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徽宗皇帝のブログ

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懐疑論(または陰謀論)対常識論
「阿修羅」に掲載された、千島学説という怪しげな学説に関する議論のコメントの中に、「世間の常識を疑うこと」「権威を疑うこと」「教育を疑うこと」という、私の主張に関係する議論があったので、転載しておく。11(14)は、私と似た考えの持ち主で、13(15)が私と対立する意見の持ち主である。つまり、13(15)氏は「常識は信じるべきだ」「権威は信じるべきだ」「教育は信じるべきだ」という思想の持ち主のようだ。文章からすると、理系の人間らしくみられるが、こうした信念の持ち主が多いから、世の中は一部の人間の思いのままに動かされるのだなあ、と溜め息が出る。もちろん、私などの考え方を「ひねくれた考え方だ」「陰謀論者だ」「トンデモ論者だ」と思う人も無数にいるわけで、そうした人々から見れば13(15)氏などが健全で理性的な考えに見えるわけである。そうした「健全な理性」の人々の作り上げた世界が現在の狂った世界なのだが。10、12のコメントは、ここでは不要なので、飛ばして読むのがよい。


(以下引用)



10. 2010年8月22日 17:06:29: O511otWCcI
薬害問題とはレベルの違うこれ程のデマを信じてしまうということは、義務教育に問題ありだな..
中学の理科で、造血器官が骨髄だ位のことは学ぶだろうに。
それとインターネットにはデマ情報が多いことも一緒に教えて、免疫を付けさせないと駄目だ。

11. 2010年8月24日 14:02:32: LYiNQVdMZU
まったくです。
義務教育そのものに洗脳が含まれているのですから。
小学校から大学までずっとそういう洗脳され尽くしてきたとなると、洗脳そのものが実態となってしまったようで、その反対になる異質な論はこの様なコメントで代表されるわけで、免疫つけるというは、鵜呑み教育制度に従順になれという事でしょう。
そんな戦時中じゃあるまいに。
21世紀はそんな時代の終焉期なのですよ。
あらゆる権威常識を見直して、残すのは残すが捨てなければならないのは捨てる!

このような意志が無いといけません。
本当の免疫力とは有用なものを残し、無用なものを捨て去ること。

それで丈夫な身体に、丈夫な心になれる。オツムもそうです。
もうレベル程度の問題じゃない。
ラベルを全部いっぺんは引っぺがして、最初から貼り直さないといけない。

医療世界はそれほどラベル違いが多いのです。
いちどご破算にしてから始めた方が早いくらいですよ、きっと。

と、寅さんレベルでもの申しておりますけど。


12. 2010年8月24日 15:59:59: L0TE8cTeWY
別に権威がどうこうではなく、単に千島理論は正しさを証明できず、千島理論の否定する骨髄造血や癌の細胞分裂、ウイルスの伝染などはちゃんと治療に役立つレベルまで立証された、というだけです。
現代医学に不信があるからといって、妄想に逃げこんでもどうにもならないのです。





13. 2010年8月25日 01:14:38: 6i0Cj58c76
11さんは、子育て終わって悠々自適。生来健康で医者要らずの文系の方と拝察しました。
この世には疑ってかかるべきこと多く、現に国内政治で起きている謀略紛いを目の当たりにすれば、
そのようにお思いになるのもむべなるかなと..
しかしながら、自然科学を世事と同列に論ずるは愚の骨頂であります。
義務教育の課程は世間で言われているような「暗記」(つまり真偽の程が判らぬままただ詰め込む)
ものばかりではありません。数学には公理(誰でも正しいと感じ取ることができるもの)があり,
その公理から、暗記するしかないと思われている公式の殆どは導きだすことができます。優秀な学生なら、
そのことを中学の段階で感得することができ、「公式は、忘れても直ぐ自分で導き出せる」楽しさを知ります。
そして、そのような生徒・学生は、少なくとも理系科目については自分が学んでいる内容はデマではないと
確信することができます。当たり前と感じる公理から導き出せる公式は、「当たり前」に正しいのです。

生命科学の基礎となる教科としての生物は、自分自身で教科書に書かれていることが正しいかどうかを
判断することは、中学・高校の段階では中々できませんが、彼らにとって数学や物理の公式が正しいことは
空気と同じ位当たり前のことと感じることができるため、生物学の内容も疑いもせず良く吸収し、
ご心配の「洗脳人間」ができあがります。その洗脳人間の一部が医学部に代表される生命科学分野に進学します。
中高と学んできた生物学が本当に正しかったのかどうかは、彼ら一握りの者たちによって確認される訳です。

彼らは患者さんの骨髄標本を自ら鏡見し、治療せず放置したら生命を危うくする白血病の患者さんが、
骨髄移植によって寛解に導けることを、多数の患者さんから実体験を通して体得して行きます。
なぜ「放置したら生命を危うくする」ことが分かるかというと、一方で病院に来ないでいつまでも
頑張っている患者さんが、手遅れとなって病院に搬送されてくる例を多く体験するからです。

「義務教育そのものに洗脳が含まれている」との考えは、子育ての終った無責任な方にのみ許されるものです。
貴殿に中学のご子息が居たとして、「学校で習うことは嘘ばかりだから勉強などしなくて良い」と
果たして言えるでしょうか?

