出た。
なるほど。ガードレールを付けておけば、今回のような事故は起こらなかっただろう。だからそれが正解であるように見える。では、本当にそれが正解なのか?
──
実は、通学路や交差点などにはガードレールを付けるべきだ、ということは、今になっていわれたことではなく、何年も前からずっと言われてきたことだ。
本サイトでも、次の項目では、そう結論した。(柵・ガードレールという用語で)
→ 京都府八幡市の交通事故: Open ブログ
柵やガードレールや杭を設置することで事故を防止する……というのは、別に、特別なアイデアではなく、昔からある凡庸な案なのである。当然な案だとも言える。
ではなぜ、その当然の案が実現しなかったのか?
──
これについては、「金がないからだ」というのが、普通の回答だ。なるほど、たしかにその予算はない。予算がなければ、実現もしない。
しかしそれは真相ではない。
金がないというが、実は、予算化されていないだけのことだ。予算化される前の金なら、たっぷりとある。金はありあまるほどあるのだ。
ではなぜ、そのありあまる金が使われないか? その金は、歩行者のためでなく、自動車のために使われるからだ。
実際、自動車のためであれば、湯水のごとく金は使われる。本サイトでも論じたことがある。
また、北海道の高速道路は、通行する自動車が少ないので、タヌキぐらいしか通らない……と言われたこともあった。( 10~20年ぐらい前のことだが。)
要するに、自動車のために使う金ならば、滅茶苦茶にありあまっているのだ。(ガードレールの設置も、ありあまる金を使えば、可能となるはずだ。)
──
すると、反論が来そうだ。
「道路建設費は、ガソリン税でまかなっているのだから、自動車建設のために使うのは当然だ」
と。しかし、残念でした。道路建設費は、ガソリン税でまかなっているわけではない。ガソリン税では足りないので、一般財源から投入して、いろいろとまかなっている。要するに、(自動車以外の)歩行者や鉄道利用者の金をふんだくって、道路建設に回しているわけだ。
──
ここまで見れば、真相がわかる。こうだ。
「交差点にガードレールがない理由は、自動車優遇で、歩行者冷遇にしているからだ。国の金を、道路(車道)建設のために使うので、歩行者の命を守るための金はなくなってしまうのだ」
換言すれば、こうだ。
「交差点にガードレールがない理由は、自動車優遇で、歩行者を死なせるためである。歩行者の命なんて、もともと重視されていないのだ。大切なのは、自動車だけであって、保育園児のような歩行者のことなんかどうでもいいのだ」
そして、そういう政策を取っているから、まさしくガードレールは設置されずに、事故で死者が出るわけだ。……今回の事故の死者は、まさしく、狙い通りだったのである。
( ※ 歩行者を守るための太い杭を打つのが常道だが、こういうのがあると、歩行者の命は守られるが、自動車の運転手は死んでしまうかもしれない。それを避けるために、あえて太い杭を打たないのだ。今回も、歩行者には13人もの被害が出たが、運転手の命は守られた。人間が衝突の緩衝材になってくれたおかげで、運転手は命が助かった。自動車優遇の原理は成功した。しめしめ、というわけ。)
( ※ 今回の事故で、自動車は大破したから、自動車の販売が1台増える。自動車会社は儲かる。逆に、運転手が死んでいたら、自動車の販売ができなくなってしまうところだった。今回の事故で、自動車会社は「運転手が助かって良かった」と胸をなで下ろしているだろう。)
──
では、どうして、そういう馬鹿げたことが起こるか? それは、こうだ。
「自動車会社が自民党にいっぱい献金をしているから、自動車優遇の政策が取られる」
逆に言えば、保育園児や歩行者は、自民党に献金しないから、冷遇されるのである。
結論。
歩行者の命を救いたければ、次のいずれかだ。
・ 歩行者が団結して、自民党に献金する。
・ 自民党を政権から引きずり下ろす。
そのいずれかを取ればいい。
[ 付記 ]
なお、人々が期待するのは、こうだ。
「政府は、自動車会社よりも、人を大切にする。お金よりも、人の命を大切にする」
しかし、残念でした。そういう方針を取った民主党は、国民の支持を得られずに、追放された。上のような方針は、国民によって否定されたのである。
「馬鹿な。おれは自民党なんかに投票していないぞ!」
と抗議する人もいそうだ。でも、そういう人はどうせ、投票所に行っていないでしょ。
【 関連サイト 】
→ 歩行者の死亡事故ダントツの日本、ドライバー厳罰化で解決できない理由
※ 今の日本は、自動車優先で、歩行者は軽んじられる、という趣旨。
──
ガードレールの設置状況について:
→ 何度直しても壊されるガードレール : ふらふら関西
→ 大津・園児死亡事故めぐり「田舎の道路にガードレールがない問題」がTwitterで論議に
→ 【大津の事故】交差点にガードレールやパイプが無い理由は?
