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<転載開始>
2024年3月22日
Moon of Alabama
欧米諸国のウクライナ支援が揺れており、今や地上部隊投入にまでエスカレートしたため、ウクライナでの特別軍事作戦を、ロシアは本格的戦争という、より大きなものに移行せざるを得なくなった。
先月、ウクライナ軍情報総局GURと民間諜報機関SBUはロシア大統領選挙を妨害しようと試みた。彼らはこれを下記の方法で実施した。
a. ベルゴロド(ベルゴグラード)方面のロシア国境の村を攻撃するためにアメリカ製車両(ブラッドレー)を備えた軍隊を派遣し、
b. チェコのヴァンパイア(RM-70)多連装ロケットシステムでミサイルをベルゴロドに向け発射し、
c. ロシア石油精製所に対する無人機攻撃をある程度成功させた。
ロシア選挙は記録的な投票率だった。予想通り、プーチン大統領が大差で勝利した。彼の正当性は地政学的現実だ。
NATO拡大の狙いが、アメリカ覇権の永続化であり 、脱ドル化が、その覇権を支える欧米金融制度の埋葬だとすれば、その歴史的過程で、プーチンは極めて重要な役割を演じている。プーチンが2030年まで権力の座にとどまり、連邦議会での画期的演説で語ったロシア社会経済計画の野心的青写真の半分でも実現すれば、世界の戦略的バランスは取り返しがつかないほど変化し、21世紀政治で、いざという時の頼みの綱として多極世界秩序を確固たるものにするはずだ。
欧米はそれを知っており、ロシア国民も知っており、大多数の国々も、それを知っている。そんな訳で、これはプーチン個人の勝利というだけでなく、彼を取り巻くロシア社会の統合であることも理解しなければならない。それが、先週の選挙がこれほど重要な問題に変わったことを説明する。
選挙も終わり、ロシアは自由に反撃できるようになった。
Moon of Alabama @MoonofA - 2024年3月20日 13:24 UTC
ロシア国防省、前日ウクライナ人死傷者1725人(ベルゴグラード方面だけで650人)と主張
https://function.mil.ru/news_page/...
過去6日間で、ベルゴロドを標的にするチェコのVampireシステムに9発以上命中したとロシア国防省報告書は主張している。
かくして、ウクライナによるベルゴロド侵攻は失敗した。
水曜日、ジェイク・サリバン国家安全保障担当大統領補佐官がキーウを訪問した。彼が言わなかったことで、彼は注目された。
戦争後、主権国家、民主国家、自由国家としてウクライナが存在すれば勝利だとジェイク・サリバンアメリカ家安全保障担当補佐官は述べた。その際、彼は、勝利の条件として、ウクライナの領土保全回復に言及しなかった。
サリバンはキーウに警告を発したと考えられている。フィナンシャル・タイムズ紙はこう報じている(アーカイブ)。
協議に詳しい関係者三人によると、無人機攻撃は世界の石油価格を押し上げ、報復を引き起こすリスクがあるとウクライナに警告し、ロシアのエネルギー・インフラ攻撃をやめるようアメリカは促した。
ワシントンの度重なる警告は、ウクライナの国家保安庁やSBUやGURとして知られる軍情報総局高官にも伝えられたと、これらの人々はフィナンシャル・タイムズに語った。
2022年2月にクレムリンが全面侵攻を開始して以来、両諜報機関は、陸、海、空でロシア標的を攻撃するために、独自のドローン計画を着実に拡大してきた。
アメリカの懸念は、ウクライナのことではなく、バイデン再選の可能性だ。
石油・ガス部門に欧米諸国が制裁を科しているにもかかわらず、ロシアは依然世界で最も重要なエネルギー輸出国の一つだ。今年に入って原油価格は約15%上昇し、1バレル85ドルとなり、ジョー・バイデン大統領が再選に向けた選挙運動を開始する直前に、燃料費を押し上げた。
