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徽宗皇帝のブログ

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政府の放射能情報隠蔽
井口和基ブログで知った、「たんぽぽ日記」から転載。
このように、優れた人間の書いた記事に言及されていた人物をインターネットで調べて、自分の「知的人脈」を増やせるというのがインターネットの最大のメリットだろう。ただし、欠点もある。インターネット上での文章というものは、書く方もあまり推敲しないものだし、読む方も熟読はしないものだ。そうした傾向に自分で注意さえすれば、新しい知識が増やせるというメリットは大きい。
ついでながら、この「たんぽぽ日記」を探すのには少々苦労した。同名のくっだらない日常日記ブログが検索上位にたくさんあるせいである。これは検索エンジン側の意図的なものなのか、それとも本当にそれらの日常日記が人気があるのか、疑問である。
下記記事に書かれている政府による情報隠蔽の話は、週刊誌からの引用だが、週刊誌を読む習慣のない私にとっては有難い情報だ。もともと、表マスコミの中でも週刊現代や週刊ポストは「新聞には載せられない情報」が載ることもある、ということは知っていた。だが、有益な情報が毎週載るわけでもないので、週刊誌を買うことはほとんどないのである。だから、重要情報だけをこうして教えてもらうのは嬉しい。これこそがインターネットの利点だ。まあ、「情報は無料であるべきではない」という考えの人もいるだろうが、それを知らせることが社会全体のためになるという情報はむしろ無料で流すべきだろう。その逆に、そうした情報を隠蔽することは犯罪に近い。


(以下引用)


2011年04月28日

今週の週間ポストより

今週の週間ポストはいいな。
まるで私のブログのように菅政権の企みを暴いている。

まだ発売中だから週末に買って読んでみるといい。
新聞などよりはるかに政治の世界が見えてくる。

読売や朝日は時の権力とくっついているから、
(国民の思想を哲学的目的に合致させるために)
権力者を変えたい時でなければキャンペーンを張らない。

アメリカ政府が田中角栄を排除したい、
小泉を応援したいといえば、
それに従うであろう。

賄賂を仕掛けた側のロッキード社がお咎めなしで、
「仕掛けられた」側の角栄だけがお蔵入りでは、
裁きが逆であろう。

仕掛けた側が落としいれようとしていたことは明らかなのに、
騙された側が罰せらてしまう。

テレビで言えば、「どっきり」を仕掛けられて金を受け取った人間が牢屋に入れられ、
仕掛けた側は涼しい顔、娑婆で過ごしているようなものだ。

欧米の政財界の悪行は留まるところを知らない。


「菅おろし」は政界やネットで機運が広がっているが、
新聞やテレビが動き出さなければ確定的なものにはならない。
大手メディアの背景には欧米支配者がいるから、
大きな仕事をやり遂げた菅を評価する彼らから指令がない限り、
メディアは簡単には動き出さない。

ただ、「大連立」に向けての動きは確かにある。
そのときは思い切って菅の首を切るだろう。

彼らの目的は別に菅をヒーローにすることではない、
彼らのアジェンダを進めることにしか関心はない。
菅はそのための駒である。

週間ポストの記事を少し引用させてもらう。
内容は私が主張してきたような事柄だが、
企業である分調査は細かい。


-以下、週間ポスト5月13日号より引用-

福島県に「公表するな」圧力

本誌はもうひとつの許しがたい嘘を掴んだ。
停電の嘘が国民財産への挑戦なら、
こちらは国民の生命を脅かす重大な背徳行為である。

政府には、原発事故発生の際に稼動する「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(通称SPEEDI)」がある。


SPIDEEには、全国の原子力施設の炉型や周辺地形などがデータとして組み込まれている。
原発事故が発生して射性物資が放出されると、気象庁のアメダスと連動して、風向きや風速、
気温などから放射性物資の拡散を予測して図形化し、最大79時間後までの飛散を予測する能力を持つ。

所管は文部科学省で、傘下の財団法人・原子力安全技術センターが運用する。
そこから専用回線で政府の原子力安全委員会、関係省庁、都道府県の端末にリアルタイムで情報が送られる。

それを元に関係自治体が住民に「放射能警報」を出システムである。

-中略-

政府はマニュアル通りに原子力安全センターに指示し、
SPEEDIは緊急モードで動き始めた。
同センターはこう説明する。

「SPEEDIの拡散試算図の配信を11日の17時ごろからスタートさせました。
それ以降、1時間ごとに状況を計算し、原子力安全委などの端末送っています。
試算図は合計6500枚ほどです」

ところが、肝心の「放射能警報」は一度も発せられることがなかった。

-中略-

SPEEDIを担当する文科省科学技術・学術政策局内部から重大証言を得た。
「官邸幹部から、SPEEDIの情報は公表するなと命じられていた・・・・略

システムどおり、福島県庁にもSPEEDIの試算図は当初から送られていたが、
県は周辺市町村や県民に警報を出していない。
その理由を福島県災害対策本部原子力班はこう説明した。
「原子力安全委が公表するかどうか判断するので、
県が勝手に公表してはならないと釘をさされました」

福島県は、玄葉光一郎・国家戦略担当相や渡部恒三・民主党最高顧問という菅政権幹部の地元だ。
玄葉氏は原子力行政を推進する立場の科学技術政策担当相を兼務しており、
渡部は自民党時代に福島への原発誘致に関わった政治家である。

この経過は国会で徹底的に解明されなければならない、。
「政府が情報を隠して国民を被爆させた」とすれば、チェルノブイリ事故を隠して、大量の被爆者を出した旧ソビエト政府と全く同じ歴史的大罪である。

しかも、その後も「安全だ」と言い続けた経緯を考えると、
その動機は「政府の初動ミスを隠すためだった」と考えるのが妥当だろう。

-引用終わり-



政府はSPEEDIによって、早期に飯館村が大量の放射線物資で汚染されていることを知っていた。
IAEAが飯館村を計測したのもそのためである。

そして飯館村住人には、「安全だ」と言い続けながら、
彼らが被爆するのを待った。

「人類の進歩には犠牲が必要である」

チェルノブイリ近くの建物に書かれた、
あのスローガンが思い浮かぶ、


ただ、これは飯館村だけの問題ではない、
飯館村は日本人の象徴であって、
被害は全国に及ぶだろう。

私たちは日々、放射能との戦いに強いられる時代を迎えた、
政治家や大マスコミが国民を騙し、守らないからである。


ただ、宗教系の団体が「無政府主義」を実現するため、
国家破壊のデモを開始する恐れもある。

デモはやるべきだが、暴力に訴えては.、
フェースブックに利用された中東の二の舞になる。

投石や火炎瓶、焼き討ち、略奪、暴行などといった暴力行為は一切許されない
非暴力によって政権交代を訴えるべき、ときである。

SPDEEIの公表を阻んだ官邸幹部は誰なのか?
いずれにしても、その責任者は菅である。

ただ、菅が辞めても、仙石や枝野、玄葉、海江田、連舫など、
国民の犠牲を放置した連中が残っていては、
何も変わらないであろう。

中でも、言葉で国民を騙した枝野と菅の罪は特段に重いが、
仙石が裏で暗躍していた可能性否定もできない。

全共闘によって作られた菅政権が、ソ連に似ているのは当たり前のことなのだろう。

Posted by tanpopo at 20:34 | 日記 | |

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