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徽宗皇帝のブログ

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地底人対最低人の戦い(笑)
国連による統計らしい。
最低賃金の、中央値による%とは、最低賃金の「偏差値」のようなものだと考えていいのではないか。(偏差値を出す式はわかりにくいが、こちらは単純に中央値に対する割合である。)
要するに、日本の最低賃金が低すぎる、ということである。そりゃあそうだ。最低賃金で働くと、生活保護支給額より低くなるのだから。
コメントの中に、「実際の賃金の平均値が高いってことやぞ」というものがあるが、言うまでもなくそれは大企業の賃金と公務員の賃金が押し上げているのであり、そういう「上級国民」以外には無縁の話だ。大多数の国民、特に派遣労働者は「最低賃金」に近い側だろう。
また、「7年も前のデータだ」という批判もあるが、それ以降、日本の最低賃金は10円くらいしか上昇していないはずである。それ以降、格差社会化は進んでおり、最低賃金の相対水準はより悪化こそすれ、良化してはいないはずだ。
まあ、


日本人は奴隷と同じ、賃金が上がらない理由の一つは奴隷同士の足の引っ張り合いにもあるので意識改革しない限り絶望的かと思います。


というコメントに尽きるだろう。なお、ここではコピーできなかった部分に書いてあったが、この日本の最低賃金は「生存可能水準以下」と評されているらしい。
まあ、地底人が最低人をあざ笑って(地底人と最低人はいしいひさいちの漫画のキャラクター)自分の不満を解消しているのが日本社会である。上記コメントにある「奴隷同士の足の引っ張り合い」。
なぜ組合でも作って自分で戦わないのだろうか。すべてお上任せ、他人任せ、政治家任せか? それでいつか誰かが助けてくれるとでも思っているのだろうか。
組合を作ることは、ちゃんと法律で保障された権利である。だが、今の自公政権ではそういう法律自体もいつ奪われるか分かったものではない。
丸山真男の有名な文章の中の言葉の通り、権利の上に眠る者はいつか権利を奪われるのであり、社会全体のブラック企業化により労働基準法が有名無実化しつつあるということは、労働者の権利は今現に奪われつつあるのである。



(以下引用)



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