人と違い、「細胞」はデータを捏造しません。自身や会社の利益のためにデータを捏造することは
断じて許されない行為ですが、そんなつもりのない一科学者が細胞を眺めれば、真実は目の前にあるのです。


14. 2010年8月26日 12:25:13: tAni8mIv8s
>13さん
11です。
常識あふれる、どこに出しても納得できるお話文で、これには真っ向から反論できない雰囲気を感じました。
まずはそのとおりかも知れません。
おっしゃる様にうがった見方で陰謀的に考える人と、ただ自然体に考えて矛盾を発見する人とあるようです。
ただ、12さんのおっしゃるように、癌治療にしても、ウイルス伝染に対応する現場医療をみていると、立派な言い分と実際の結果は違ってるんじゃないのか?
と、子供の様な素直な気持ちで見る方が分かりやすいのではないかと思うのです。
細胞分裂の映像についても裏を知ったら、それはちょっとおかしいと思う事が隠されているものです。だいいち、癌治療がそれほど効果あるのなら年々ガン死亡者が減って行くのが当然であり、少数集団でなく国民全体の数字統計で増加しているという紛れもない現実です。

その現実と理論が合わないのではないのか?とそこに疑問を持つことの方がまず第一歩であり、そこに洗脳教育があるのか無いのかは見直し作業が必要ですから、確かに断定は出来ません。
しかし、そこにある現実を重視して「なぜ治せないのか、なぜ増えて行くのか」という事実の解明をしなければならないと思います。

我々はずっと歴史的に教えられてきた常識に対して批判もしない、疑問も持たないとすれば真の学問の発展進歩はあり得ないと思います。

なぜ、その常識にはんする話しがあっても、そこでストップするのか?始めから排除しているのではないのか? 議論も対等な立場に置かないのは一体なぜなのか?

こういう事を考えて行くと、やっぱりそこには何か恣意的なものが隠されていると思うのは当然です。
それ以外に偶然だとか、既に医学上の結論が出ているからというなら、そこには、やはり洗脳教育の成果で「物事の正確な判断が出来ない」「既成論にとらわれて、公正な論議が出来ない」のではないでしょうか。

既に医学は進歩しきって論議の必要がないというなら、そこで終わりです。
その進歩しきった医学が治せない(例えば)癌は増えるのは仕方がないというなら、そこで終わりです。

まだ医学は進歩途上にあるというのなら、別の面からの異論を対等な立場にならべて比較検討する土俵が必要です。

「義務教育そのものに洗脳が含まれている」事はあると思います。
全部否定ではありません。一部あるでしょう。

ここの阿修羅掲示板はその国家教育さえ嘘捏造がある事を前提にしているのではないでしょうか。
そこから真実を探って行くという世界です。
最初からまっすぐ正しい世界だったらこの様な掲示板は無用です。

何が本当で何が嘘なのかを提示しているのです。
提示者の個性や生活など関係なく、本質はどうなのか?という事が主題なのです。

世界が、日本が常識だけで間違いなく回っているとしたら、ここの掲示板は御用済みなのです。

嘘や捏造があると思うから、その反対情報を提示して読者から考えて戴くという様な情報提供が大切です。

国家や学会が言っていることだけが真実なのか、マスコミが流す情報はまったく正しいのか、重要な情報を隠していないのか?

常に疑問をもって(ただ単純に世間に疑いをもつ不信感とは違います)、検証しあってそこから真実が導き出されるのです。

だから洗脳が含まれているから学校教育を全部否定するとかではなく、その中に嘘が含まれていないのかという事を言うのです。

既成事実だからと言ってもいくらでも間違いはあったという事はどの世界でも起きている事です。
医学の世界でも、それを指摘する人はいるのです。しかも専門家自身が言うのです。
ただそれが少数派だからと言って切り捨てるのは公正でなく、しかも医学の進歩を妨げる事になります。
医学はもう進歩の必要が無くなった。完成した。と言うのなら、後はもう異論は受け入れる必要はないでしょう。
そんな事はあり得ないのですから、癌治療の根本が間違っている」と主張する医学者が居たら、その立場の人に平等な場を与えてやらなければ、既成既得権威が異端者排除目的に、異端論を潰すだけの行為と見られても反論できないでしょう。

異端論でも医学会で発表できる様な体制が無い!
のですから。とても平等な世界ではないのです。「ある」といくら口で説明されても現実はそうではないのですから。

私は松下博士や牛山博士の国会証言記録を読んで、その対応をした国家公務員たる官僚やその関連の医師達が揃って行ったのが、徹底した「検証無視」だと知って、その時代から医学会の本質は少しも変わっていないと思うようになりました。