※ これは原因分析ではなく、ただの現状の紹介。
【 追記 】
「太い杭」は、「ガードポスト」という名称があるそうだ。そうだったのか。
本項のタイトルは「ガードレール」でなく「ガードポスト」という名称を用いるべきだったかも。
──
(滋賀県の)交差点の事故で保育園児が死傷した事件を、前々項で述べた。
→ 交差点の事故で園児死亡: Open ブログ
これについて、対策として、「ガードレールを付けるべきだ」という意見も出た。
なるほど。ガードレールを付けておけば、今回のような事故は起こらなかっただろう。だからそれが正解であるように見える。では、本当にそれが正解なのか?
──
実は、通学路や交差点などにはガードレールを付けるべきだ、ということは、今になっていわれたことではなく、何年も前からずっと言われてきたことだ。
本サイトでも、次の項目では、そう結論した。(柵・ガードレールという用語で)
→ 京都府八幡市の交通事故: Open ブログ
柵やガードレールや杭を設置することで事故を防止する……というのは、別に、特別なアイデアではなく、昔からある凡庸な案なのである。当然な案だとも言える。
ではなぜ、その当然の案が実現しなかったのか?
──
これについては、「金がないからだ」というのが、普通の回答だ。なるほど、たしかにその予算はない。予算がなければ、実現もしない。
しかしそれは真相ではない。
金がないというが、実は、予算化されていないだけのことだ。予算化される前の金なら、たっぷりとある。金はありあまるほどあるのだ。
ではなぜ、そのありあまる金が使われないか? その金は、歩行者のためでなく、自動車のために使われるからだ。
実際、自動車のためであれば、湯水のごとく金は使われる。本サイトでも論じたことがある。
日本橋の首都高の地下化に、3000億円もの巨額をかけるという。無駄の極み。
( → 高速道の地下化に3千億円: Open ブログ )
また、北海道の高速道路は、通行する自動車が少ないので、タヌキぐらいしか通らない……と言われたこともあった。( 10~20年ぐらい前のことだが。)
要するに、自動車のために使う金ならば、滅茶苦茶にありあまっているのだ。(ガードレールの設置も、ありあまる金を使えば、可能となるはずだ。)
──
すると、反論が来そうだ。
「道路建設費は、ガソリン税でまかなっているのだから、自動車建設のために使うのは当然だ」
と。しかし、残念でした。道路建設費は、ガソリン税でまかなっているわけではない。ガソリン税では足りないので、一般財源から投入して、いろいろとまかなっている。要するに、(自動車以外の)歩行者や鉄道利用者の金をふんだくって、道路建設に回しているわけだ。
──
ここまで見れば、真相がわかる。こうだ。
「交差点にガードレールがない理由は、自動車優遇で、歩行者冷遇にしているからだ。国の金を、道路(車道)建設のために使うので、歩行者の命を守るための金はなくなってしまうのだ」
換言すれば、こうだ。
「交差点にガードレールがない理由は、自動車優遇で、歩行者を死なせるためである。歩行者の命なんて、もともと重視されていないのだ。大切なのは、自動車だけであって、保育園児のような歩行者のことなんかどうでもいいのだ」
そして、そういう政策を取っているから、まさしくガードレールは設置されずに、事故で死者が出るわけだ。……今回の事故の死者は、まさしく、狙い通りだったのである。
( ※ 歩行者を守るための太い杭を打つのが常道だが、こういうのがあると、歩行者の命は守られるが、自動車の運転手は死んでしまうかもしれない。それを避けるために、あえて太い杭を打たないのだ。今回も、歩行者には13人もの被害が出たが、運転手の命は守られた。人間が衝突の緩衝材になってくれたおかげで、運転手は命が助かった。自動車優遇の原理は成功した。しめしめ、というわけ。)
( ※ 今回の事故で、自動車は大破したから、自動車の販売が1台増える。自動車会社は儲かる。逆に、運転手が死んでいたら、自動車の販売ができなくなってしまうところだった。今回の事故で、自動車会社は「運転手が助かって良かった」と胸をなで下ろしているだろう。)
──
では、どうして、そういう馬鹿げたことが起こるか? それは、こうだ。
「自動車会社が自民党にいっぱい献金をしているから、自動車優遇の政策が取られる」
逆に言えば、保育園児や歩行者は、自民党に献金しないから、冷遇されるのである。
結論。
歩行者の命を救いたければ、次のいずれかだ。
