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徽宗皇帝のブログ

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撃つ前に敵は誰かを確認しろ
「阿修羅」から転載。
現在の言論人の中で私が高く評価する一人である想田和弘氏らしく、バランス感覚の優れた論評だと思う。もちろん、私も彼に同意見だ。
この事件で「報道ステーション」や「テレビ朝日」を攻撃する意見がネット界には目立つが、それは敵を見誤った攻撃ではないか。
現在の大政翼賛会的マスコミにおいて、テレビ朝日や報道ステーションは、できる限りの抵抗を行い、安倍政権の右傾化や福島原発事故隠蔽姿勢を批判してきた。それに対して安部政権がテレビ放映権剥奪を匂わせるなどの脅迫行為やさまざまな弾圧を行ってきたことを知っているなら、今批判すべきはテレビ朝日や報道ステーションではなく、安倍ファシズム政権そのものだ、というのは明白なはずだ。
自分の言説が、言わば、「仲間を背後から撃つ」ような裏切り行為になっていないか、素人(たとえば岩下俊三氏。彼は元プロだが、現役引退しているから、立場は素人だ。)も玄人(たとえば江川昭子など)も含め、発言者は再確認してほしいものである。


(以下引用)


「「報道ステーション」やテ朝日が傷を負い、骨抜きなるような気がして恐ろしい。:想田和弘氏」
http://www.asyura2.com/15/senkyo182/msg/365.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 3 月 30 日 21:25:06: igsppGRN/E9PQ
   
 
   「「報道ステーション」やテ朝日が傷を負い、骨抜きなるような気がして恐ろしい。:想田和弘氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16995.html
2015/3/30 晴耕雨読

https://twitter.com/KazuhiroSoda


『報道ステーション』で古賀茂明が「官邸の圧力で降板」の内情暴露! 古舘が大慌て http://t.co/guIUMTzxKE


続報! 古賀茂明『報ステ』爆弾発言は菅官房長官の圧力が動機だった! 古賀批判は的外れ http://t.co/CqqFueQbsL


さらに続報! 古賀茂明が『報ステ』放送中・放送後のスタッフとのやりとりをすべて明かした! http://t.co/xV43OeUW04


古賀茂明氏の発言と降板の問題は、「権力」と「報道」について考えるには格好の出来事。


古賀氏の行動にはさまざまな批判もあるが、僕は彼は今の報道のあり方、権力のあり方に対して、一石を投じたかったのだと思う。


古賀氏が安倍政権を批判したくらいで官邸から抗議の電話が局に入ることも異常だし、それを理由に降板させられたのだとしたら、それも異常。


また、今回の古賀氏の発言がこれだけ話題になるのは、いかにテレビ報道が予定調和であるかを示しているとも言える。


それを明らかにしたのは古賀氏の功績である。


一方でこの事件をきっかけに、良心的な報道を続けてきた「報道ステーション」やテ朝日が傷を負い、骨抜きなるような気がして恐ろしい。


思い出すのは、警察の裏金問題を果敢に報じて結局は叩き潰された北海道新聞や、慰安婦や吉田調書報道で徹底的にバッシングされ牙を抜かれた朝日新聞である。


報道ステーションは、テレ朝は、彼らの二の舞になるのだろうか。


これまでの例や日本のお寒い言論環境を考えれば、僕はかなり悲観的である。

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