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今年ガソリン価格が上がり、15%近く上昇し、1ガロンあたり約3.50ドルとなり、バイデンは厳しい再選戦に直面している。「現職アメリカ大統領にとって、選挙年に石油価格が高騰することほど恐ろしいものはない」とコンサルタント会社ラピダン・エナジー社長で、ホワイトハウスの元エネルギー顧問ボブ・マクナリーは言う。
ウクライナ政府はFT報道を否定し、肯定した(機械翻訳)。
これに先立ち、フィナンシャル・タイムズ紙に「アメリカのパートナーの呼びかけは理解している」とオルガ・ステファナシナ副首相は述べ、この情報を確認したが、呼びかけに応えて、ウクライナはロシア連邦領土で「目標を達成」し「非常に成功した作戦」を実施した。
報復を誘発するというサリバンの警告は遅すぎた。
昨日、44日ぶりにロシアはキーウに対しミサイル攻撃を仕掛けた(アーカイブ)。
キーウを標的としたロシア・ミサイル31発全てを防空システムが迎撃したとウクライナ空軍が発表した。それでも撃墜されたミサイルの残骸が市内各所に落下し、負傷者や被害が出た。これまでのところ死亡例は報告されていない。
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過去ロシアが標的にした産業施設があるポディルスキー地区では、早朝から黒煙が立ち上り、攻撃を示唆していた。この地域の変電所で火災が発生したとクリチコは述べた。戦略的産業・軍事目標への攻撃をウクライナ当局は、めったに認めない。
...
木曜のキーウ攻撃は、弾道ミサイルや極超音速ミサイルを含む様々なミサイルを複数回発射し、12月下旬空爆時にロシアが使ったウクライナ防空網を圧倒する戦略を反映している。ウクライナ当局によると、月に115発以上の長距離ミサイルを生産する能力があるにもかかわらず、ここ数カ月、ロシアは大規模ミサイル攻撃を比較的減らしている。
昨日のロシア国防省報告書はこう述べている。
昨夜、ウクライナ軍の意思決定センターや、兵站基地、特殊作戦部隊と外国人傭兵の臨時展開地域に、ロシア航空宇宙軍はキンジャル極超音速ミサイルを含む長距離精密兵器による攻撃を行った。
攻撃の狙いは達成された。全て標的に命中した。
このようなロシア攻撃は複雑だ。ウクライナ防空システムを特定するため最初ドローンが送られる。その後、これらシステムに対する攻撃の波が続く。その後、攻撃の本当の標的に対し三度目の攻撃が開始される。今回、標的はキーウの無人機工場と軍諜報機関GUR本部だった。
今日も大規模攻撃が続いた。主な標的は電力インフラ施設だった。
ウクライナのインターネット・アクセスは大幅に低下した。
これもまた複雑な攻撃だった。
シャヒード無人機63機のうち55機をウクライナの防空システムが撃墜したと主張している。しかし、イスカンデルや、ダガー、S-300は突破した。
ロシア国防省はこう報じている(機械翻訳)。
本日、ロシア連邦軍は、エネルギー施設や軍産複合体、鉄道分岐点、兵器庫、ウクライナ軍編隊配備場所、外国人傭兵に対し、空、海、陸上、無人航空機の高精度長距離兵器による大規模攻撃を行った。
攻撃の結果、武器、軍事装備、弾薬生産と修理のための工業企業機能が混乱した。
更にNATO諸国からウクライナに供与された外国の軍装備品や武器が破壊され敵予備軍前線への移動が途絶え、戦闘能力回復用地域のウクライナ軍部隊や傭兵が攻撃された。
大規模攻撃の狙いは全て達成された。
欧州政治家の中には、この戦いに加わりたがっている者がいる。
今日実証された通り、ロシアは準備ができている。だが依然練習中のマクロンとは違い、ロシアは既に本気で立ち向かっている(機械翻訳)。
ペスコフ大統領報道官:ロシアは戦争状態にある、全員これを理解すべき
記者団との会話で、ウクライナ軍事力がロシア国民と領土の安全を脅かせないようにすべく形ロシアは行動し続けると彼は述べた。
「大統領は、こう言っているのだ。ロシア連邦に四つ新地域ができた。我々にとって最も重要なことは、これら地域の人々を保護し、現在キーウ政権に事実上占領されているこれら地域の領土を解放することだ」とペスコフは述べた。
大統領報道官によれば、新たな地域の領土は言うまでもなく、クリミアを奪取するため、あらゆる手段を用いる意図を明言している国が国境に存在するのをロシアは許容できない。
