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徽宗皇帝のブログ

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日本の人口減(非婚化)とその対策
「世に倦む日々」ツィッターで知った記事だが、好記事である。しかし、これは世間の大半の人が知っていることを言語化しただけでもある。もしも「日刊ゲンダイ」が、この発言を画期的だと思って掲載したのなら、彼らも大衆から乖離した存在だ、ということだ。そして、この記事は日本社会の非婚化の本質的な原因(若者の貧困の原因)や改善策はストレートには言っていない。つまり、派遣社員システムの中抜き構造や企業の労働分配率低下、内部留保の積み上げ、政府による増税と社会保障費の増大、電気料金など生活に不可欠な公的料金の増大などである。

まあ、昔のお見合いにおける仲人のように、他人の面倒を見る人間が少なくなったということもある。独身生活の気楽さ、手軽さに比べ、結婚することへの疑問(子供を持つことも含め、デメリットの可能性)は多くの若い人が持っているだろう。ネットでは子育ての苦労や毒親を持つ子供の苦しみなどがこれでもかこれでもかと言われているのだから、自分は独身のまま一生を終えてもいい、食事などコンビニ弁当で十分、洗濯も掃除も洗濯機や掃除機がやるだけだ、という若者が大多数になるのは当然だ。
つまり、結婚によほど大きなメリットを付けない限り、日本の人口減は雪崩化するだけだろう。まあ、地方には空き家が膨大にあるのだから、それを政府が買い上げて、結婚祝いにプレゼントでもしたらどうか。もちろん、リフォーム費用も政府が出せば、地方はそれだけ潤うことになるし、地方の人口が増えて活性化するだろう。もはや都会は大企業の本社がある以外には存在意義はないような気がする。インターネットがあれば世界と直接つながるのだから。



(以下引用)赤字は徽宗による強調。


社会学者・山田昌弘氏に聞く少子化対策“失敗の本質”「最大の原因は未婚化。低収入の男性は選ばれない」


配信

日刊ゲンダイDIGITAL

中大文学部教授の山田昌弘氏(C)共同通信社



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