またコメント覧に書き込まれるいろいろな方のなかに、やはり同じ様な考え方で、そんなのは始めからトンデモ論だの、疑似科学だの、狂っているとか、最初から決めつけて相手にしない態度が多い事を知りました。

そういう人達は同じ土俵には登らせない。権力を利用して発表の場さえ制限する。
マスコミなどを使って市民にそのような偏向報道をさせている。
(マスコミは学会の権威筋の情報をそのまま鵜呑みして記事にする)

学会のデータでさえも、自己都合のよい方向に導き出す、都合の悪いデータは隠す、このような「科学的データ」を信用できないので、よそから持ってきた情報を提示すれば、それが疑似科学だ、そのような話しは極少数派であって、大多数はこうだから認められない。

これで大体終わりです。
また政界や省庁とも長い間のつきあいですから、そこを強力までさせるとすると、今じっさいに医療界、医学会は決して民主主義世界ではあり得ません。

また
「自身や会社の利益のためにデータを捏造することは
断じて許されない行為ですが、そんなつもりのない一科学者が細胞を眺めれば、真実は目の前にあるのです。」
という言葉も空虚に聞こえます。

もはや、WHOまでその様ないやらしい事が起こっているのですから、
「断じて許されない」などと言う言葉は既に死に体でしょう。

こんな事を論じても詮無しでしょうが、私は現在生き証人として松下博士の指導のまま実験検証して貰いたいと思っています。
また
最近では若手の医師もその異端論を実際に実験してみたら検証されたという話しを聞きました。
しかし、学会はハナから相手にしないという。

これではいくら立派な言葉をならべて主張し合っても無駄です。
その無駄話を書いてしまいましたが・・・



15. 2010年8月27日 00:53:51: vtOtje0Iu6
11さん、13です。
> その無駄話を書いてしまいましたが・・・
いえ、無駄ではないと思いますのでご返信します。
> 我々はずっと歴史的に教えられてきた常識に対して批判もしない、疑問も持たないとすれば
> 真の学問の発展進歩はあり得ないと思います。
仰るとおり同意します。疑問を持つことは重要なことと思います。医者や科学者になっても権威に屈せず
疑い深い人は多く居ります。そしてそういう人は時に大発見をし、学問を飛躍的に発展させるようです。
ただ、11さんのこの崇高なご主張が、このスレッド(元投稿の真偽性)にそぐわないのが私には残念ですが。

> 「義務教育そのものに洗脳が含まれている」事はあると思います。
> 全部否定ではありません。一部あるでしょう。
一部と仰るなら否定しません。歴史や文学など、立場によって評価が分かれる学問はそうかも知れない..
過去に起きた出来事をどう評価するかといったような分野もそうです。これは検証のしようがありません。
しかし、自然科学は後から誰でも検証できる学問分野なのです.
科学論文の構造は「これこれ、こういう方法でやったら、こんな結果が得られました」という形です。
後から誰でも、記載されている方法を真似して、結果を検証することが可能なのです。

> 異端論でも医学会で発表できる様な体制が無い!
これは、そう言っている方の誤解か曲解だと思います。
科学論文は「これこれ、こういう方法でやったら」の部分が正しく論理立てられていれば、
「こんな結果が得られました」の内容は不問です。勿論、結果に有用性が認められなければ没になります。
それは科学に限らず工学でも何でもそうなりましょう。何ら役に立たなければその研究は無意味ですので。

> 学会はハナから相手にしないという
具体的にどのような論文を投稿したか、発表されようとしたかを知らずに一概には言えませんが、
「これこれ、こういう方法でやったら」の部分に何らかの論理的な問題があったのではないでしょうか?
科学雑誌も大発見(インパクト)に飢えていますので、方法論さえ正しければ喜んで掲載となるはずです。
まあ、査読者(掲載前に内容をチェックするボランティアの科学者)自身の主張と相容れない内容だと、
意地悪されて掲載拒否の判定となることもあるでしょうが、他の雑誌に投稿すれば良いだけの話です。
査読者は毎回異なりますので、付け回されて永延と意地悪されることはありません。
方法論さえ正しく記載されていれば、余程結果が面白くない限りは掲載してくれる雑誌は幾らでもあります。

> 学会のデータでさえも、自己都合のよい方向に導き出す、都合の悪いデータは隠す
いずれ誰かに検証されてしまいますので、データを隠しても無駄です。捏造したらアウト!です。
万が一、データが捏造だったことが明らかになれば、後日その研究者は仲間から相手にされなくなります。
少し前にもTVでニュースになったような..韓国の先生でしたか..?

世の中、もう少し益しな人間で成り立っているとはお考えになれませんか?(政治を除いてですが..)
科学やってる連中はかなり益しだと思いますが..(私の率直な疑問です)

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