眠りから覚めかけの浮遊思考の中で考えたのだが、ビル・ゲイツのマイクロソフトとか、孫正義のソフトバンクとか、会社オーナーのビル・ゲイツや孫正義以外の重役の名前をまったく聞かない、というのは何か象徴的である。だいぶ前に、ソフトバンクがインド人を副社長だか何かに巨大報酬を払って雇った話があったが、その人物がその後マスコミに出た記憶が無い。
要するに、会社や企業のIT化の究極は、「大企業の個人企業化」ではないか、というのが私の思いついた考えだ。会社オーナー以外はすべてそのオーナーの意思を実現する道具であり、従業員(特に重役)個々の意思や発想など必要無い、ということだ。つまり、ただの道具であり、会社全体がひとりの人間(オーナー)と同一化するわけである。これは企業経営者の理想だろうが、そうなると、会社というものはいわば、ひとりの人間の力を巨大化するために外装されたロボット、つまりガンダムのような存在になり、その会社に勤める人間自体は機械の一部でしかない。まあ、それがもともと会社というものだという考えもできるが、問題は、それによって生じる「社会全体の非人間(不要人口)化」ではないか、と思う。
巨大企業がひとりの人間の「外装ロボット」でしかないとすれば、企業オーナーにとって従業員は重役も含めてただの「部品」でしかない。つまり、IT化が可能な存在であり、人間としての存在価値は無い。ならば、巨大企業オーナーに必要なのは「購買者」だけである。それも、購買能力の無い人間は不必要だろう。
そこからビル・ゲイツの「地球人口五億人削減」計画が生まれてきたのではないか、というのが私の想像であり、巨大企業経営者の多くは類似した思想を持つようになるのではないかと思う。
要するに、会社や企業のIT化の究極は、「大企業の個人企業化」ではないか、というのが私の思いついた考えだ。会社オーナー以外はすべてそのオーナーの意思を実現する道具であり、従業員(特に重役)個々の意思や発想など必要無い、ということだ。つまり、ただの道具であり、会社全体がひとりの人間(オーナー)と同一化するわけである。これは企業経営者の理想だろうが、そうなると、会社というものはいわば、ひとりの人間の力を巨大化するために外装されたロボット、つまりガンダムのような存在になり、その会社に勤める人間自体は機械の一部でしかない。まあ、それがもともと会社というものだという考えもできるが、問題は、それによって生じる「社会全体の非人間(不要人口)化」ではないか、と思う。
巨大企業がひとりの人間の「外装ロボット」でしかないとすれば、企業オーナーにとって従業員は重役も含めてただの「部品」でしかない。つまり、IT化が可能な存在であり、人間としての存在価値は無い。ならば、巨大企業オーナーに必要なのは「購買者」だけである。それも、購買能力の無い人間は不必要だろう。
そこからビル・ゲイツの「地球人口五億人削減」計画が生まれてきたのではないか、というのが私の想像であり、巨大企業経営者の多くは類似した思想を持つようになるのではないかと思う。
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