「東京都庁は伏魔殿」と言ったのは美濃部亮吉だったか誰だったか忘れたが、石原慎太郎は、それを盗用している。作家のくせに著作権侵害だww まあ、自分の都知事時代の悪行の責任を東京都の役人に押し付けようとしているだけだろう。
で、東京都庁の役人が魔物ばかりかどうかは知らないが、魔物は魔物でも「使い魔」でしかない。上(都知事)から指示されたらそれに従うしかないのだから、自分の都知事時代の失敗を役人に押し付けるのは無理筋である。
ということで、石原慎太郎がなぜ豊洲新市場の建設予算をケチったかのいきさつが下の記事でよく分かる。「新銀行東京」の大失敗で、カネが他の事業に回せないから、「安く上げろ」と下の人間に指示した結果というわけだ。つまり、完全に石原慎太郎のせい。
(以下「ギャラリー酔いどれ」から引用)
◆http://news.infoseek.co.jp/article/gendainet_347642/
日刊ゲンダイDIGITAL / 2016年9月18日
◎食の安全より保身 … 石原元知事が「盛り土」ケチった事情
なぜ専門家会議が提言した「盛り土」が行われず、地下に空間がつくられたのか――。
東京都の豊洲市場問題の大きな焦点だ。
石原慎太郎元都知事は、「私はだまされた」「他人任せにしてきた」などと
呆れた発言を繰り返しているが、当時の状況を調べてみると、
工法変更の裏に経営危機に陥った「石原銀行」の存在があった。
慎太郎氏の責任は重大だ。
豊洲市場予定地で環境基準の4万3000倍という高濃度のベンゼンが
検出された08年5月。
土壌汚染対策について当時の慎太郎知事は定例会見でこう発言している。
〈もっと費用のかからない、しかし効果の高い、そういう技術があるかもしれない〉
(08年5月16日)
技術的なことをリサーチするのは私たちの責任。
いたずらに金をかけることで済むものじゃない〉(08年5月23日)
その年の7月に専門家会議の最終報告で「盛り土」が提言されるのだが、
それまでの過程で慎太郎氏が、
汚染対策にかかる“カネ”をしきりに気にしていたことがわかる。
安全よりも工費優先か、とツッコミたくなるが、
費用を抑えるのは都民のためじゃない。
ズバリ“保身”だ。
■1400億円救済で針のムシロだった
都庁の内情に詳しいジャーナリストの広野真嗣氏がこう言う。
「専門家会議の最終報告を愚直にそのまま実現しようとすると、
費用は1000億円を超えると推計されました。
タイミングの悪いことに、その直前の08年3月の都議会で
経営不振だった『新銀行東京』について、
1000億円の減資と400億円の追加出資を決めたばかりだった。
そのため当局は、豊洲の土壌汚染対策について、
新たな財政支出をなるべく抑えた上で、
効果的な方法を模索せざるを得なくなったのです」
慎太郎氏の“肝いり”で05年4月に開業した「新銀行東京」は、
計画段階から都庁内で「自治体が税金を投入して銀行を経営して大丈夫なのか」と
懸念された通り、多くの融資が不良債権化し、わずか3年で
1016億円の累積赤字に転落した。
事実上の倒産状態を救済するため、東京都は08年3月の議会に
1000億円の減資と400億円の追加出資を提案。
議場にヤジと怒号が飛び交う中、慎太郎氏が
「都民の皆さまに、深くおわび申し上げます」と頭を下げ、
提案を通してもらったのだった。
1000億円の血税をドブに捨てた直後で、針のムシロの慎太郎氏だ。
これ以上、都民に批判されないよう、豊洲問題で
さらなる1000億円規模の支出は何としても避けたいと考えたのは、
想像に難くない。
「そもそも石原知事は豊洲市場のことに関心がなかった」(都庁OB)
という声もある。
都民のための「食の安全・安心」にカネをかけるより、自分のメンツが大事。
やはり豊洲問題の真犯人はこの男だ。
無責任な態度は許されない。
で、東京都庁の役人が魔物ばかりかどうかは知らないが、魔物は魔物でも「使い魔」でしかない。上(都知事)から指示されたらそれに従うしかないのだから、自分の都知事時代の失敗を役人に押し付けるのは無理筋である。
ということで、石原慎太郎がなぜ豊洲新市場の建設予算をケチったかのいきさつが下の記事でよく分かる。「新銀行東京」の大失敗で、カネが他の事業に回せないから、「安く上げろ」と下の人間に指示した結果というわけだ。つまり、完全に石原慎太郎のせい。
(以下「ギャラリー酔いどれ」から引用)
◆http://news.infoseek.co.jp/article/gendainet_347642/
日刊ゲンダイDIGITAL / 2016年9月18日
◎食の安全より保身 … 石原元知事が「盛り土」ケチった事情
なぜ専門家会議が提言した「盛り土」が行われず、地下に空間がつくられたのか――。
東京都の豊洲市場問題の大きな焦点だ。
石原慎太郎元都知事は、「私はだまされた」「他人任せにしてきた」などと
呆れた発言を繰り返しているが、当時の状況を調べてみると、
工法変更の裏に経営危機に陥った「石原銀行」の存在があった。
慎太郎氏の責任は重大だ。
豊洲市場予定地で環境基準の4万3000倍という高濃度のベンゼンが
検出された08年5月。
土壌汚染対策について当時の慎太郎知事は定例会見でこう発言している。
〈もっと費用のかからない、しかし効果の高い、そういう技術があるかもしれない〉
(08年5月16日)
技術的なことをリサーチするのは私たちの責任。
いたずらに金をかけることで済むものじゃない〉(08年5月23日)
その年の7月に専門家会議の最終報告で「盛り土」が提言されるのだが、
それまでの過程で慎太郎氏が、
汚染対策にかかる“カネ”をしきりに気にしていたことがわかる。
安全よりも工費優先か、とツッコミたくなるが、
費用を抑えるのは都民のためじゃない。
ズバリ“保身”だ。
■1400億円救済で針のムシロだった
都庁の内情に詳しいジャーナリストの広野真嗣氏がこう言う。
「専門家会議の最終報告を愚直にそのまま実現しようとすると、
費用は1000億円を超えると推計されました。
タイミングの悪いことに、その直前の08年3月の都議会で
経営不振だった『新銀行東京』について、
1000億円の減資と400億円の追加出資を決めたばかりだった。
そのため当局は、豊洲の土壌汚染対策について、
新たな財政支出をなるべく抑えた上で、
効果的な方法を模索せざるを得なくなったのです」
慎太郎氏の“肝いり”で05年4月に開業した「新銀行東京」は、
計画段階から都庁内で「自治体が税金を投入して銀行を経営して大丈夫なのか」と
懸念された通り、多くの融資が不良債権化し、わずか3年で
1016億円の累積赤字に転落した。
事実上の倒産状態を救済するため、東京都は08年3月の議会に
1000億円の減資と400億円の追加出資を提案。
議場にヤジと怒号が飛び交う中、慎太郎氏が
「都民の皆さまに、深くおわび申し上げます」と頭を下げ、
提案を通してもらったのだった。
1000億円の血税をドブに捨てた直後で、針のムシロの慎太郎氏だ。
これ以上、都民に批判されないよう、豊洲問題で
さらなる1000億円規模の支出は何としても避けたいと考えたのは、
想像に難くない。
「そもそも石原知事は豊洲市場のことに関心がなかった」(都庁OB)
という声もある。
都民のための「食の安全・安心」にカネをかけるより、自分のメンツが大事。
やはり豊洲問題の真犯人はこの男だ。
無責任な態度は許されない。
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