・ 歩行者が団結して、自民党に献金する。
・ 自民党を政権から引きずり下ろす。
そのいずれかを取ればいい。
[ 付記 ]
なお、人々が期待するのは、こうだ。
「政府は、自動車会社よりも、人を大切にする。お金よりも、人の命を大切にする」
しかし、残念でした。そういう方針を取った民主党は、国民の支持を得られずに、追放された。上のような方針は、国民によって否定されたのである。
「馬鹿な。おれは自民党なんかに投票していないぞ!」
と抗議する人もいそうだ。でも、そういう人はどうせ、投票所に行っていないでしょ。
【 関連サイト 】
→ 歩行者の死亡事故ダントツの日本、ドライバー厳罰化で解決できない理由
※ 今の日本は、自動車優先で、歩行者は軽んじられる、という趣旨。
──
ガードレールの設置状況について:
→ 何度直しても壊されるガードレール : ふらふら関西
→ 大津・園児死亡事故めぐり「田舎の道路にガードレールがない問題」がTwitterで論議に
→ 【大津の事故】交差点にガードレールやパイプが無い理由は?
※ これは原因分析ではなく、ただの現状の紹介。
【 追記 】
「太い杭」は、「ガードポスト」という名称があるそうだ。そうだったのか。
本項のタイトルは「ガードレール」でなく「ガードポスト」という名称を用いるべきだったかも。
この記事へのコメント
家の近くに「ガードポスト」を立てている交差点があるが
(小学校の通学路だから)
なぜこんなところで年何回もひん曲がることがあるのかって
思うほど運転手は上手くない
(小学校の通学路だから)
なぜこんなところで年何回もひん曲がることがあるのかって
思うほど運転手は上手くない
Posted by 老人 at 2019年05月10日 10:01
【 関連サイト 】のリンク先には、
「何度直しても壊されていたが、そばに赤い三角ポールを設置して、運転手によく見えるようにしたら、ぶつけられなくなった」
とあります。
「何度直しても壊されていたが、そばに赤い三角ポールを設置して、運転手によく見えるようにしたら、ぶつけられなくなった」
とあります。
Posted by 管理人 at 2019年05月10日 12:28
単に、行政の怠慢ではないでしょうか。
うちの近所は、殆どの交差点にガードポストが設置してあります。信号のある交差点では100パーセントです。
これを機に、ガードポストの設置が進むことを祈ります。
うちの近所は、殆どの交差点にガードポストが設置してあります。信号のある交差点では100パーセントです。
これを機に、ガードポストの設置が進むことを祈ります。
Posted by うっず at 2019年05月10日 18:05
> うちの近所は、殆どの交差点にガードポストが設置してあります。
うちの近所もそうですが、それは都会だから。
問題となっているのは、金のない地方都市。
うちの近所もそうですが、それは都会だから。
問題となっているのは、金のない地方都市。
Posted by 管理人 at 2019年05月10日 18:24
> うちの近所もそうですが、それは都会だから。
> 問題となっているのは、金のない地方都市。
場所によって違うのであれば、国策なんかじゃなく、まさに行政の怠慢じゃないですか。
ちなみにうちは都会じゃ無いですけど。
> 問題となっているのは、金のない地方都市。
場所によって違うのであれば、国策なんかじゃなく、まさに行政の怠慢じゃないですか。
ちなみにうちは都会じゃ無いですけど。
Posted by うっず at 2019年05月10日 22:08
怠慢じゃなくて、金欠ね。
人口密度が高くて納税者が多い地域と、人口密度が低くて納税者が少ない地域では、同じ面積にかけられる金額が異なる。ちなみに道路では、都会よりも地方に多くの金額が補助される。地方の道路と、地方の歩行者対策とを、比較する。地方と都会とを比較しては駄目です。人口密度が違うんだから。
人口密度が高くて納税者が多い地域と、人口密度が低くて納税者が少ない地域では、同じ面積にかけられる金額が異なる。ちなみに道路では、都会よりも地方に多くの金額が補助される。地方の道路と、地方の歩行者対策とを、比較する。地方と都会とを比較しては駄目です。人口密度が違うんだから。
Posted by 管理人 at 2019年05月10日 22:44
PR
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