「我々は戦争をしている。そう、それは特別軍事作戦として始まったが、この小さな集団がそこで結成されたとたん、欧米総体がウクライナ側でこれに参加し、それは既に我々にとって戦争となった。私はそう確信している。そして国内動員は、このためであること全員理解するべきだ」とペスコフは付け加えた。
ペスコフの宣戦布告談話と並行して、ロシアは爆薬を1,400kg搭載した3トンの巨大なFAB-3.000空中爆弾大量生産を発表した。これらは現在使用されているFAB 500やFAB 1.500同様、爆弾は発射後約40マイル滑空し、想定された目標を高精度で攻撃可能にするユニバーサル・プランニング・アンド・コレクション・モジュール(UMPC)を搭載している。このような攻撃に耐えられるものはほとんどない。
大いに推薦する著書「ロシアの戦法」で、現在のウクライナでの戦闘が、より大きな文脈で「特別軍事作戦」として始まった理由を、スイスの元軍諜報員ジャック・ボーが下記のように説明している。
「戦争」という用語の使用は、ウクライナでロシア人が構想していたものと異なる行動構造を暗示し、ロシア国内自体で別の構造的含意を持つはずだ。しかもNATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長自身が認めている通り「戦争は2014年に始まり」、ミンスク合意で終わるべきだった。それゆえ、SMOは多くの欧米「専門家」が主張するような新たな「戦争」ではなく「軍事作戦」だ。
それは当時の話だ。今やロシアは戦争状態にある。
ボーが言う通り、これにはロシア国内や国外で、異なる行動構造や別の構造的意味合いがあるだろう。
ロシアとの戦いを夢想している「欧米」政治家連中は、戦争に加わろうとした瞬間、自軍に何が襲ってくるか全く考えていない。
だが、NATO、特にアメリカ合州国は戦争するまい。少なくとも今のところ。
パレスチナ人に対しシオニストが行っている大量虐殺戦争でバイデン大統領は手一杯だ。アジアで突然戦争が始まる可能性もある。(北朝鮮は武力を誇示するよう要求されるだろうか?)
地球規模の多正面戦争で、アメリカもヨーロッパも勝てる体制にない。関係諸国の軍事指導者連中は、このことを良く知っている。
その結果「欧米」政治家連中は決定的な戦略的敗北という辛い経験をせねばなるまい。
記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2024/03/russia-is-at-war-.html#more
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怖い物見たさで大本営広報部モスクワ・テロ呆導を瞥見。素直に宗主国発表を通りIS説を主張する元モスクワ特派員やら評論家。あの類特派員記事は読みたくないので購読しない。背後はウクライナではなく、ISだとかたくなに主張する加害者一味の宗主国ではなく、テロ被害に遭った被害者で、実行犯を捕らえたロシア当局が、犯人はウクライナ方向に逃げた、ウクライナが怪しいと言っているのだ。IS説をオウム返しする属国評論家諸氏諸嬢、ロシア当局より強力な情報源をロシアにお持ちなのだろうか。
スコット・リッターもスレボダもISの犯行などとは言っていない。
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What Did The U.S. Know Ahead of Moscow Terrorist Attack Claimed by ISIS-K? w/ Mark Sleboda 27:06
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「アゾフの正体がようやく一般メディア『デイリー新潮』でも報道されはじめた! アゾフ連隊は『ヤク中』でマリウポリの治安を破壊していた!」
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