福島県の「急性心筋梗塞」死亡率 全国1位 全国平均の2.4倍
福島の子どもの甲状腺がんが57人に増え、「がんの疑い」46人を含めると103人になったと公表されましたが、増えている病気は甲状腺がんだけではありません。原発事故のあと、急性心筋梗塞で亡くなる人が急増しています。
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◆福島県の「急性心筋梗塞」死亡率は全国1位
放射性セシウムは心筋に蓄積することが分かっていますが、2009年~2012年の「都道府県別の死因別死亡率」を調べたところ、福島県は原発事故後に、急性心筋梗塞の死亡率が急増しています。また、原発事故以前から全国1位という数字を見て思い出すのは、原発周辺では事故を起こさなくても白血病やがんが多いというドイツ政府の発表と福島には原発が10基もあったこと、そして、2011年の原発事故前から「小さな事故」が多発していたことです。
日本政府は、年20ミリシーベルトまで住んでいいとしていますが、1ミリシーベルト以上の地域は避難の権利と補償がある「チェルノブイリ法」が日本にも必要です。
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