今後の社会は、ますます格差が激しくなってゆくのが必然だと私は考える。

それが正しいとか悪いだとかは断定はしない。

日本の未来は格差のある社会となっていかざるをえなくなるということだ。

そこで、未来の格差社会とはどのような社会構造になっているのか。

①超富裕層   巨大な経済力、それに伴う政治権力を手中する。
          巨大金融、巨大企業グループオーナー。
          純資産100億円以上無限大。年間収入不明。
          

②中産富裕層  総資産から負債一切を差し引いた純資産額で5億円以上、また、年間収入3000万                 円以上。名門大学卒、会社オーナー、経営者。

③一般富裕層  純資産1億円以上、また、年間収入2000万円以上。
           開業医、売れっ子弁護士、会計士など専門職、トップ官僚、大企業幹部など。

④上級中間層  年間収入1200万円以上。
           大企業エリート層、上級官僚など。

⑤一般層     年間収入600万円以上。
           一般労働者層。

⑥下流一般層  年間収入400万円程度。
           一般単純労働者。

⑦下流階層    年間収入200万円以下。

⑧生活保護    ---

⑨路上生活者   ---



公務員など安定した所得層が少なくなり、民間主体の競争の激しい不安定な社会になる。

ブラック企業の存在は当たり前になる。

企業の倒産、失業、転職は日常茶飯事となり、上下階層の水準差が激しくなる。

人口の大部分が、⑥から⑨であって、ほとんどは夢も希望のない人生を送ることになる。

また、①、②の階層は、代々固定化される。

子供は、名門私大の付属一貫校で高額な教育を受け、やがて、親の家督を継ぐ。

富は代々引き継がれる。

階層間の交流は全くなく、隔絶される。

各階層のライフスタイルは秘匿となり、表面化しない。




実態として、現況においても、貧富の差は拡大中だが、下層の人々を見ていると、何で、そう好んでまで、貧乏な暮らしをするのか、と感心してしまう。貧乏するのが趣味なのか、ってね。

日本全体からすれば、相当なカネ余り状態であって、なぜ、貧富格差が拡大し、富裕層と貧困層の生活水準がこうも違うのかと不思議なくらいだ。

逆に、なぜ、超カネ余りニッポンで、大量の貧困者が発生するのかというと、中央官僚が、自分たちの生活確保を前提に、恣意的に、格差社会を演出しているからだ。

実際には、日本国民の財産は相当水準で余剰状態なのだが、その富を使い込んでるのが、日本国民以外の別の外国人なのだ。

例えば、なぜ、かつて株式会社ニッポンの主力企業だった「ソニー」が倒産もあるうる水準までに停滞しているのかも同様の問題であって、日本人が溜め込んできたソニーの累積利益を、外国人が消費し、放蕩三昧しているからに他ならない。

要は、そんな外国人への利益誘導を繰り返しているのが、中央官僚なのだ。

中央官僚は、国民の幸福の追求なんかよりも、自分たちの幸福の追求が最大のテーマであって、自分たちの宗主国サマである米国の命令を唯々諾々と従っていさえすれば、官僚としての利権が最大限に保護されると考え、またそのように洗脳されているからだ。

実際に、トップ官僚は、米国に留学し、「米ドルを守ることが、官僚の仕事である。」と洗脳されニッポンに送り返される慣わしになっている。

これは、中国も同様であって、ニッポンのコピーを目指す中国共産党幹部やエリート官僚は、ニッポン同様に米国に留学し、洗脳されて、中国に戻される。

何も知らないのは、分厚い層を誇るアホの一般層、下層階級だけだ。

これからの方向性は、官僚よりも民営化だから、大企業エリート層や中小企業経営者などがターゲットになり、洗脳工作されていく可能性が高いと考える。

つまり、大企業層トップエリート、中小企業経営者、企業家が優遇され、比較的高所得者を優遇する税体系に変更されるだろう。

逆にいえば、⑥以下の一般層は従来から見れば、冷遇されるということ。

⑦、⑧、⑨の該当者は、切り捨てられる方向になってしまうだろう。

これは私が望んでいるのではなく、そのような二極化社会に今後変貌してゆくということだ。