毎度毎度、同じようなことばかり書いているのに、私自身、少々飽きてきたのかもしれない。同じことを何度も言い続けねばならない、というこの国の有り様が一番の問題なのだが、私よりはるかに知識もあり、頭のいい人たちが、もっと発言してくれればいいのに、と思う。ブログを書くこと自体、飽きっぽい私としては長く続いている方だが、毎度同じような話題であるのが自分でも癪である。他の政治ブログを読んでも同様な印象だ。
こうした徒労感に陥らせることが、「彼ら」の狙いなのだろうが、何か、局面を打開する出来事でも起こらないものだろうか。まあ、「夜明け前が一番暗い」という言葉を頼みにしておこう。
(「阿**」から転載)
辺野古周辺の区長に配る金の流れは、税金使った贈収賄なんじゃないのか。(くろねこの短語)
http://www.asyura2.com/15/senkyo195/msg/679.html
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/post-776f.html
2015年10月30日
辺野古では埋め立て工事が再開されて、いよいよジュゴンの暮らす海は修羅の海になっていくんだろうね。それにしても、安倍ペテン政権ってのはえげつないことを平然とするもんだ。何日か前だったか、辺野古周辺の3区長に対して政府が直接地域振興費を交付するってニュースが流された。本来なら、地方自治体が交付金を受け取り、それから地域に分配するのがルールだってのに、直接地元に金を配ることで辺野古基地建設反対の声を押さえつけようってことなんだね。
でもって、その区長ってやつなんだが、選挙で選ばれたわけでもなく、言ってみれば町内会の会長みたいなもんだってさ。さらに、この区長たちは、基地移設の関連事業を「地域及び企業団体が一丸となって地域振興に資する」ことを目的に設立された一般社団法人「辺野古CSS」の理事なんだとか。CSSとは「米軍基地キャンプ・シュワブ・サポート」の略だそうだ。なんのことはない、基地賛成派に賄賂送ってるようなもんなんだね。それぞれに1000万円つづ配るってんだが、その会計処理がどうなるのかなんて誰にもわからない。おそらく、区長個人のポッポに入って終わりなんじゃないのか。
沖縄大学の教授が、「植民地では、どんな悪政にも迎合する人が出てくる。それと同じ構図だ」って言ってるけど、まったくおっしゃる通り。金やるから出てこいやって言われて、ノコノコ首相官邸まで繰り出した区長たちってのは恥ずかしくないのかねえ。
名護市長選挙の時に、娘が東電のアンポンタン大臣・石破君が、基地容認派の候補の応援演説で「500億円の基金創設」を喚いたことがあったけど、金で頬っぺたはたくってのは自民党の政治屋どもの常套手段で、またそこに群る群がる金の亡者ってのがいるんだね。さしずめ、辺野古周辺の区長なんてのはその典型みたいなもんで、辺野古基地工事が本格化すれば事業総額は3500億円以上ってんだから、そりゃあ笑いが止まらないわけだ。
それにしても、こういう金の流れって、国が仕掛けた贈収賄なんじゃないのかねえ。しかも、その原資は税金ですからね。公金横領で安倍ペテン政権を訴えることができないのが、なんとももどかしい今日この頃なのだ。
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